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挑戦する移住者 vol.6 〜地方で見つけた新たなしあわせ 移住者が語るリアルな想い〜

こんにちは!Yufukaです!
今回は挑戦する移住者シリーズ第四段として、櫻井ご夫婦へインタビューを行ってきました!
ご家族で京都からの移住やご夫婦での協力隊活動、どんな背景や想いがあっってあさぎり町に辿り着いたのか!?
今回はそんな櫻井ご夫婦の真相に迫っていきます、、、!



自己紹介をお願いします!


S: 櫻井しんやです。京都市出身の32歳です!
E: 櫻井えりです。同じく京都出身です。

※今回はお二人同時にインタビューしておりますので、以下S=しんやさん、E=えりさんで進めていきます

櫻井えり さん(左) 櫻井しんや さん(右)

ご夫婦なのですね!?お二人の今のお仕事について教えてください


S: 現在地域おこし協力隊として、あさぎり商社という地域商社に所属しています。地域の産品を全国に広めるというミッションのもと、従事しています。

E: 私も同じく地域おこし協力隊として、あさぎり商社に所属しています。新商品の開発や、既存商品のブラッシュアップをメインの業務としています。
まだ着任して1ヶ月(取材時点)なので、これからどんどんあさぎり町の魅力を発信していきます!


日々の業務に励む櫻井えりさん

ご夫婦での地域おこし協力隊!!

ご夫婦で地域おこし協力隊に着任され、職場も同じなのですね!
お二人とも同じ職場ってどんな感じでしょうか?日々の様子をお聞きしたいです!

S: 実は前も同じ職場で、、、笑。そこに対する違和感とかは全くないです!
ちょうどこの前子どもが熱を出してしまったのですが、その時も同じ職場だからこそ迅速にコミュニケーションがお互い取れてすぐ動けたり、協力しながら働けています!
一緒に働くことで、自分も刺激をもらいながらお互い高め合って働くことができています!

E:不思議と大丈夫です!笑 子どもがいると家でゆっくり話したりする時間がないので、職場で自分の想いや方向性を話せることがありがたいし、主人の目指したいところも感じることができるのでよかったなと思います。

沢山の選択肢のなかから、協力隊を選ばれた理由を教えてください!

E: 今まで会社勤めをしていましたが、その仕事がすごく好きで。真面目ですが、自分の仕事を通して会社に還元できたらなと思っていました。でもそれを今度はまちに広げられたらなと。自分の力で地域のためにできることはないかと考えるようになりました。地域のためにする仕事って、自分の生活にも直結する部分もあって。だからまちの為に何かしたいなと思った時に候補に上がったのが、地域おこし協力隊でした。


S: 僕は理由が3つあって。1つ目は、たくさんまちの人と関わりたい!ということ。多くの方々と交友を深め、仕事を通してまちに還元していきたいです!2つ目は、独立して事業を組み立てたいという思い。今は農泊事業にも興味を持っています。3つ目は、とにかくワイワイガヤガヤが大好き!たくさんの地域の人と関わって楽しく仕事をしていきたいです。地域に残って生活する基盤を整えていき、かつ、まちに還元できる仕事をと思ったときにピッタリだったのが協力隊でした。

そもそも移住したきっかけって?

まさにお二人の思いにピッタリとはまった「地域おこし協力隊」
様々な地域のなかから、あさぎり町へ移住したきっかけはありますか?

S: あさぎり町に祖父母が住んでいまして。お見舞いで何度か足を運ぶ機会があったり、子供の顔を見せにこっちに帰ってきたりしていました。その度に「やっぱり球磨郡っていいな」「自然が豊かで空気もすごく新鮮で素敵な場所だな」と思っていました。祖母が亡くなった後も何度かこちらに足を運ぶ機会があり、「やっぱりここで暮らしたい」と二人で話し合って移住を決めました。

町内での様子

移住する前の暮らし

お二人とも、京都のご出身でしたね!
移住前はどのような生活を送られていたのでしょうか?

S: 移住する前の暮らしは本当に忙しくて。朝早く出て、夜遅く帰ってくる。気づけば家族と全く時間を一緒に過ごせない日々が続いていました。生きていくために仕事をして、お金を稼ぎ続けることが逆に家族にとって負担になっていることに気づいた瞬間がありました。

E: 私もちょうど二人目を妊娠している時期で、つわりもひどくご飯も全然食べられない。けど1人でなんとかしないといけないという思いもあり...。家族やしあわせについて見つめ直すタイミングでもありました。

京都での様子

しあわせってなんだっけ?

E: 私自身ずっと仕事一本でやってきたけれど、子どもができてめっちゃ育児って大変!と思って。夫がトイレを自由に行けることすら羨ましく思える時期もありました。
お宮参りくらいの時かな?空の青さとか、花の彩りとかを見た時に今までそれほど何も思わなかったけど、その時すごくしあわせだなあって思えて。今まで気づかなかったけど自分の気持ち一つで結構しあわせってたくさんあるのかもしれない、と感じました。
本当のしあわせって何か考えた時に、家族と一緒に笑顔でいられることが一番かなって。でも家族がしあわせであるには、まちもしあわせじゃないといけなくて。これも協力隊になった一つの理由でもあるかな。

移住に対するハードルはありましたか?

環境もがらりと変わる移住生活。
変化を感じたことや大変だったことはありましたか?

E: 義祖母のお家があったので、半年くらい二重生活をしていました。虫や買い物、寒暖差などのギャップはありましたが、お試し期間があったおかげで移住後もすんなりと受け入れられてます!
移住先については私の親戚がいる広島等も検討しましたが、あさぎり町を選んだ1番の理由は、主人が球磨郡に来るとめちゃくちゃ元気になるっていうこと(笑)。京都にいたときは灰色の顔をしていましたが、こっちにくるとめっちゃ元気になるんです!やっぱり主人の元気な顔を見られる方が私も嬉しいです!

あさぎり町での暮らしについて

大きく生活が変化されたと思いますが、現在のあさぎり町での暮らしはどんな様子でしょうか?

S: まだ住み始めて1ヶ月半(取材時点)ですが、仕事漬けの毎日からガラッと変わりましたね。電車に揺られることもなく、ビルに囲まれるでもなく。自然の中で生活できていることをとても嬉しく思っています!しかし寒暖差や、生活も自然により近い部分が多いので、身体へのダメージはまだ慣れないですね。風邪を引いたりもしてます(笑)。

E: お試し期間があったからか、意外とギャップなく生活できています。ただ子どもを遊ばせたりとか、”ちょっとそこまで散歩”がしづらくなったかも。以前だと”近くの歩いて行けるお店まで行こうか”、とか”ちょっと近くの公園行こうか”ができたんだけど、意外と公園も少なくて。今後の活動を通して、子どもにフォーカスした取り組みもしていきたいです!

最後にメッセージを!

S:全力で田舎を楽しみます!!またあさぎり町の自然や暮らしを多くの方に知ってもらえるよう取り組んでいきます!

E:子どもたちに夢や楽しさを伝えられるような大人になります!協力隊としての活動を通して、大人も子どももみんな楽しく学んで挑戦できる機会を作っていきたいです!


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