特定の部屋だけWi-Fiを入れないためにはどうすればいいか

ふと思った。
学校や会社内で携帯スマホを持っている場合、まあどこでも4Gなり5Gは入るじゃないですか。
隠れて1人でサボるなら、トイレの個室が最適なわけですよ。

それを防止するため、「特定の室内で電波を入らないようにするには?」を考えてみたら、大雑把に3つくらい方法があるかなと。


特定の部屋だけ電波を入れないようにするには?

  1. ログを見てよく使っているIPを弾く

  2. 室内を電波遮断シートなりで囲う

  3. 無線ルータの指向性アンテナで電波制御して頑張る

ログから特定のIPアドレスをBANする

無線LANで一番カンタンなのは、接続パスワードを教えないこと。

学校内や会社内の無線LANで困っているなら、パスワードは共通だろうし、この手段は無理なので、アクセスログを見てよく接続しているIPアドレスを排除するのが手っ取り早い。

とはいえ、IPアドレスは接続時に「自動的に選ぶ」ことができるし、相手がなーんも知らずアドレス変更をしなければ━━の話。
むしろ横取りタイプは、「突然繋がらなくなった!ふざけんなよ!」と怒り狂うだろうから、あぶり出しにBANは有効。

ただし、4G5Gなどのモバイル通信を遮断するのは無理。
だから別の方法を取りましょう。

モバイル通信を遮断するならあらかじめ部屋を「遮断前提」で考える必要がある

モバイル通信は(基本的に)全国どこでも繋がるのが強みです。
特定の部屋だけ排除するのは、通信会社でも「面倒臭すぎる」ため、頭にアルミホイル巻いたほうがいい的なスラングを実行したほうがいいです。

つまり、部屋全体を電波遮断シートなどで覆う方法ですね。

トイレに籠もるのは用意に想像できし、静電気や電波の存在が重大な事故に繋がる部屋などは、壁紙に電波遮断タイプを使いたくなります。
壁を分厚いコンクリや鉄製にすることで対応も可。
シンプルに考えると、その部屋だけ電波を通さなければいいわけです。

ちなみにガチガチのエグい性能の防音室にすると、電波もある程度遮断されるため、中で無線インターネッツをするなら有線にしたほうがいいです。

無線ルータの指向性アンテナを活用する

Wi-Fi6の高機能ルータは、指向性アンテナに電波制御ができたりするので、特定の部分に届きにくくすることは可能です。

仮に子どもが部屋で家庭内Wi-Fiを使いまくり、ネットゲームに依存することを防ぎたいとか、邪魔をする目的があるなら、この方法もアリでしょう。
1階にルータを置いて、子ども部屋が2階にあるなら、その方角にアンテナを向かせなかったり、意図的に電波を弱くする方法があります。

注意すべき点は、対策後に対象者が「すべてを破壊するもの」に進化しないことを祈るばかりです。

完全にその部屋だけ電波を入れないようにするには建設前から考える必要がある

ここまで紹介してきたのは、あくまで”簡易的な対処方法”です。

さらにガチな電波遮断の方法として、フェラデーケージを採用することが考えられます。
フェラデーケージとは、金属メッシュなど導電性の物質で部屋全体を覆ったりすることで、電波を完全に遮断する方法です。

導電性の金属で対象を囲うと、電波が吸収されたり反射して通るまで行かなかったりするからです。
鉄筋コンクリートの建物で、室内の電波が外より微弱になりやすいのは、これと同じ現象が起きている可能性を考えましょう。

……とはいえ、ただ電波を使わせたくないために採用するほど、目的とコストが見合ってない気がしないでもない。
重要な電子機器を保護したり、微細な電流が命取りになるような事態に備えるためと認識したほうがいいでしょう。

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さしし
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