気に入っている薄型充電器を比べてみた(CIO NovaPort SLIM、OEC-APD65SC1)
スマホやPC、その他ガジェットを充電するのに、USB Type-C対応の充電器が必要となるが、その中でも個人的には、薄型の充電器が好きだ。薄型であれば、壁にすっきりと収まるし持ち運びも苦とならない。
私は以下3つのスペック違いの薄型の充電器を使っているので、比べてみる。充電器選びの参考にしてほしい。
以後、本記事内ではこれら製品をノーブランド、CIO、オウルテックと呼ぶことにする。
性能、ポート数はそれぞれ違いあり
性能、ポート数は以下のような違いがある。
ノーブランド:Type-A 1ポート、Type-C 1ポート 最大30w
CIO:Type-C 2ポート 最大45w
オウルテック:Type-C 1ポート 最大65w
個人的には30w以上あれば最低限のことはできるという考えなので、どれも最低ラインは満たしている。
重さはほとんど違わないが、体積はノーブランド品が大きめ。
これら3製品の重さは実はほとんど変わらない。キッチンスケールで測ったところ、ノーブランドは67g、CIOは68g、オウルテックは73g。一方体積的にはノーブランド品が少し大きめで、次にオウルテック、最小はCIOとなる。持ち運びを考えるとCIOやオウルテックに軍配が上がる。一番薄いのはわずかの差だが、オウルテックであり、薄さを重視するとオウルテックとなる。
ノーブランド品は電源プラグの形状が良い
上記までで、性能が低く、サイズも大きいノーブランド品の良いところが無く感じるが、決定的に他と違って良いのが電源プラグの形状。ノーブランド品は電源プラグが本体外側に立つため、隣のコンセントを干渉しにくい。使用環境によってはこれが決定打となることもあるので、万能に使えるのはノーブランド品だったりする。
さらに、ノーブランド品は180度にプラグを広げることができ、例えば、3連コンセントの真ん中など、スペースが狭い場合も対応できる。
どれも良い。用途によって使い分ける。
どの製品も利点があり、用途によって使い分けている。
初めての環境で、確実に使いたい場合は、ノーブランド品。Type-CもAも使えてプラグ形状に左右されないので、「使えない」ということが発生し難い。
あとは、Type-Cが2ポート欲しければCIO、PCをメインで充電したいときは、65w出力できるオウルテックという使い分けをしている。
個人的にはノーブランド品のプラグ形状で、コンパクトで45w以上の2ポート充電器が出てくればベスト。
そういう製品が出てくることに期待したい。