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安価で手に入れたAndroidAuto/CarPlay対応のバイク用モニタが思った以上に良かった(UNE 6.25インチモニタ・ドライブレコーダー AKT-55H)

私は250ccのバイクに乗っている。運転中にナビを確認したり、音楽を聞きたいと思ったときには、スマホに頼らないといけない。しかし、運転中にスマをポケットから取り出すわけにいかないし、バイクにスマホをマウントすると振動でスマホの故障につながるので避けたい。これを解決するために、バイク用のモニタというのが最近販売されていて、検索すると10,000円〜30,000円の範囲でたくさん出てくる。しかしこれらはノーブランド品であり、技適も取得しているのか怪しい。一方タナックスなどバイク用品のメーカーが出しているモニタもあるが、それはノーブランド品に対して2倍以上の価格があり、正直購入に躊躇する。
そんな中、技適取得が明記されていて、値段もリーズナブルな以下の商品を見つけた。購入して試してみたところ良かったのでまとめる。

選んだポイント

画面サイズが6インチ前後

他の人のバイクモニタのレビューを見ていると、小さいと画面が見づらいし、大きいと安定性が悪くなるとのこと。個人的に持っているスマホは6インチ程度のものが多く、それだけあれば画面サイズとしては十分と考え、6インチ前後で選ぶことにした。(今回の製品の画面サイズは6.25インチ)

カメラが付属し、ドライブレコーダーになる

バイクモニタを物色していると、ドライブレコーダー機能や手元ボタン、空気圧計など多数のオプションが有るのに気付く。その中で、ドライブレコーダーは今まで欲しいと思っていた機能かつ、ドライブレコーダーがついている製品も数千円くらいしか違わないので、ドライブレコーダー付きを選ぶことにした。

USBから電源が取れる

私のバイクはハンドル周りにUSB電源を取り付けており、可能であればバッテリーまでの配線を考えなくて良いUSBから電源が取れるタイプが欲しかった。また、USB電源があればバイクに取り付ける前に室内で動作確認などもできるので、その点もUSBを選びたい理由の一つ。(取り付けてからやっと不具合等がわかるというのは正直つらい)

使ってみて良かったポイント

画面が明るくて見やすい、タッチ感度もまずまず

真夏の昼間でも問題なく画面が見えるほど輝度が高く見やすい。これは買って試すまで不安だったことだが、思った以上に良くてテンションが上った。また、画面のタッチ感度もまずまず良く、使用するうえで不便に感じることはない。ただ、静電式のようでグローブを装着したままは使えない点は注意。

起動時はメーカーロゴが表示され、日本語化されたメニューが表示される。ゆにゅう品をそのまま持ってきたわけではなく、それなりにカスタマイズされていることがわかる。
映り込みはあってもしっかり内容は見えるくらいには画面輝度が高い。

バックモニターとしても使える

ドライブレコーダーの画像をそのまま運転中も表示できるので、バックモニター代わりに使うことができる。

ドライブレコーダーの画面を表示するのはAndroidAutoの画面から2タッチで良い。ここからAncroidAuto画面へ戻るのも2タッチ。
フロントカメラはヘッドライト上に装着
リアカメラはテールランプ上に装着

ドライブレコーダーの付加情報として時刻や速度も入る

ドライブレコーダーは、動画の画質としては良くないが、記録用としては問題なくしっかり写っている。購入後知ったのだが、本製品はGPS内蔵のため、たとえスマホとつながっていなくてもドライブレコーダーの動画に日時・速度・経度・緯度・高度などが付与されている。ツーリング後などは旅の記録として後で映像を見返すこともあるが、このときこのくらいの速度で走っていたなーとか、この山意外に標高高いなーなど面白かったりする。

動画の下部に位置、速度、高度、日時などが入る。動画自体の画質はそれなり。

接続は自動、接続されれば前回接続時の続きの音楽が流れる。

私はだいたいYoutubeMusicを聞いていることが多いのだが、前回視聴時の続きが自動的に始まる。バイクに普通に乗るだけで音楽が開始されるので、普段使いでは全くモニタ・スマホにも触れる必要もないのがよい。音を聞くにはBluetooth接続のイヤホンなり、インカムが必要。私の場合Huawei Eyewaerという、Bluetoothオーディオグラスを使っているので、特に何も装着せずに音が聞こえる。そことの相性が良いのも良い点。

音楽再生もタッチでコントロールできてよい

使っていて気になるポイント

モニタとスマホが接続されるまで、30秒以上かかる

バイクに乗るとき、キーを回した際にUSBに電源が供給され、モニタにも電源が入る。この時点ですぐにドライブレコーダーは開始されるが、スマホとの接続はそこから30秒ほどかかる。ただ、普段遣いでは、接続されなくてもそのまま出発してしまい、接続されたあとの信号待ちなどで必要があれば操作すればいいのであまり気にならない。ツーリングなどで出発前に目的地設定などをしたい場合は待たされるので気になるかもしれない。

音量変更がモニタできない

音楽やナビを聞くときに音量を変えたいときは多々あるのだが、その音量をモニタ側で変更することができない。ヘルメット側に音量ボタンが外出しされているインカムなどであれば問題ないが、Bluetoothイヤホンを使う場合などは不便に感じることもある。

価格に対しての機能は大満足。あとは耐久性。

気になる点も少しあるが、ドライブレコーダーもついてこの値段バイクモニタであれば大満足である。あとは耐久性。常に振動にさらされるバイクは電子機器との相性は悪い。バイク用品として作られているので、多少は考慮されているはずだが、実際どこまで持つのかは今後試して行きたい。
また、USB電源があればどこでもAndroidAuto/CarPlayを使えるということなので、自転車(モバイルバッテリーで駆動させる)やナビの無い車など活用先は結構広そうに感じた。

画面は我が家のマツダ車で使っているAndroidAutoの画面と全く同じ。バイク以外の用途でも使えそうである。

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