The Prosperous Heart 第9週 Generosity 本文要約
第9週 Generosity 寛大さ
このコース(この本)の9週目までくると、信念や平穏さは貴方にとってより親しみある感覚になってることでしょう。
これこそ豊かさの心を獲得したサインです。神と自分自身への信頼感が増すにつれて、もっとより寛大になりたいと考えるでしょう。
神は貴方に対して寛大であり、そして今度は貴方自身も他者に対して寛大になっていく時です。
今週は寛大さそのものが人生に現れるようにする様々な方法を探り、寛大な精神を養う方法について考えます。
9-1.Friendship 友達
Our closest friends are truly our greatest gifts.
最も親しい友達の存在は言うまでもなく最高のギフトだ。
章を通じて、いろいろな友達とシェアしたり雑談したりして、気付きを得るエピソードが載っている。モニペ仲間が出来た話も。
ジュリアがエドガー・ケイシー(19世紀末の超能力者)関連の協会でワークショップをしている時のエピソード。施設のスタッフは色々楽しませてくれて親切。宿舎の部屋からは広大な太平洋を見渡せる。ジュリア自身もエドガー・ケイシーに興味と関心を持っている。
エドガー・ケイシーセンターは37カ国にある。このセンターには世界で2番目に大きな形而上学(いわゆる見えない世界に関すること)の図書館がある。一番大きな図書館はどこに?
「ヴァチカン。しかし入館するのは困難だ。」
ワークショップは忙しく大変だが、ジュリアには秘密があった。それは、このワークショップに教えに来る大きな目的が、地元の友人ティム・ファリントンに会うことだ。
ティム自身は作家で、他の好きな作家名の中に自分(ジュリア)も挙げている。ティムの著書「階下の僧侶」はジュリアの著書「モーツァルトの幽霊」にインスピレーションを与えている。
共通の友人が居てそのご縁で繋がるきっかけが出来て、それ以来ずっとジュリアとティムが良い友人関係になっている。
お互い遠く離れて住んでいるので、関係性は主にメールのやりとりだ。それでもジュリアはティムを特に重要な親友の1人と考えている。直接会える時は、心が喜びで満たされる。お互いに経験していることが、モーニングページに現れ続けている。
創造性に繋がる道(creative path)と共に進んでいると感じられる友人関係であるが、それはまたと無いギフトだ。
人生において、自分の最も本質的で深い部分を惜しみなく分かち合える友人は、間違いなく活力の大きな源になる。本当に親しい友人は間違いなく偉大な贈り物だ。
お互いに進んでいくにつれて化学反応がある。
→単独では静かに佇む物質も、他の物質に触れた途端に激しく変化したり、思いもよらない別の物質を生成することがある。
9-2 Being Generous 寛大になる
寛大さとは、差し出したり分かち合ったりすることを惜しまないことである。
真に豊かさを感じるには、バランスを見つける必要がある。お金とエネルギーのバランスが心地よく感じられるポイント。
私たちは浪費家ではない。
外部の出来事に邪魔されない、うちなるセキュリティがある。
寛大になる第一歩はprayer(祈る人)になることだ。
→英語のprayと日本語の祈りのニュアンスの違いを感じた。英語のprayは神と共にいる、つまり神として立ち振る舞うこと。日本語の祈りには神と人間の隔たりを感じる。
神の力に由来して、寛大に行動することは可能だ。
→寛大さには、十分満ち足りている、溢れるほど持っている前提がある。自分に余裕がないのに自己犠牲的に分け与えるのは寛大さではない。
9-3. The Generosity of The Universe 宇宙の寛大さ
ジュリアの実父のエピソード。「父は豊かさの心を抱いてました。」
7人の子供がいてそれぞれに寛大さをもって接してきた。子供が成長して独立していくにつれて、最初の住居を手に入れる頭金を持たせた。
それには何の見返りもなかった。父の唯一の願いは子供達が繁栄していくのを見ること、そして子供達が同じような善意や寛大さを実施することだった。
この一連の「豊かさの心」の模範は、他の人たちにも寛大さを呼び起こすように違いない。
父の贈り物によって次の世代の子供達も、互いに惜しみなく分かち合うようになった。
→寛大さのリレーはやがて宇宙全体に広まって行くのだろう。
自分の辿ってきた道を、これまでに何を願ったり祈ったり考えたりしてきたかの結果としてもたらされたと考えてみると、前向きに捉える感覚や自分への自信を持つきっかけになる。
→まさに日本の「お陰様思想」ではないか?
お互いに向けられた懇願や祈りがお互いに富をもたらし合う。神は我々の祈りに「はい」と答えると、私たちは信じている。
give(与えること)が神の性質であり、receive(受け取ること)は私たちの性質だと気付いている。
神とはエネルギー、純粋な創造のエネルギーだ。
私たちは神の創造物であり、私たちを通して神の創造性を発揮することが意図されている。
私たちを祝福してくれるように神に願い求めることは、神の本質を全うするよう願い求めることになる。
このことは人間と神の両方の喜びをもたらす。
9-4.第9週 チェックイン
モーニングページ:今週はモニペ書きましたか?何日書きましたか?
お小遣い帳:今週は記録をしましたか?何を学びましたか?
借金しない:今週はカードなど借金を避けましたか?もし借金してしまったなら、何の為にしたか?どのように感じたか?
ウォーキング:今週はウォーキングしましたか?どんな閃きがありましたか?
タイムアウト:今週はタイムアウトを実行しましたか?何を学びましたか?