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マイヘアのライブに行った
初めてのnote
今日マイヘアのライブに行って、この感情を忘れたくないと思ったので、noteに書いてみることにする。
いまライブから帰ってきて家に着いたばかり。
まだ耳がワンワンなってる。
ライブ終わりはいつも耳が聞こえづらくなるけどこれもまた心地いい。
今日行ったライブは
My Hair is Bad -ファイヤーホームランツアー at Zeppelin Osaka Bayside
対バンはNothing's Carved In Stone
マイヘアのライブはここ5.6年?はツアーのたびに行ってるはず。
正直ナッシングは全然知らなかった。
でもかっこよかった。
マイヘアとは昔から繋がりがあるらしく
好きなバンドの好きなバンドのことは知りたいな、とも思ったけど、思っただけ。
ナッシングが終わり、
マイヘアが登場した。
出だしからお客さんの熱気がすごくて、
ぐわっと体の中が熱くなった。
椎木知仁は相変わらず顔がよすぎる。
ちょっと髪が伸びてもさっとしてた。
それもいい。
1曲目は一母八花だったと思う。
最新アルバムghostsの一曲目。
最初からぶち上げのイントロ。
これこれ〜〜!!!!!!
ってなった。
いや、一曲目から順にレポを書きたかったわけじゃない。
今回のライブで感じたことは、
毎日死ぬ気で生きていないと、ライブを観た時の気持ちとか感情がちょっと薄れるなってこと。
これはライブだけじゃなくて、
映画とかドラマとか小説とかアートとか景色とか
心を動かす感覚的なもの全てに言えると思うけど。
正直今回、はじめから心の底からマイヘアの世界に入り込んで、全身全霊で音楽を、マイヘアを感じれてたのかと言われると
入り込めなかった時間があった。
いつも、一曲目から泣きそうになって、
その場の空間、音、時間を身体に沁み渡せながらライブを感じるのに。
これはマイヘアがよくなかったとか、ファンがとかでは全くなく、
私が最近、全力で生きてないからだなと思った。
去年?かな、マイヘアのライブに行った時、
仕事が本当に本当に忙しすぎて
毎日ギリギリで生きて、ストレス抱えまくりの生活を送っていたんだけど、
そんな時に行ったマイヘアのライブは
本当に心に響いたし、体全てが震えるような
そのために生きてるんや、、って
全身全霊で感動した記憶がある。
毎日の悩みとかストレスも、
ここまで頑張ってよかったって自分を慰めたくなる時間だったし、それだから特別な価値を感じる時間だった。
でも、ここ最近、仕事も変わって
夢を追いかけてた彼氏とも別れて
毎日ほんとに平和に平凡に生きてるわたし。
特にストレスなく、悩みもなく
平凡に生きてるわたし。
それはすごくいいことだと思うし
素晴らしいことだと思うけど、
ライブに行った時に、
前みたいに涙が溢れるほど、心が揺さぶられるほど感動しにくくなってた。
ドラマみたいだのイントロを聞いた瞬間
あの身体に血が巡るような、涙が出る直前みたいな感覚になって、
これこれ、この感じ…!!!
って思い出したけど
その感覚を自ら探しに行ってるような気がして、
無理やり感動しにいってた気がする。
イントロを聞いた瞬間に
あの頃の記憶を思い出したり、
あの光景が目に浮かんだり、
あの人を思い出したり、
その時間とその感覚を味わいたくてライブに行ってるのに。
あれ、毎日幸せだから、
音楽自体は最高だけど、なんか、あれ?
ってなった。
なんとなく生きて、今に満足して
悩むこともやめて、夢も追いかけなくなって
失敗がこわいから出来ることだけして
うまくしんどいを避けて生きれるようになったからこそ
音楽とか、バンドマンの言葉とか、
それこそ空とか景色とか
感動する感覚が少しだけ薄れてしまっていた。
ことに気付いた。
失敗しても好きなことしたり
しんどいけど好きな人と一緒にいたり
将来のこととか全く考えずに
全力で生きてた頃
ほんとにめちゃくちゃしんどかったし
悩みまくってたけど、
だからこそ音楽や映画や景色を敏感に感じれてたし、楽しめてた。
あの頃聴いてた音楽を聴くと、
あの頃を思い出して
心臓がぎゅっとする。
そう思える経験と音楽があってよかったなって思えるけど、
何年後かに振り返った時に、今のことを思い出す時が来るのかな。
音楽とかライブへの感動が薄れるのが
すごく嫌だなって感じた。
感動しなくなることはないと思うけど
出来るが増えて、うまく生きて
大人になるって寂しいことだな。
椎木さんがMCで
考えるな、感覚で選べ
って言ってた。
考えて、自分の気持ち一回無視して
現実的なことを選んでしまってるな。
それが間違ってるとか正しいとかはないけど
しんどいけど好きやから、って
周りの意見聞かずに生きてる方が
私には合ってるのかなって思ったりした。
今まで、自分ばっかり苦労して
めちゃくちゃ遠回りして
そんな自分を変えたくて
マインドも生き方も変えて
行きやすくなったけど、
うまく生きるのが幸せではないんやな。
きれいな音だから、歌がうまいから
ライブに感動するんじゃなくて、
あの時に聴いてたから、
あの人が好きだから、
思い出があるから、音楽が好きなわけで。
この気持ちをずっと忘れたくない。
これからも自分の感じるままに
好きな音楽を聴いていこう。