加害者が支払いを絶賛バックれ中。そんな時被害者は…

そういやこちらの弁護士から加害者側の弁護士に加害者が初回から分割分の賠償金を振り込んでいないと伝えて、すぐに振り込ませますと返事があったらしいが、未だに支払われていない。

月が変わったらまた自分の弁護士に連絡するけど、加害者が何の反省もしていないし、賠償金を支払う気なんて元よりさらさらないんだという事が本当によくわかった。
人の人生を粉々に壊して何も思っていないのだろうか?何も感じないのだろうか?不感症。想像力の欠如。そもそも被害者がどうなっかなんて想像なんてしないのか。

事故当時、弁護士さんに事故の経緯から1億円は賠償命令が出るだろうと言われていた。
それが最終的にかなり低い金額まで削られた。何分の1か書いちゃうとバレちゃうからボカすけど、本当に低い金額です。

そもそも削られた原因というのが、「俺は2度死ぬ」の中でも少し触れたけど、僕に残った障害が脳腫瘍の手術時にすでにあったとされた事が大きい。
でも実はそれ以上に、民事ではその人が事故当時どの位の収入だったのか?そこから生涯年収がどのくらいになるか?など計算をされて、算出された金額から賠償金が計算される訳ですが、僕はこの部分の評価が著しく悪かった。
そりゃ、あの時点でただの漫画家アシスタントですから。
あの事故が無ければ決まっていたかもしれない雑誌での連載とかそういう未来の不確定要素は一切考慮されず、あくまでもその時の年収から計算される。だから本当に低く算出された。
要するに法律上はお前の金銭的な価値はこの程度。と決められた訳です。

轢き逃げをされて障害者にされて、その上、法律上の自分の価値を物凄く低く評価される…

なんでこんな目に合うんだよ…サシダユキヒロという人間は…俺の人生は無価値だって言うのかよっ!!…って、考えてしまい民事裁判が終わった後、本当に落ちたけど、それでもどんなに納得いかなくても、そういう賠償命令が出てしまったらどうしようもないので、それを受け入れた。受け入れるしかなかった。

それでも加害者はその低い金額する払えない。
だから分割での支払いにしてほしいという話をこちらは飲んだにも関わらず、その分割での支払いすら初回から払わない。

本当に糞野郎です。僕には加害者がどんな人間なのか?そもそもまともに感情を持った同じ「人」なのかすらわからない。理解が出来ない。

それでも国は何も助けてはくれない。加害者はこのまま逃げおうせるでしょう。
加害者はコロリと忘れ、のうのうと日々を過ごしていくのでしょうが、僕はこのまま一生苦しみ続けるんだと思う。どんなに時間が経っても、少しずつ今のこの現状を受け入れていって、笑って過ごせるようになったとしても、フッとした瞬間に考えてしまい、どうしようもない感情に押しつぶされそうになり堕ちる瞬間があるんだと思います。

…駄目だ…考えちゃうと落ちる…俺は2度死ぬ出すまで、色々とあったけど、それでもなんとか書籍化までたどり着いた。

だけど本自体は売れていないし、その後何の仕事にも繋げられていない…法律上でのお前に価値無し評価は正しかった??
いやいや、駄目だ駄目だ、こんな風に考えちゃ。負のスパイラルに堕ちるぞ。

ああ…なんかゴメンなさい。今月駄目なんですメンタルが…

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