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折りたたみスマホを首からぶら下げる生活が地味なQOL向上に
最近、スマホをストラップで首掛け、肩掛けしている人を見る機会が増えた。私も会社用のスマホは紛失防止のため首掛けで運用し、それなりに恩恵は感じていたが、実はプライベート用の折り畳みスマホ(Pixel 9pro Fold)もこの運用で便利になるのでは?と思い立ち実践したところ、地味なQOL向上を実感したので共有したい。
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スマホをしまわなくていい生活の始まり
折り畳みスマホの一つの欠点として、分厚くてかさばるということがある。そのため、ポケットに入れるには少し大きく、基本的にはカバンに入れて持ち運んでいた。しかし、今回、首からぶら下げる運用をしたことにより、ポケットやカバンに入れる必要が無くなった。必要な時に手に取って、使い終わったらそのまま手を離せばいい。この手軽さが、かなりのストレス減となった。また、つねに首にかけているので、紛失の危険もかなり下がり、その安心感にもつながった。
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落下の不安から解放される
折り畳みスマホは全体を保護できるようなカバーが少ない。特にヒンジ部をカバーできるものが少なく、カバーできたとしても、ケースがごつくなり、体積も重量も大きくなってしまう。例えば、私は、当初以下のケースを使っていて、防御力には満足していたが、正直重いなと感じていた。
ところが、常に首にぶらせておけば、落下の危険性はほぼなくなり、ヒンジ部を保護品ような軽いケースの選択肢も広がる。現在は以下のように軽くて薄いケースを使うようになり、手に持って使う際の使いやすさも向上した。
いつでも本が読める
折り畳みスマホの利点の一つは、大画面でコンテンツを楽しめることである。特に漫画などの固定レイアウトの電子書籍は大画面の恩恵が大きい。私は結構電子書籍の積読が多いタイプで、これが常に首にぶらさげておくことで、隙間時間ですぐ読める恩恵が高いと感じた。
また、立ちながら開いてスマホを使う時は、ストラップと手の両方でスマホを支えることになり、手への負担が軽減されるのも、使ってみて初めて分かった利点だった。
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折り畳みスマホこそ首掛け・肩掛け運用が合うのかも
今回折り畳みスマホ首掛け運用してみたが、結構利点が大きく、地味にQOLの向上につながったと感じた。ただ、折り畳みスマホはケース込みだと300gほどの重さになり、人によって首への負担が大きいく感じるかも。
肩掛けだと負担は減るので、重く感じる人はそちらでもいいかもしれない。
ただ、首掛けと肩掛けを比べた際に、肩掛けはスマホを一度横から前へもってきて使うのに対し、首掛けは直ぐに使えるということや、他の肩掛けカバンやバックパックとの干渉が少ないという利点があるので、そこは個々人の好みや普段組み合わせるカバン次第。
どちらにせよ110円で試せるので、折り畳みスマホの人はぜひ試してほしいと思う。