服で別の自分に

　もう十二月の中旬、来年は受験生です。私が目指す大学はそう簡単なものじゃないので、こんなnoteとか書いてる暇ないんだろうけど、それでも頭の中に浮かんだものは書き留めておかないと暴走してしまいそうになるので、やっぱり書くことはやめられないです。

　突然ですが、私は地雷系ファッションが好きです。いわゆるゴスロリとか、エレガントなものとか。しかしそれは自分が着たいとかいうものじゃなくて、着ている人を見るのが好きなのです。
　興味がないかといえば嘘になるんですけど、そういうゴスロリを自分が着た時の想像ができません。パニエで膨らんだスカートも、レースのついたチョーカーも、私がつけて鏡で見たら多分吐き気がすると思います。
　自分には絶対に合わないものだからこそ、SNSで地雷系やゴスロリを着ている人を見かけて、すごく惹かれてしまいます。やっぱり洋服の力は偉大なんだなって痛感しますね。

　とは言いつつも、私には大学生や大人になってお金が手に入るようになったら着てみたいものがあります。それは着物です。私の夢は、着物を普段着として着るというものです。普通の長襦袢ももちろんですけど、袴とかもいいですよね。休日街をぶらぶらするときに、そういう着物に身を包んで草履を履いて、髪の毛はいつもボブだけど、ウィッグを買ってロングにしてみたりして、そうやって全く別の自分になって街を歩いてみたいです。香りだって香水よりかは、前もって香を焚きしめておいたり、匂い袋を持ったりして。

　こんなふうに書き綴っていたらますますそうしたくなってきちゃいました。今はまずお金貯めます。（カツラは結構安めのもあるっぽいので、それは欲しいかも…）