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ミャンマーで特許出願受け付け開始

2024年10月31日に、いよいよミャンマーでの特許(発明)・実用新案(小発明)の出願受け付けが開始されました。

情報源はミャンマーでの新聞報道です。下記ファイルの5ページを参照願います。

https://cdn.digitalagencybangkok.com/file/client-cdn/gnlm/wp-content/uploads/2024/10/1-Novmber-2024.pdf

該当部分をChatGPTを使って和訳してみました。

商標法、意匠法、著作権法は2023年に国内で施行され、政府が権利申請を処理しています。特許法は2024年5月31日に施行され、10月31日に正式に申請が受け付けられ、これら4つの法律が順調に運用されました。

なお同国の特許法第32条では、

32. 特許出願に関して、登録官は、審査官により提供された意見を精査し、出願日から 18 月又は早期公開が請求された場合は請求日に、異議申立のために公衆に通知するため、所定の方法でその出願を公開する。(ジェトロ仮訳)

https://www.jetro.go.jp/ext_images/world/asia/mm/ip/pdf/laws_201903.pdf

と早期公開制度について規定しています。

今のところは、図のように ASEAN IP REGISTER にはミャンマーのPATENT案件は全く収録されていませんが、出願受け付けが開始され、早期公開が請求された場合には、近日中にこの件数一覧にミャンマー特許の件数が現れるかもしれません。

アジア特許情報研究会/アイ・ピー・ファイン 中西 昌弘