LOOF Pixel 9 Pro Fold用アラミドケースレビュー
スマホのショルダーストラップ運用で、求めるケースも変わった
元々、防御力の極めて高い、Spigen スリムアーマープロのケースを使用していた。それは自分が結構スマホを落としてしまうタイプだからだ。特に、ブック型の折り畳み不真帆はヒンジ部が通常のケースでは防御不可なため、このケースを選んで使っていた。その時のケースレビューは以下。
ただ、最近は、スマホの肩掛け運用をするようになり、落とす不安はほとんどなくなった。そこで、防御力多少犠牲にしてもスリムになるケースを付けてみたいと思っていた。
個人的には薄くても信頼できる素材は、アラミド繊維だと思っており、多少高くても歴代のスマホではアラミド繊維のケースを使用してきた。
Pixel 9 Pro Fold用のアラミド繊維のケースは、有名どころだと、Pitakaがあるが、こちらはカメラ面の片側しか対応していないので除外になった。それ以外でアラミド繊維でありながら値段が比較的安価のLOOFの薄型アラミドケースを今回選んだので、こちらをレビューする。
軽くて薄い
開封後すぐに気づくのが薄くて軽いこと。重さは実測13gしかない。厚みも目視だが1mm程度しかなくかなりペラペラに感じる。ただ、アラミド繊維という特性上、薄くても、割れたりはしにくいという部分については安心感がある。
肩掛け用のストラップホルダーとマグネット用メタルプレートを仕込む
前述の通り、肩掛運用をしたいと考えていたので、ストラップホルダーを仕込む必要がある。個人的にここにこだわりはないの100均のものを使っている。また、できればmagsafe充電を使いたいので、マグネットプレートもつけたい。普通であればケース外につける物であるが、今回はケースがかなり薄いので、ケース内に仕込めるのではないかということでチャレンジした。
やり方はいたって簡単で、ケースの内側に、マスキングテープで貼り付けるだけ。
マグネットの強度はケース外につけるよりかは明らかに弱いが、何とかMagsafe用のスタンドや充電器には固定できる程度の磁力は発揮できた。
ケースの内側にメタルプレートがある方が、見た目がいいので、このまま運用しようと思う。
ケースのはずれ防止とボタン保護のためにマスキングテープを張る
サブディスプレイ側のケースには内側に両面テープが付いており、固定ができるが、Type-c端子側のケースははめ込むだけで特にシールなどの固定がされていない。通常使用では問題が無いが、万が一落とした時などにカバーが外れる可能性があると感じた。そこで、ケースの固定のために音量ボタン部分とケースをマスキングテープくっつけることにした。元々、Pixel 9 Pro Foldは電源ボタンと音量ボタンの区別がつきにくいと感じていたので、マスキングテープを貼ることで触感でボタンを識別できるようになったのは良かった。また、このケースはボタンがむき出しのため、保護の意味でもマスキングテープが役立つ。(電源ボタンは指紋センサーを兼ねているので、マスキングテープ不可)
見た目は悪いが、ケース外れを防ぐ安心感とボタン識別・保護という点ではかなりの効果を発揮できている。
使用感を大きく変えるスリムさ・軽さ
今回ケースを変えてみて、かなり持ちやすくなったし、軽くなった。それに伴って、いつもは常に両手操作をしていたのが、サブディスプレイ側だけの操作であれば片手で行うようになった。また、ストラップホルダーやメタルプレートをケースの内側に仕込めたのも良かった。
ヒンジの防御を捨てることにはなったが、利便性という点では大満足である。もし、Pixel 9 Pro Foldで薄くて軽いケースを探している人がいれば本製品をおすすめしたい。