keyballのために買ったもの(なるべく安く揃えよう)
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keyballはお金がかかる
keyballは素晴しすぎるプロダクトだが、相応のお金がかかる。まず、本体だけで2万円以上かかるし、そこから最低限の部品の購入、組み立て外注したりすると、それだけで+2万円くらい。そこから、キースイッチ、キーキャップ、ケーブルなどを揃えていくと、6万円くらいになる(組み立てが自力でできる人でも4.5万円くらいかかりそう)。
なるべく安くて最低限使えるものを紹介。併せて、買って失敗したものも紹介するので、なるべく無駄な出費が発生しないよう、参考にしてほしい。
自分の好み、使い方
パームレストは使わない
テンティングは必要ない
キーはの高さは低めがい
色は白やグレーで揃えたい
持ち運んで出先で使う
購入先と注意点
購入先は以下が良いと思う。
100均
amazon
遊舎工房
まずは、100均で探す。失敗したときのダメージが少なく、すぐ手元で試せる。
amazonで探す場合は、納期と発送元は注意が必要。今回のkeyball用に買うものは、海外発送となるような小物も多い。もし納期のかかる海外発送で注文してしまうと、keyball本体は届いているのに、必要なものが届かず、すぐに使い始められない。
遊舎工房は送料がかかるので、まとめて頼むことを意識することが必要。
キースイッチ・キーキャップ
好きなのを選ぶことになるが、キーの高さが低めがいいか(ロープロファイル的なキーボードがいいか)どうかは早めに判断した方がよい。私は、通常サイズのキースイッチとキーキャップを買った後、パームレスト無しでは打ちにくいほどの高さを感じて、キーキャップが低めのものを買い直した。それでもまだ高さを感じているから、キースイッチも低いものに買い換えてそれで落ち着いた。
買ってよかった(最終的に落ち着いた)
■キースイッチ: Tecsee Medium タクタイル
通常のキースイッチより背の低いキースイッチ。
下記のキーキャップと組み合わせることで、ロープロファイルキーボードに近い背の低さを実現できる
■キーキャップ: XVX キーキャップ(背が低いもの)
XVX規格のキーキャップとして売られているものがいくつかあるが、そのうちの背が低いもの。現状、背が低いかどうかは、商品画像で確認するしかない?
■キーキャップ: 透明カバーキーキャップ
何のキーを設定しているかわかりやすいように、透明カバーの下に紙やシールなどを挟み、見た目をアレンジできる。カバーをつけなくて、グレーの小型のキーとして使ってもよい。
Amazonでは類似キーがたくさんヒットするが、購入先によって納期や値段が大きく違うので、注意が必要。自分は急がなかったので、上記リンクの一番安い販売元から購入。海外からは発送され、到着まで3週間かかった。
■キースイッチ(親指): kailhロープロファイルキースイッチ
ロープロファイルの中だと、選択肢があまりない。上記から自分の好きな軸を選ぶのが無難。ちなみに遊舎工房は、安く1つからバラ売りしているので、親指のキーをそれぞれ別の軸にするのも容易。自分は左手親指の真ん中を茶軸、それ以外を白軸にして、打ち心地を変えることで打ち間違えが感触でわかるようにしている。
■キーキャップ(親指):遊舎工房の無刻印
他とKailh Choc V1キーと比べたときに、なぜか圧倒的に安い。こだわりがないならこれでいい。
■柔らかいキーキャップ ※2024/8/31追加
Keyballは右下や左下の角は小指の付け根で押すとちょうどよく押せ、レイヤの切り替えや、shiftやaltなどの同時押しとして重宝する。その際、通常のキーの場合角が立って痛いので上記のような柔らかいキーを使っている。個人的に犬のしっぽキーを使うと角が当たらず丁度良い。
買ったが使わなくなった
高さの高いキーキャップと通常の高さのキースイッチも最初購入したが、自分には合わず使わなくなってしまった。
ケーブル、端子
ケーブルはAmazonなどで揃えると意外に高いので100均が狙い目。リールケーブルが使い勝手良い。
買ってよかった
■TRSケーブル: ダイソーのAUXオーディオケーブル
安くて使いやすい。強度は弱そうなので予備も買っている。
■TRRSケーブル: ウイルコム 4極オーディオケーブル ※2024/11/1追記
当初、ダイソーのケーブルも使えていたが、なんとなく接続が安定しなくなり、3極(TRS)ではなく、4極(TRRS)ケーブルに買い替えることにした。こちらに変えてから接続が安定している。4極ケーブルは100均一に見つからず、以下がリール式かつ最安値レベルなので、使ってみて良かった。
■USBケーブル: ダイソーのUSB-A to Cのリールケーブル、USB-A to Cの変換アダプタ。
自分は持ち歩いて、その都度PCやスマホに付け替えるのでUSB-AとUSB-Cのどちらでも接続できるようにしている。
USB-Cのマグネット化アダプタも併用する。前述のとおり付け外しが多いので、マグネット化しているとストレスが少なくなる。自分が使っているのは以下。
もっと安いマグネット端子はあるが、自分はkeyballに限らず全てのUSB-C端子を同じマグネット端子で統一したいので、10Gbps以上のデータ転送速度、画面転送、高速充電の全てに対応した上記を使っている。
買っても使わなくなった
Amazonで見かける1000円くらいの布編、金属製のTRRSケーブル。かっこいいけれど、固くて取り回しが悪いので使わなくなった。あと、最初、TRRSケーブルが必須と思っていたが、TRSでいいことに後で気づいた。※2024/11/1追記:TRSよりTRRSケーブルの方が接続が安定する実感が出てきたので、TRSケーブルの使用はやめた。
TRSケーブルの方が安くて数が多いので、こちらから探すのが良い。
また、昔の受話器のコードのようなカールコード型のUSBケーブル、TRSケーブルも、固く、かさばるため使わなくなった。また、カールコードは、元に戻る力が強すぎて、keyballの重量では伸ばしたまま使えないことが多かった。カールコードを使うなら実用性ではなく、見た目用。
トラックボール
すでに、34mm玉のトラックボールを使っている場合は、そのまま流用でよい。持っていなかったら、Perixxの玉が鉄板。色もいろいろある。
自分は、Kensington Ergo Vertical ワイヤレストラックボールのものを流用している。Perixxにはこのシルバー色がないため、見た目にこだわりのある人は、既存のトラックボールから抜き取るのも選択肢の一つになる。
単体のシルバーのボールがほしい方は以下が安くておすすめ。
2024/9/1追記:ぺリックスのボールを誤って落として割ってしまい、上記のボールを買ったところ大正解だった。ぺリックスより安く、滑りや使い心地は遜色ない。色の好みが合えばおすすめである。
背面滑り止め ※2024/8/31追加
Keyballの背面はアクリル板で作ることが多く、机上でかなり滑りやすいので滑り止め必須。最初は100均のクッションゴムを使っていたが、粘着力が弱く、使っていくうちに取れてしまった。その後、GRIPLUSというシール型の滑り止めに変更したところ、これが正解だった。薄いのにかなり強力な滑り止め性能を誇る。以下に使用レビュも書いたので、気になった方は見てほしい。
持ち運びケース
keyball61にはダイソーに打っていたiPad miniケースがなかなかのフィット感で良い。左右のキーボードを背面あわせにして雑に突っ込んでいる。一緒に接続のケーブルもいっしょに入れている。1ヶ月運用していて特に問題は起きていないが客観的に見て防御力は低めかも。
でも、無駄になったとしても、色々買って試すのが楽しい
自分は色々買って、無駄な出費も多かった。現在上記に書いたような周辺機器に落ち着いているが、無駄覚悟で色々試すのも楽しいので、他の人の購入品も参考にこれからもいろいろ試したい。