The Prosperous Heart 第2週 Having Enough 本文要約
第2週目 Having Enough 充分持ってる
今週はお金に関する習慣や信念を振り返る。恐れや失うことへの嘆きを認めることで、自分が本当に大切にしていることが顕現する。
お金に関する思い込み、具体的にはMagic Number(しっくりくる数字)とnever enough (満たされない思い)が具体化する。
ネガティヴな感情に光を当てて、過去に受け取った恵みを数えると、自分はもう既に充分持っていると気付く。
第2週目 Having Enough 充分持っている
2-1.Anxiety 不安
2-2.Addiction 依存
2-3.Values 価値観
2-4.On Loss 損失
2-5.The Magic Number しっくり来る数字
2-6.What is Enough? 充分とは何か?
2-7.第2週目チェックイン
2-8.第2週目プロスペリティポイント
2-1.Anxiety 不安
prosperity (豊かさ)の反対語はpoverty (貧困)ではなくanxiety (不安、心配)。
心に豊かさがあるなら心配事の原因から安直に逃げようとはしない。
人生は選択の連続。選択して好機を掴む。時間をかければ逆境にもsilver lightning (希望の光)があると気付ける。
不安と落ち着きは共存出来ない。不安な時はモニペ、タイムアウト、ウォーキングの基本ツールを実行すると良い。落ち着きを取り戻せる。
不安や心配に苛まれた時はinner home(あるべき場所)を思い出す。
2-2.Addiction 依存
クリエイティブなアイデアを出すには一杯のワインがないとダメと思ってる人物の事例紹介あり。
一杯飲むと二杯目が欲しくなり、最初ははっきりしていたアイデアがどんどんぼやけてくる。
アディクション(依存)は根本的な課題を覆い隠している。本来の自己を見えなくする。
→アディクションとは「◯◯が無いとダメだ、無いと出来ない」と思い込む発想をしていること
つまりお金が無いとやりたいことできない、というのもアディクションの一つ。
アディクションは無思考な浪費のきっかけとなる。大見栄っぱりもまたお金のアディクション。高級品を所持しないとダメだと思い込んでいる。
真の問題が何か?に目を向けるのはアディクションからの回復の第一歩だ。
【課題】
自分の依存パターンを探ってみよう。1から5まで番号を振って I think I have a problem with ◯◯(私は◯◯について問題を抱えていると思う)の文章を書いてみよう。
かけたら次は
I know I have a problem with◯◯(私は◯◯について問題を抱えているのに気付いている)の文章を5個書いてみよう。
2-3.Values 価値観
アーティストウェイに掲載されている課題、自分が大好きなものを25個素早く書き出してみよう。
ジュリアキャメロンが実際に取り組んだ時の「実況」が述べられている。
憧れの西地区(サンタフェ)と今住んでいるマンハッタンを行ったり来たりするかのように挙げられていく。そこでの気付きが述べられている。
God never closes one door without opening another.(神は別のドアを開け放たずにドアを閉めることはしない)
→何かが行き詰まった時は別の可能性が拓かれている時
→マンハッタンで行き詰まったジュリアキャメロンはサンタフェに引っ越した。
豊かさの心に基づいた行為は時間もお金も浪費しない。自分の本当の価値観に沿って行動するならば、豊かさの心は適切に時間やお金を費やしてくれる。
→直接の課題の指示はありませんが、自分が大好きなもの25個一気に書き出すワークをやってみましょうかね。
2-4.On Loss 喪失とは
Loss is ALWAYS gain in disguise.
(喪失は形を変えた利益である)
God never gives us more than we can handle.
(神は乗り越えられないものは決して与えない)
Seeing loss as gain doesn’t mean there isn’t a loss to be grieved.
(喪失を利益と見做すのは、喪失を悲しむべきではないという意味ではない)
But stubbornly choosing to look for the hope or the lesson in even the darkest situation will always lead to growth.
(しかし最悪の状況でも希望や教訓を無理してでも探そうとすることは、常に成長に繋がる)
本文にはある裕福だった人の事例紹介。資産運用で裕福でパートナーにも良い暮らしをさせたり高価なプレゼントを日常的にしていた。
しかし投資が上手く行かなくてジリ貧に。彼はプレゼンなどが出来なくなったらパートナーが離れていくと思っていた。しかしパートナーの気持ちはそんなこと関係なかった。
彼は金銭的な喪失があったが、それをきっかけに深い愛情に気付けた。
ただしこれは、何か価値あるものを失わなければ、喪失が利益をもたらすことを学べないという意味ではない。
これまでどんな恩恵がどれくらいあったか思い出し、金銭的利益よりも人との繋がりを大切にしていけば良い。
2-5 The Magic Number しっくりくる数字
数字は魔法ではない。数字は数字でしかない。しかし、我々は魔法の数字なるものがあると思ってて、それが全ての問題を解決してくれると思っている。
→根拠無く囚われている数字に注意せよ、ということか?
2-6.What is Enough? 足りているとは何か?
The prosperous heart is abundant.
(豊かさの心とは豊富さを感じることである)
↑
この文章が2度も出てきます。
それは霊的ないし精神的な概念であり、懐具合とか預金残高とかではない。
We know we have what we need.
(必要なものは全て持っていると気付いている)
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日本の「足るを知る」の本質はコレだろう。決して足りないのを我慢するとか、今あるもので妥協するとかではない。
2-7.第2週目チェックイン
モニペ:今週はモニペ書きましたか?何日書きましたか?
お小遣い帳:今週は記録をしましたか?何を学びましたか?
借金しない:今週はカードなど借金を避けましたか?もし借金してしまったなら、何の為にしたか?どのように感じたか?
ウォーキング:今週はウォーキングしましたか?どんな閃きがありましたか?
タイムアウト:今週はタイムアウトを実行しましたか?何を学びましたか?