「暁天ノ祓」 設定資料
自創作「暁天ノ祓(ぎょうてんのはらえ)」の設定集です。より良い設定が思いつき次第更新するので今後変わる可能性があります。(最終更新:2024/05/20)
途中の設定やアイデア等放流アカウント
→ https://x.com/sashi_sousaku?t=A3GWwPc4uv-YL9jF_QJS6A&s=09
世界観(軽く)
現代社会をベースに妖怪や霊、能力者(以後「術師」)が現れるファンタジーバトル世界。非能力者が大多数。術師や物怪は国家機関に管理されるか収容、討伐されるかがほとんど。稀に一般人に溶け込んでいる者もいる。人々の信仰や畏怖が強力な霊を生み出し、それに対応する祭事や鎮魂、除霊なども国家機関の管轄。
用語・設定集
妖怪:人と異なる姿を持ち、妖気を生命力にしている生き物。身体が物理的に存在する。妖気を操り妖術を発動することもできることが多い。ほとんどの妖怪は固有の術式が身体に刻まれており、身体操作をするようにそれを扱える。
妖気:妖気が生命力とし、また、妖術を使う際に消費するエネルギー。感情の起伏や体調、環境によって増減する。
妖術:妖気を消費して発動させる不思議な力。
術式:妖気を流し込んで妖術を発動させる回路。術式が刻まれている札や道具を用いれば、妖気が扱えれば誰でも妖術を発動させられる。妖術とほぼ同義で用いられることも多い。
固有術式:妖怪や術師の身体に刻み込まれている術式。固有術式が刻まれている者は身体操作を行うのとほぼ同じ感覚でその術式を発動できる。固有術式はおおよそ1生命体に1つ。似た固有術式を持っていても細かい効果が違うなどして、完全に同じ術式であることはあまり無い。血筋の他、強い願望等を反映して術式が刻まれ発現するケースもある。刻まれていることに気づかず発現しないケース、そもそも刻まれていないケースもある。
妖気特性:密度を高められた妖気が帯びる性質。人(物怪)によって異なる。
術師:妖気を扱える人間。身体の構造は一般的な人間なので妖気を失っても死にはしないが一気に失うと不調をきたすケースが多い。
霊:身体が妖気(霊気)のみで構成された思念体。妖気同士の結束が強く、妖気(霊気)特性を帯びているケースがほとんど。結束が解けると消滅する。一個人が霊になる場合は強い感情を抱いたまま死んだ場合が多いが、有名である、支持されているなどの場合を除きすぐ消滅するものがほとんど。
霊気:霊の妖気。同じ理屈ではたらくが区別されている。
霊気特性:霊の妖気特性。
精霊:信仰心、感謝などの正の感情から生まれた霊。利益をもたらすケースが多いので要観察であったり祭礼が必要であったりしても討伐はされない。精霊が祟霊に、祟霊が精霊に、一般的な霊が精霊や祟霊に転ずるケースもある。
祟霊:恐怖心などの負の感情から生まれた霊。一般住民に危害を及ぼす可能性が高いので討伐や鎮魂の対象になる。鎮魂で精霊に転じない場合討伐、というのが理想的とされているが、既に手に負えないほど荒ぶっているので討伐せざるを得ないケースがほとんど。あまりに強く討伐しきれない場合は封印して後回しにすることが多い。