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「イオンでは電動自転車を8万円で買える!」のコピーを見て、そもそも相場はいくらだよとDeep Researchで調べてみた

こんなキャッチコピーを見ました。
https://news.goo.ne.jp/article/smartmag/trend/smartmag-86514.html

「イオンでは電動自転車を8万円で買える!」

イオンがそういってるなら、そうなんだろう。
そもそも私は電動自転車の相場を知らないので、世間に”8万円が安い”イメージをもたせるコピーなら、他はどれだけ高いんだよと。

この話題を掘り下げるため、Deep Researchを使ってみた。

おめえの出番だ!Deep Research!!

そんなわけで、Geminiの機能「Deep Research」を使って、電動自転車の相場を調べてみました。
プロンプトはこんな感じ。

イオンが「電動自転車を8万円で買える!」というキャッチコピーを出しています。電動自転車で8万円は全体の相場からして安いのかしりたい。現在発売されている電動自転車で、販売価格を調べて、価格ごとに集合体としてまとめて%で示して

雑プロンプト例

該当するウェブサイトから情報を集めるので、結果表示までは結構時間がかかる。
自分でやるよりは確実に速いし、チャットタブから抜けてもいいらしいので、一度動かしておけば別の作業に移れるのはありがたいですね。

結果はGoogleドキュメント形式でレポートされます。

実際はもっとあるけど販売されている車種と価格を取得している

こんな感じで、各メーカーから発売されているモデル名と価格に用途を、ありがたくまとめてくれています。
正直ここはいらないけど、次の「相場」を証明するデータとして必要ではある。

指定した通り

電動自転車の価格帯は、10万円以上をよく耳にしていたので、概ね想像通りの相場かなと。
こうやって実情を知ると、”イオンなら8万円”がいかに強力かわかりますね。

市場調査に使うならアリよりのアリ

Deep Researchに指示してから結果表示まで、通常よりも時間はかかるものの、自分で調べにいくよりも早いことは確か。
特定の業種で毎回同じリサーチするならPythonのほうが楽になることも確か。
商品の価格調査ならPythonが強かったけど、Deep Researchはプロンプトで汎用性があるから、マーケティング部門の有益な調査員に使えますね。

懸念されるのはハルシネーション。
今回のリサーチみたいに、あらかじめ大雑把な結果を調べておけば、大きな間違いをやらかしてないかはわかるはず。
該当KWからウェブサイトを回って調べるので、オウンドメディアが少なく広告案件が充実しているKWを選んでしまうと、クソみたいな結果が返ってくるかもしれない。
市販の製品リサーチなら、公式サイトが必ずあるので、信頼性は増すと思う。


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さしし
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