そいつに手を出すな!動詞 touch
久しぶりに『エイリアン』(1979)を観ていたら、
チェストバスターがブシューッと出てきた場面で、
ナイフを構えたパーカーを、
アッシュが Don't touch it! Don't touch it!
と言って制止します。
そこが字幕では「手を出すな!」
となっているのです。
さすがです。さすがプロです。
わたしなら「そいつにさわるな!」
とでも訳しちゃっていたでしょう。
辞書を見ると touch には、
おなじみの「1.触る、ふれる」以外にも、
という意味があったんですね。
中高生の頃は、
ひとつの単語にたくさん意味があるなんて、
「めんどくせーな」
「ひとつの単語に意味一個にしてよ」
と思っていたもんですが、
言葉の豊かさを知らないバカチンでしたねえ。
ところで私、
ハリセンボン近藤春菜さんの、
突然キレて Don't touch me! って叫ぶギャグがすごく好きなんですよね。
まあこれは字幕つけるなら「さわらないで!」だと思いますけど。