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SwitchBot のCO2センサー(濃度計)は有用だけど、電池駆動時の更新間隔30分は長すぎる

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家ではSwitchBotの製品を色々使っており、スマート家電の中では、ほどほどの性能でほどほどの値段というバランスの良さで気に入っている。例えばSwitchBotのサーキュレーターはお気に入り。

前々からCO2センサー(二酸化炭素濃度計)に興味があったが、緊急性も無いのと、市場に出回っている製品の中で、デザインが気に入るものが無く、購入に至っていなかった。そんな時、SwitchBot のCO2センサーが出たとのこで、購入して2週間ほど使ってみたので、レビューしたい。

シンプルな見た目は好みだが、完全モノクロの方が良かった

SwitchBot製品は白を基調としているものが多く、そのデザインのシンプルさは個人的に好みなのだが、今回の製品では二酸化炭素濃度のアラート告用にパネルに緑、黄色、赤の3色が使われている。これはアラートの時のみ1色出るわけではなく、常に3色表示されていて、デザイン的には少し煩わしく感じる。

個人的には色付きなのが気になる。右側は旧温湿度計。写真では旧製品の方が暗く見えるが、光の当たり方の影響で、実際に製品の明るさ的な見え方はそこまで差はない。

ただ、それ以外は特にデザイン的には不満も無く、必要な情報が見やすく配置されているという感じ。以前のSwitchBotの温湿度計と比べてみると、重要な文字が太くなり、視認性が向上していると感じる。

CO2センサーの更新間隔が電池駆動だと30分で遅すぎる→早めたいならUSB給電駆動必須

さて、目玉のCO2濃度計だが、使ってみると部屋の換気をしてもなかなか表示が変わらない。個人的には、部屋の換気初めて3分後くらいに見ればCO2濃度が下がっていて換気の効果を実感できる…というのを想定していたのだが、そうはならないらしい。

換気を始めて10分以上経つのに表示が変わらない…と思ったら、表示されている計測値は18分前との表示が出ていた。

色々設定を見てみると電池駆動だと更新間隔が30分ということで、これは個人的に遅すぎる。USB給電駆動に変えたところ、説明の通り更新間隔が早まったが、自由な場所に置ける電池駆動であることを優先したかったのでこの仕様は残念に感じた。

設定画面で初めてこの仕様を知った。もう少しわかりやすく製品情報に表示してほしかったところである。
USB給電に切り替えると、「○○minute ago」という表示が無くなり、1分で最新の測定値に切り替わった。その後、15秒に更新間隔を設定してみたが、問題なく動作することを確認した。

結局は電池駆動で使用中

目玉のCO2センサーの挙動が残念だったが、結局はそのまま電池利用で使っている。一番の目的である、部屋の二酸化炭素濃度が高まったか否かを検知するのは、30分間隔での更新で十分だからだ。ただ、換気の気持ちよさを数値ですぐに感じることができないというのは個人的に結構大きいマイナス点なので、電池駆動で更新が早いCO2センサーに買い替えるかもしれない…。
本製品を購入する人は、有線(USB給電)で利用することを想定していた方がいいだろう。


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