新規超重武者採用型セフィラについて ※2/3更新
◼️始めに
毎度、生産性のないnoteを書くしらゆき?じぇにふぁー?・・・まぁ、好きな方で呼んでください。初めての方は初めまして。ただのモブのじぇにふぁーです。
今回は、先日の1月15日に行われた第20回サイヤCSにおいてベスト8(トナメ一落ち)に入賞したセフィラの紹介を致します。
セフィラのnoteに関しては、1月14日の新弾前発売に考えや軽めの展開方法や一部採用カードを公開していましたが、改めて!!初めてセフィラというテーマをみる人でも分かりやすくゼロから採用理由等を解説していきますので宜しくお願い致します。またこのnoteを皮切りに、様々なプレイヤーがセフィラを始め様々なPテーマに触れられる1つのきっかけになればいいと思います。
有料部分では、今回の構築での不採用カード並びに各アーキタイプへのサイドチェンジ部分を記載しますので、最後までご覧いただければ幸いです。無料部分でも、内容濃いモノにしますのでそれだけみて頂いても構わないので、そこまで読んでもし気になられたら投げ銭感覚でご購入頂ければ幸いです。
また、このnoteを書くにあたり構築の相談をしてくれたユウZ様,サムネイルを作って頂いたゆうしゃ様,展開を参考にさせて頂いたsheep様ありがとうございます。
◼️本日のお品書き
① 構築経緯と方針
(1) 経緯
(2) 方針(指針)
② 使用した構築についてのあれこれ
(1) メインデッキ:カードの採用理由
(2) エクストラデッキ:カードの採用理由
(3) サイドデッキの組んだ方針,方向性について
③ 展開パターン
新規の超重武者を使用した展開パターン×2
④不採用カードについて
(1) メインデッキ
(2) エクストラデッキ
(3) サイドデッキ
⑤ 各アーキタイプへのサイドチェンジについて
(1) 共通で抜くカード,入れるカードについて
(2) アーキタイプによって抜くカード,入れるカードについて
⑥ 終わりに
⑦ 構築更新部
(1)1/28 太陽CS 2人チーム戦使用
それでは、中身へと移ります。
① 構築経緯と方針
まず、これを話す前にセフィラとはどういうテーマかについて簡単に触れていきます。
デュエル・ターミナル世界(以下、DT世界)のその後を描いたストーリーで登場したテーマです。
メインモンスターが全てペンデュラム(以下、P) モンスターで構成されており、モンスター効果や魔法罠を複合的に駆使して先攻で複数の妨害を立てることを得意としています。特に、2017年末に発売されたリンクブレインズパック1で、収録された【水晶機巧ーハリファイバー】(以下、針)【ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム】(以下、エレク)の2枚のリンクモンスターはセフィラを環境デッキへと押し上げるパワーがあるほど革命的な新規でした。この2枚に加え、2019年末に出た同パックの第三弾で収録された【幻獣機アウローラドン】(以下、ラドン)でさらに先行での盤面が強固になり、環境でも屈指の先行盤面を構えることができる展開系デッキの地位を築きました。そして、とある禁止カードというか針が禁止になったことで、徐々に環境からフェードアウトといったのがセフィラの環境での流れです。
(1) 経緯
私自身、針禁止後のセフィラを色々試行錯誤して試しました。EMや魔術師,DDやドレミコード,音響戦士など様々なテーマのギミックを試行錯誤してきましたが、噛み合わず暫くは、 LL鉄獣やスプライトなどを使っていました。そして、時は2022年12月。革命的な新規がついに登場・判明します。それが今回のサムネイルにもなっている【超重武者】です。
テーマの説明は前回のnoteで行ったので省きますが、【超重武者】の中でも以下のカードが個人的に革新的だと思いすぐに展開ルートを考えることにしました。
それが・・・・・
この3枚です。後ほど、説明しますので今は省きますが、この3枚によってセフィラが生き残れる“手段”を得たと私は考えています。
(2) 方針(指針)
大きく分けて、3つの方針というか指針を決めて組みました。
① メインデッキは、先攻も後攻も超重武者のギミックに合わせて構築すること
② 針禁止前の動きである【相手ターンに輝竜星ーショウフク】を成立させる
③ サイドデッキは、超重武者のデメリットを補いつつ1枚での拘束力や捲り力が高いカードを選ぶ
上記の3つを方針として定めて、構築の方向性を決定し採用カードを選定していったという流れです。
かなりざっくりとしたモノですが、細部に関しては組んだ後に実際に一人回しや遊戯王neuronでの初手チェックや実際のカードでの初手5枚の束分けなので、確認して調整すればいいと思っていたので、ここではひとまずはギミック単位で強く使えるカードを選定して組んでいったという感じです。
② 使用した構築についてのあれこれ
まず、サイヤCSで使用した構築が以下になります。
メインデッキ:53枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚
という構成です。
前述した通り、ギミックを濃縮して詰め込んだ結果メインデッキの枚数が膨れましたが特に手札事故は発生しなかったです。それでも、何回かは事故が起きましたがそれよりも安定感が致命的に損なわれてはいなかったのでこの枚数になった次第です。
(1) メインデッキ:カードの採用理由
テーマごとに分けて説明していきます。
▪️セフィラ
・神智の神星龍×3
・秘竜星ーセフィラシウゴ×2
・宝竜星ーセフィラフウシ×1
・セフィラの神託×3
・セフィラの神意×3
・セフィラの神撃×1
・竜星の九支×1
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計:14枚
・神智の神星龍×3(以下、グラマトン)
セフィラにおけるデッキの根幹であり、Pスケールを自在に操れる初動なので3枚です。使うのはPスケール効果のみで、モンスターとしては一切出しません。
Pスケール効果は、名称ターン1の発動したターンの終了時まで、デッキからエクストラデッキに表で加わったセフィラのPスケールをコピーするものです。今はこれで覚えておいてください。
▪️秘竜星ーセフィラシウゴ(以下、シウゴ)
このデッキの中核を担う準初動カードです。P召喚された時またはモンスターゾーンから破壊された時に、セフィラ魔法罠か竜星魔法罠を1枚加えます。
主に後続の確保や、展開札の追加が役割ですが、レベル6というのもあり非常に扱いづらい面があるので2枚です。
1枚は、グラマトンなどエクストラに加えるかサーチをしてP召喚に繋げる用として、もう1枚は後述する【源竜星ーボウテンコウ】からの特殊召喚先として1枚の合計2枚です。
使用していた感じは、2枚でも足りるところはあるものの、素引きしてもスケール自体が揃っていれば出せるので3枚目があってもいいとは思いました。あくまでも“あったらいいな”程度なので、私は2枚採用を強く推奨します。
昔からよくある【タイミングを逃す】カードなので、出す時はタイミングを逃さないように特殊召喚か破壊を行いましょう。
▪️宝竜星ーセフィラフウシ(以下、フウシ)
デッキからまたはP召喚されると、同名以外のセフィラモンスターまたは竜星モンスターをチューナーにする効果で使ったターンデッキボトムに戻る効果を持ちます。
セフィラにおける下スケールの1枚です。他のモンスターをチューナーにする効果のおかげで、セフィラはチューナーがいなくてもシンクロ召喚が行えます。という設計なのですが、実際はフウシを絡ませたシンクロ展開はほぼしないです。基本的Pモンスターであることを生かしてエレクの素材にすることが多いです。
1枚の理由は、その効果にありP召喚し効果を使うと自然にデッキに戻っていきます。その性質があるので、基本的には1枚でも充分と判断し1枚にしています。また、他にも後述するPモンスターに下スケール持ちも多いので、グラマトンで操作してスケールを1にする用にもう1枚採用する必要がないためでもあります。
▪️セフィラの神託(以下、神託)
セフィラモンスターに何でもアクセスできるフィールド魔法です。安定してセフィラモンスター・・・特に、グラマトンへのアクセスを安定させるためのカードです。
効果がモリモリですが、シンクロ召喚の効果しか使いません。
一見して【は?】と思われるかもしれませんが、これが重要な効果になります。セフィラをシンクロ召喚の素材として巻き込むことで以下の事が可能になります。
・欲しいモンスターをデッキトップに置くことで、間接的にサーチができる。
・シンクロ召喚成功時に効果を発動するモンスターへの灰流うららや幽鬼うさぎなど、直接チェーンを組まないと発動できない手札誘発に対してのケアができる。
上記のことを行える所謂【小技】(というにはあまりにもおこがましいですが)ができるので、セフィラを使う際は覚えておくといいです。
▪️セフィラの神意(以下、神意)
セフィラカードなら何でもサーチできる通常魔法です。こちらも安定してセフィラを供給できるので、3枚です。とはいえ、後述する超重武者との噛み合いが悪いカードではあるのと、セフィラの総数を今回の構築では絞っているので採用枚数は要検討の1枚です。
▪️セフィラの神撃(以下、神撃)
セフィラ専用の神の宣告のようなカードです。神の宣告との差異は、モンスター効果に対しても打てること,エクストラデッキの表のセフィラをコストで除外しないと発動できない点にあります。
セフィラなら、その発動コストを展開過程で簡単に用意できるのと、シウゴや神意などでアクセスができるので1枚の採用にしています。
▪️竜星の九支
最強クラスの除去効果を持つカウンター罠です。こちらも展開過程でシウゴや源竜星ーボウテンコウ(後述)サーチが可能であり、セフィラが苦手とする増殖するGへの受け皿としてシウゴからサーチして使うこともあります。
場の竜星を破壊しなければならないので、必ず盤面には最低1体は残すようにしなければ妨害として機能しない点は注意しましょう。因みに【場の竜星カード】と書いてあるので、竜星ネームであればスケールとして貼っているシウゴやフウシも破壊可能です。
注意点として、相手のカードを戻した後に破壊処理を行うので、手札から墓地,墓地から除外など発動コストとしてそれを本来の発動場所から異なる領域に移動した場合は、解決時に違う領域にそのカードが存在するため、戻す処理は行われず場の竜星を破壊処理を行われません。使う側も使われる側も覚えておいておきましょう。(遊戯王ってややこしいですね)
▪️超重武者
散々言っている今回、新しく採用したギミックです。墓地に魔法罠が存在しない時に強力な効果を発動できます。
・超重神童ワカーU4×3
・超重僧兵ビッグベンーK×2
・超重武者バイーQ×3
・超重武者テンBーN×1
・超重武者装留イワトオシ×1
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計:10枚
▪️超重神童ワカーU4(以下、ワカ)
“令和のモンキーボード”と言っても差し支えないカードです。効果がイカれてる今回の新弾のPモンスターです。当然、初動なので3枚以外採用はありえないです。パワーが段違いです。
・スケール効果
墓地に魔法罠が存在しない時に自身以外の超重武者Pモンスターを置き、自身をスケールから特殊召喚
・モンスター効果(使用する効果だけ抜粋)
②このカードがS素材としてエクストラデッキに加わった場合、自身をスケールに置く効果(任意)
この2つの効果を使用します。特にP効果が強く、魔法罠が墓地に存在しない時限定ですが、自身以外の超重武者Pモンスターを置きつつ自身をスケールから特殊召喚できます。
これにより、この1枚プラス召喚権を使用することでシンクロ召喚を行い、自身の効果でスケールに置き直すことで実質損失なしでPスケールを揃えることが可能になりP召喚に繋ぐ事ができます。P効果もテーマ特有の【○○しかP召喚できない】等のデメリットがない上スケールというのも魅力です。
まるでどこかのクソ猿のようなYPの怒りを買うような性能してるよコイツ・・・・
▪️超重僧兵ビッグベンーK(以下、PベンK)
既存のビッグベンーKが進化した姿。Pスケール効果のみ使うので、そこの紹介だけします。
・P効果
名称ターン1。自分の場に超重武者モンスターが存在する場合、超重武者装留モンスターを手札に加える。
レベル8というのもあり、ことセフィラにおいては、グラマトン同様にモンスターとしては全く使用することはないです。しかし、2枚採用です。これは、前述したワカがデッキからスケールに置いてワカを特殊召喚を行うためで、デッキ内に超重武者Pモンスターが存在しなければ発動できないからです。
なら、他の超重武者Pモンスターを採用すればいい話なのですが、セフィラおいては上スケールより下スケールのギミックを用意することが必要であり、なおかつそれがデメリットのないスケールというのが重要です。
超重武者にはこの新規の他に下スケールを持つPモンスターが1体存在します。それが以下のカードです
モンスター効果は置いておいて。スケール効果をよくみてください。
【自分は超重武者モンスターしかP召喚できない。この効果は無効化されない。】
針の禁止以降、ペンデュラム召喚の依存度があがったセフィラにおいてこのスケール効果のデメリットは余りにも痛く大きすぎる効果です。セフィラというテーマは、サーチ魔法のセフィラの神意というカードがある他、後述するエンディミオンもギミックに取り入れるなど、魔法カード・・・特に通常魔法を多用し更には、カウンター罠を構えるデッキです。
その中でテーマオンリーのP召喚では、P召喚の強みが完全に失われてしまいます。
P召喚への依存度は低めですが、ないよりはあった方がキルパターン含めてバリューがあがるのは火を見るより明らかです。なので、基本的にはデメリットがないスケールが望ましいです。なので、今回のPベンーKを2枚採用しました。
▪️超重武者バイーQ(以下、バイク)
今回の新規における初動へのアクセスカードです。魔法罠が墓地にない時に、自身を手札から捨てることで超重武者モンスターをサーチできるレベル2チューナーです。つまり、前述したワカをサーチできるカードです。初動へのアクセスカードなので3枚採用です。
また、滅多使いませんが、機械族のレベル変更もできるので、シンクロ召喚の幅が効きやすいカードでもあります。(このレベル変動効果が墓地効果だったらと思ったのですが、現実は甘くないです)
▪️超重武者装留イワトオシ(以下、イワトオシ )
PベンーKからサーチする超重武者ギミックにおける展開を伸ばす起点となるカードです。
サーチが効くので、1枚の採用で充分です。
超重武者装留というだけあり、文字通りの“装備品”です。フィールドから墓地に送られたら超重武者モンスターをサーチ可能なので、モンスターとしてはもちろん装備状態から墓地でも発動します。基礎的な部分ですが、覚えておいて損はないです。手札によっては、装備効果を使って召喚権を温存する立ち回りもするので、状況によって使い分けを行います。
▪️超重武者テンBーN
超重武者には珍しく、墓地に魔法罠があっても効果を使えるモンスターです。イワトオシorバイクからのサーチ先です。基本的にイワトオシからサーチすることが多いです。素引きがそこまで痛くはないものの、引きたくない札なので1枚の採用です。
その効果は、召喚・特殊召喚成功時に墓地から超重武者モンスターを蘇生するもの。
シンプルですが、強力な効果でこれによりセフィラが針禁止後から課題として抱えていた、機械族の横並び展開を実現できました。この動きは、後述する幻獣機アウローラドンへの動きの布石となります。
▪️音響戦士
音響戦士ギタリスの登場以降、セフィラに採用が必須になったギミックです。
音響戦士ギータス×3
音響戦士ギタリス×1
音響戦士マイクス×1
-------------------------------------------
計:5枚
▪️音響戦士ギータス(以下、ギータス)
シウゴのレベルに対応しているスケール7の上スケールです。このカードも初動に持っておきたいカードなので3枚の採用です。効果は、主にPスケールの効果を使います。
・P効果
名称ターン1。手札を1枚捨てて発動できる。デッキから同名以外の音響戦士モンスターを特殊召喚する。
針禁止後のセフィラにおいては、主にこのカードを使用して幻獣機アウローラドンを作っていました。効果はシンプルな展開効果を持ちます。特殊召喚先として、音響戦士ギタリス,音響戦士マイクスを採用しています。
ごく稀に、モンスター効果も使います。こちらの効果は、墓地の音響戦士を蘇生する効果ですが、この効果は同名も蘇生することが可能なので頭の片隅に置いておきましょう。
▪️音響戦士ギタリス(以下、ギタリス)
スケール0,デメリットなし,Pチューナーでレベル3の風属性。ペンデュラムのいいところを全て兼ね備えたモンスターです。ギータスからの特殊召喚先としての役割が強いので1枚の採用で充分です。
主にモンスター効果を使用します。その効果は、フィールドのPゾーンのカードを戻す効果。一見して何が強いのかわからない効果だと思いますが、これをすることによって後述するエンディミオンの魔力カウンターの加速が可能,戻したスケールをモンスターとして活用可能と展開の手助けをしてくれます。所謂【縁の下の力持ち】って奴です。また、Pチューナーなので、リンクにもシンクロにも使えます。
スケール効果はほとんど使わないので、【あっ、そんな効果もあるんやなぁ】程度で留めておきましょう。
▪️音響戦士マイクス(以下、マイクス)
ギータスからの特殊召喚先の1枚です。主に、出た瞬間適用される追加召喚効果しか使いません。それ以外の用途だと、墓地に落とす要員です。素引きも痛いので1枚の採用で充分です。
▪️エンディミオン
超重武者との相性は悪いですが、上下スケールの供給や原始生命態ニビルのケアなどサブギミックとして優秀なので採用に至りました。
サーヴァント・オブ・エンディミオン×3
創聖魔導王 エンディミオン×1
魔導獣 キングジャッカル×1
魔力統轄×3
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計:8枚
▪️サーヴァント・オブ・エンディミオン(以下、鯖)
超重武者ギミックが引けなかった時のサブプランとして採用です。デメリットなしの下スケールであり、展開の起点なので、3枚採用になります。
▪️創聖魔導王 エンディミオン(以下、創聖)
デメリットなしの上スケールであり、鯖のスケール効果からの特殊召喚先の一体です。基本的には場に出ることは少ないですが、対面によっては後述するモンスターよりも優先的に出すこともあります。枚数が多いと事故る要素にもなりかねないのとサーチが効くので、1枚採用です。
▪️魔導獣 キングジャッカル(以下、キンジャ)
鯖からの特殊召喚先筆頭で、セフィラのスケールに対応しているレベル6のモンスターです。魔力カウンターを魔法が発動する度に自身に2コ乗せる永続効果、フィールドの魔力カウンターを2コ取り除くことでモンスター効果の発動を無効にし破壊する効果を持ちます。よく勘違いされるのは、自身から魔力カウンターを取り除かなくてもいいことです。
フィールドの魔力カウンターと書いてあるので、自身に魔力カウンターが乗っていなくてもフィールドに魔力カウンターが2コあれば、自身にカウンターが乗っていなくても効果が使用可能です。使う際の基本的な部分なので、必ず頭にいれておきましょう。
▪️魔力統轄
上下スケールにアクセスできるサーチ魔法です。鯖の欄でも述べた通り、超重武者側のギミックが引けなかった時のサブプランとしての採用になります。鯖や創聖など手札に応じてスケールを決定出来るので3枚採用です。
▪️チューナー
シンクロする上で必要なチューナーです。
幻獣機オライオン×2
タツノオトシオヤ×1
亡龍の戦慄ーデストルドー×1
-----------------------------------------------
計:4枚
▪️幻獣機オライオン(以下、オライオン)
エクストラデッキの項目で詳しくは説明しますが、幻獣機アウローラドンを採用しているための採用です。1枚素引きしても影響ないように2枚入れています。
▪️タツノオトシオヤ(以下、オヤ)
セフィラを初期から支えている幻竜族チューナー。素引きが一番許容できないので、1枚の採用です。素引きしたら、キレ散らかします。素引きしても召喚権温存していれば、2体リリースから展開が出来るのでそこまで素引きは痛くはないですがやはり、デッキの中に眠っていて欲しいカードです。
▪️亡龍の戦慄ーデストルドー(以下、トルドー)
竜の渓谷やエクストラデッキにエンシェント・フェアリー・ドラゴンを採用しているので採用しています。素引きしても自力で特殊召喚が可能であり、7シンクロやリンク素材に出来るなど幅が広いです。被っても弱いので、1枚のみの採用です。
▪️その他ギミックと手札誘発
SRベイゴマックス×1
SRタケトンボーグ×1
セリオンズ“キング”レギュラス×1
灰流うらら×3
増殖するG×3
墓穴の指名者×2
竜の渓谷×1
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計:12枚
▪️SRベイゴマックス(以下、ベイゴマ)
最強の機械族。詳しくは、エクストラデッキの欄で説明しますが、機械族の横並びを実現させるカードです。3枚入れたいですが、残念ながら制限カードなので1枚です。
▪️SRタケトンボーグ(以下、タケトン)
ベイゴマからのサーチ先です。風属性がいれば特殊召喚できるお手軽さが魅力です。このデッキには風属性が多く、音響戦士は風,鯖も風,ベイゴマももちろん風,オライオンも風,エクストラデッキにも風がいるので、素引きが全く痛くないです。ダブついても弱いので1枚の採用になります。
▪️セリオンズ“キング”レギュラス(以下、レギュラス)
デッキに機械族が多く、墓地に貯まりやすいので採用しています。エクストラデッキに【クリフォート・ゲニウス】を採用しており、そこからのサーチ先になります。1枚のみの採用で充分仕事するので、1枚です。
公式裁定として、対象を取った機械族が墓地から動いた場合、特殊召喚の処理のみをして完了するので場には出てきます。
▪️灰流うらら(以下、うらら)
増殖するGを弾ける最強誘発。こと、このセフィラにおいては、超重武者を採用しておりワカのスケール発動時に増殖するGを投げられると墓穴の指名者を打てない点が非常にネックです。それを魔法を使わず弾けるので、3枚採用は必須です。
▪️増殖するG(以下、G)
基本的な誘発です。うららと合わせて5シンクロに繋がるので、採用していますが基本的に特殊召喚効果に対して投げることが多いです。しかし、セフィラにおいては直接的に展開に関与しないので、懐疑的な枠です。現状は、他にGを越える誘発がないので渋々採用している感じです。
▪️墓穴の指名者(以下、墓穴)
誘発を弾く他、単体でも妨害として機能するので最大枚数の採用です。
超重武者と相性が悪いですが、エンディミオンからの展開をする時にGを受けると致命的なので、それの展開をする時に弾く札として入れています。
▪️竜の渓谷(以下、渓谷)
デストルドーを落とす用です。詳しくは、エクストラデッキのエンシェント・フェアリー・ドラゴンの項目で説明します。
(2) エクストラデッキ
全15枚です。先日のCSでは全部出しました。
▪️フルール・ド・バロネス(以下、バロネス)
汎用10シンクロです。主に6+4,7+3,8+2の3パターンで出していきます。先攻盤面に添えるのではなく、返しの打点要員,サイドチェンジ後の盤面の除去としての使用が多いです。たまに、先攻で盤面固めとして出していくこともありますが、基本は返しor後手から出していくことが多いです。
▪️ヴァレルロード・S・ドラゴン(以下、サベージ)
先攻盤面に添えます。5+3で出していきます。脳死で打てる妨害ではなく、考え打たないといけないところが注意すべき点です。
▪️輝竜星ーショウフク(以下、ショウフク)
今回の構築にあたって、一番出すことを念頭に置いたカードです。6+2・・・シウゴと後述するレベルを下げたシューティング・ライザー・ドラゴンで出します。
▪️邪竜星ーガイザー(以下、ガイザー)
主に出すのは、後手での盤面解決時に出していきます。セフィラには通称【ガイザーオトシオヤ(オヤガイザー)】という必殺のワンショットルートが存在します。しかし、針が禁止になってオヤガイザーのバリューが落ちたのでワンショットがしにくくなっています。CSでもあまり出さなかったですが、他の強力な7シンクロがいないので現状はガイザーになりそうです。
▪️エンシェント・フェアリー・ドラゴン(以下、エンフェ)
2023年1月の禁止制限改訂で、エラッタを施されて帰ってきたうなぎ。
この構築では、竜の渓谷とセットでの採用です。4+3でしか出しません。
採用理由としては以下の3つがあります。
① フィールド魔法を相互サーチ可能
② 手札でダブついているモンスター・・・特にレベル4以下の機械族を特殊召喚して、幻獣機アウローラドンへの布石を作る
③ フィールド魔法をサーチできるのでトルドーへと繋がり、相手ターンショウフクを成立させることが可能になる
まず、1つ目【フィールド魔法を相互サーチ可能】について。
以前書いたnoteやこの記事でも書いている通り、セフィラには神託というフィールド魔法があります。このフィールド魔法の存在により、フィールド魔法を破壊することで竜の渓谷へと繋がります。また、竜の渓谷を引いて上or下スケールを握って神託を引いてない場合、渓谷でトルドー落とし、非チューナーを通常召喚→シンクロでエンフェに繋ぎ、効果で渓谷を破壊→神託をサーチ
こうすることで、間接的にスケールを揃えることが可能になります。つまり【相互サーチが可能】という訳です。
2つ目の【手札でダブついているモンスターを特殊召喚できる】について。
超重武者の展開を行うと、メインモンスターゾーンが埋まることが頻発します。そこで、エンフェを出してあげることにより、余ったモンスターを無駄なく盤面に供給することができ、リンク値の確保が可能になります。特に機械族を特殊召喚することで、その後のリンク→シンクロ展開へと繋げることができます。
最後に3つ目【相手ターンショウフクを成立させることが可能】
これについては、そのままの意味です。
散々名前だけ出している【幻獣機アウローラドン】ですが、針禁止後の展開ではどうしてもトークンが1体余ってしまい、特にエクシーズモンスターによる戦闘破壊の格好の的でした。残さないで展開するには、トークンを2体リリースすることで解消してましたが、サベージのカウンターが-1され、妨害の質の面で課題がありました。そこの問題をエンフェが解消してくれました。
渓谷でトルドーを落とし、余ったトークンを後述するシューティング・ライザー・ドラゴンに変換することで従来のトークン余剰を解消し無駄なく妨害をたてることが出来るようになりました。
以上の3つが、エンフェを採用した理由です。
▪️シューティング・ライザー・ドラゴン(以下、ライザー)
名前だけ散々出してきましたが、採用理由は記載した通り、相手ターンショウフクをするためです。
それを決めるためには、レベル5モンスターを落とすことが必要です。このデッキでは、マイクスを落とすことでレベル2に変更することで、それを行うことができます。また、マイクスを素引きしてしまった場合は、レベル3モンスター(ギータス,うらら,鯖)を落とすことでレベル4へと変更し、バロネスを立てる分岐も可能です。
▪️源竜星ーボウテンコウ(以下、ボウテンコウ)
展開の中継地点です。3+2で出します。レベル5チューナーなので、8シンクロに繋ぎやすいカードです。
▪️ギアギガントX
超重武者とのシナジーが強く、レベル4が並びやすいので採用しました。サーチする先はベイゴマで、前述したエンフェやマイクスで増えた召喚権を使用して後続への展開に繋げます。また、機械族なので幻獣機アウローラドンにも繋げることが出来ます。
▪️ヴァレルソード・ドラゴン
ライフカット要員としての採用です。
▪️召命の神弓ーアポロウーサ(以下、ウーサ)
先攻で妨害要員です。基本的に3ウーサで出しますが、展開次第では4ウーサにもなるので妨害としては充分に機能します。基本的には、使い捨ての妨害になるので優先的に使っていくことになります。
▪️幻獣機ーアウローラドン(以下、ラドン)
再三名前だけ出しているカードですが、ようやく触れます(申し訳ないです)
現在のセフィラの展開の心臓部です。レベル3トークンを3体生成する効果,任意の数リリースしてその分の効果を適用する効果を持ちます。
主に、2体リリースでの幻獣機モンスターを出す効果を使い、オライオンを特殊召喚しそこからボウテンコウ→サベージと連続シンクロを目指します。また前述した通り、相手ターンショウフクをするためにトークンを残してトルドーと合わせてライザーをシンクロし、レベル2になるようにマイクスを落とすことで、ボウテンコウで出したシウゴとショウフク,レベル3を落とすことでレベル4に変更してバロネスといった感じで余すことなく展開に使います。
▪️クリフォート・ゲニウス(以下、ゲニウス)
先でも後でも強く使えるカードです。特に機械族が並ぶので、簡単に作りやすく先ではP召喚でリンク先に同時に出して、レギュラスをサーチして妨害を追加,後手では、自身の耐性を生かして相手のシステムクリーチャーを無力化してこちらの展開を通しやすくすることが出来るなど、攻防一体のカードになります。また、機械族なのでラドンの素材になり後述するエレクを温存する立ち回りも可能になります。
▪️ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム(エレク)
ラドンと並び、展開の要です。このエレクをいかに通すかが鍵と言っても過言ではありません。展開補助,リソース回復の両方をこなします。①~③までの効果全てで自己完結しており、展開の横並びを実現させてくれます。
▪️軌跡の魔術師(以下、ビヨペン)
ジェネリック版エレクトラムといったカードです。制約が重いですがその代わりに、任意のPモンスターをサーチ可能で状況に応じて、シウゴ,ギータス,上下スケールのどれかを引っ張ってきます。
▪️警衛バリケイド・ベルグ(以下、バリケイド)
素材縛りなしで出せる機械族のリンク2です。ラドンへの中継地点です。基本的にはそれ以外の役割はないのですが、たまーにフィールド魔法を回収する効果を使用します。ラドンを作る際には重要なので必須です。
(3) サイドデッキの組んだ方針,方向性について
まず、サイドデッキは以下の通りです。
大雑把に分けて4つのアーキタイプをみるために組みました。
① 展開系
② ミッドレンジ系
③ 罠ビート系
④ ティアラメンツ
これらへの対面への意識で1枚で返せるor盤面を崩しにいけるカードを選びました。
① 展開系
ラーの翼神竜ー球体形×3(以下、ラー玉)
展開形への盤面を一枚で崩せるカードとしての採用です。召喚権を使いますが、この召喚権の消費もギータスP効果→マイクス特殊召喚の流れで、消費した召喚権を補えるので展開に支障は出ません。相手の盤面によってリリースするモンスターは、自分の展開を妨害してくるモンスターを優先してリリースしていきます。
② ミッドレンジ
ダイナレスラー・パンクラトプス×1(以下、パンクラ)
電光ー雪花ー×2(雪花)
ハーピィの羽根箒×1(羽根)
主にミッドレンジ系へのサイドチェンジです。相手の展開によっては、前述したラー玉を入れることもします。
③ 罠ビート系
コズミック・サイクロン×3(以下、コズサイ)
レッド・リブート×1(リブート)
これに加え、雪花,羽根,パンクラを投入します。サイドチェンジは、ミッドレンジ系と似ていますが、罠ビート系にはよりバックを意識したサイドチェンジを行います。
④ ティアラメンツ
深淵の獣 ドルイドヴルム×2
深淵の獣 マグナムート
深淵の獣 バルドレイク
ティアラメンツ対面に投入します。深淵の獣に加え、コズサイ,リブート,展開をみてラー玉を投入します。
またマグナムートは、ドラゴン族の汎用サーチでもあるので、デストルドーをサーチすることができるためラグなく展開札として使用することができます。
以上が、メイン,エクストラ,サイドデッキの紹介です。
③ 超重武者新規を使用した展開パターン
ここでは、新規の超重武者を絡めた展開パターンを2つ紹介します。また、よくみる【誘発ケア】等の動きに関してですが、このnoteでは紹介致しません。理由としては、人によって手札誘発を打つ箇所がまばらな点や私自身、それを受けてからケアルートをアドリブで考えている人間なので、今回の展開はあくまでも【参考程度】としてご覧いただければと思います。
また、今回の展開を考えるにあたり参考にした方のTwitterの投稿を載せます。
この展開の他にも様々なテーマの展開動画を掲載されています。ぜひ、ご覧になってください。
sheep様この度は、掲載の許可を頂きありがとうございます。また、参考にさせて頂きありがとうございます。
(1) ワカ+ギータス+モンスターコスト
●展開パターン
・最終盤面
▪️妨害性能
サベージ(カウンター3),キングジャッカル(魔力カウンター3),九支(墓地に神意),4ウーサ,ショウフク=6+2(ウーサ)妨害
エンフェを使うルートです。
この展開では、ウーサが4ウーサになり2回まではウーサを妨害として計算できます。その代わりに神撃が構えられませんが、満遍なく妨害を構えられる展開です。
ポイントとしては、一度目のギタリスの特殊召喚時(ギータスから特殊召喚の時)にスケールのギータスを戻さず、P召喚時にギタリスの効果でギータスを戻します。
これにより、ワカとギータスでエンフェを成立させウーサの素材をかさ増ししつつラドンの展開へと繋ぎます。
(2) ワカ+グラマトン
●展開パターン
・最終盤面
▪️妨害性能
九支,神撃,レギュラス,バロネス,3ウーサ=5+2(ウーサ)妨害
ゲニウスを使うルートです。この展開の場合、ウーサが3ウーサになるので1回しか妨害として計算できない代わりに、神撃を構えることができます。
また、返しにラドンの効果で相手の盤面に触れながらライフを取りに行くことが可能になります。
この2つが新規の超重武者を使った展開になります。再度言いますが、あくまでも私がこうするという展開ですので、参考程度でお願いします。
ここまでが、無料部分になります。
一旦ではありますが、ここまで読んで頂きありがとうございます。
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