メルカリNFTってどうなん?
NFTはまだ終わっちゃいねぇ!の意思を感じる。
日本国内で新しい売買プラットフォームとして認知されれば、新たな稼ぎ場としてAIクリエイターが猛威をふるうかもしんない。
リリース直後はOpenSeaの代理店みたいなもの
現在のメルカリNFTは、NFT売買プラットフォーム最大手の「OpenSea」で出品されているものを売り買いできる模様。
端的にいえば、代理店ですね。
最大のメリットは取引に使う通貨にあります。
NFTの購入はブロックチェーン上のウォレットが必要で、そのサービスもまぁまぁ無数にあるわけですよ。
メルカリは「メルコイン」があるので、それを利用しているならウォレットがありますが、その他のユーザーは所持していません。
メルカリNFTは、メルカリの取引で使う”お金”で売買が可能になります。
てことは、物を売った金額で買うこともできるし、カード利用したポイント還元が使えるし━━で、利用可能なユーザー層が今までより増えることが期待できます。
NFTブームは去ったし、サーバーは生成AIにリソースを食われている現在。
要となるVR活用は、まだこれからな分野ではあるし、リリースの舵切りでは悪くないタイミングだと思います。
懸念ポイントはあるのか
メルカリ上で個人売買可能になったら、雑すぎる不正NFTをどう防ぐかが課題じゃないかなと。
オンラインの闇市とも揶揄されている場所ですし、取引トラブルに運営が感知しない報告も多々あって、ニュースになったり問題化されています。
NFT登場当時は、Midjourneyがギリ頑張ってたくらいだけど、現在は多種多様な画像生成に3D・ムービーなどなど、生成AIでハイクオリティを作成するのも簡単になりました。
それに価値をつけるのは、市場で取引する人たちになるものの、雑や詐欺チックな出品が多すぎると、ユーザーの離れる要因にもなります。
ごっちゃな闇市を露店街と受け止め、芥溜から宝石を探す楽しみもあります。
これでメルコインの価値が瀑上がりしたら、それはそれで面白い。