マイナポイントの提携先を変えようとしたらクソ面倒だった
マイナポイントを「PayPay」から「LINE Pay」に変更する手続きを開始しました。
……さすがお役所仕事というか、アプリ内で手続きが完遂するほど便利じゃない。提携先は「原則的に変更不可」の鬼畜仕様。もし変更するなら、いったんマイナポイントとの提携を解除してから、新たにキャッシュレスサービスを登録する流れになる。
これならド○モ口座みたいなリスクは起きないでしょう。面倒すぎて変更する気にもなれない人が過半数でしょうけど……。
以下は実際の流れ。
1.マイナポイントアプリ、またはサイトから「変更申請」を申し込む
2.「私はこんな理由で変更します!」などの必要事項を入力し申請。”変更申請を受付ました”と整理番号が表示。合わせて必要書類のDL案内
3.【必要書類】本人証明書(マイナンバーカードの表面コピー)もし住所が違うなら、住所が合っている証明書を添える。再申込申請番号などを記入する書面を印刷して記入。
4.必要書類を事業部へ郵送!
5.あとは「変更しました」待ち!
「ここまで面倒なことをしてまで変更する必要ある?」といいたくなるでしょう。
一応、理由があるんですよ。
LINEカードとLINE Payの連携が強いからPayPayから変更したくなった
私がマイナポイントに申し込んだのは「PayPay」。”QR決済では一番使っているから”が理由。提携店舗も多いから使いやすいし、経済対策で浜松市が独自に還元ポイントをやったのも大きい。
だが、還元ポイントが日増しにショボくなっている。そこに頼るのもどうかと思うが、他より先んじて使う必要がなくなった。
もともと現金決済を電子決済に変えただけだし、店のポイントカードがひとまとめになっていると考えれば、利便性は高い。……でも、通信をムダに繰り返すし使用感で優位がなくなったと感じる。
LINEは日本で最大ユーザー数を誇るアプリであるし、それに紐付けられているため、潜在するユーザー数は多い。今までは提携店が少なめだったけど、マイナポイントのサービスに積極的だし、社会インフラの支払いに採用される可能性が高い。
そしてなによりも、LINE Payカードの還元が最強レベル(期間限定だけど)だから、この機を逃す理由がない!
気軽に変更できないから、各社こぞって囲い込みに走る
マイナポイント自体は行政が補助金として出していると思われる。月に2万円を使えば、最大5000円の還元を期待できる──が、マイナンバーカードの所持と電子マネーを使う習慣がなければ、意味がない。
そして提携先を一度決めると、気軽に変更できない。
ということは、一度決めてもらえばそうそう簡単に変更されない。
だから「積極的に2万円を使うカモを囲えるんじゃないか?」とサービス側は感じるはず。DAUを獲得する方法としては最適かもしれない。初回登録+利用で「ポイント○千円あげます!」とか煽り、とりあえず加入させてしまえば、後は面倒な手続きをしない限り抜けれない。まるっと太客を手に入れることが出来るかもしれないわけだ。
考えようによってはヤバイマルチみたいだな……。
あとはどのくらいで変更が完了されるのだろうか。LINE Payのマイナポイント登録特典期間までに頼むよ~。
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