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【海外育児】Z会とお別れ


こんにちは。ご覧下さりありがとうございます。

海外で育児を頑張る方の中には、ご存じの方も多いと思います。

Z会が、一部コースの海外への教材発送を今年度中に取りやめるという衝撃的なニュース…

うちの子が受講しているコースも、中止対象となってしまいました。
私は娘が3歳の頃からZ会を愛用していたので、とても悲しかったです。

そこで今回は、私がZ会を選んだ理由、そして娘が年少から今まで続けてきた感想、そして今後の方針について、まとめていきたいと思います。

Z会を選んだ理由


まず興味を持った理由は、「私自身が受講していた」からです。

私は小学校5年生のときにZ会を始め、高校1年生までやっていました。
(高校に入ると学校の勉強が大変すぎてやめてしまいました…)

その当時は小学校5年生からしか教材がなかったように思うのですが、娘が生まれてから調べてみると、現在では年少さんから教材があることがわかりました。

試しに娘が年少さんになる前に体験教材を申し込んだところ、娘も私もとても気に入りました。

体験教材は、ぺあぜっと(教科書のようなもので、親子で学ぶ体験学習がメイン)ワーク、おてがみセットで構成されていて、進研ゼミなどで勝手に送られてくる体験教材よりもボリュームがありました。

3年前の体験教材です

娘が特に気に入っていたのがおてがみセットでした。
紙を切ったり折ったりしておてがみを作るという内容で、かわいいステッカーも豊富にあったので楽しく取り組んでいました。

おてがみセット

勝手に送られてくる進研ゼミよりも内容が充実していること、おもちゃがついてこないのでかさばらないこと、年少さんからでも続けられる分量であることから、入会を決めました。

その頃には海外に住むことが決まっていたので、日本語を維持する目的も意識していました。

Z会お気に入りポイント3選


個人的には、自分が受講していたときよりもZ会が好きになりました。
特にお気に入りポイントとして3つあげます。

手作りおもちゃ


Z会の場合は、基本的にすぐに遊べるような付録のおもちゃは送られてきません。

自分で紙を切ったりのりで貼ったりして、おもちゃを作ります。

とはいっても、光ったりおしゃべりしたりするようなものではありません。

カードゲームやボードゲームのような内容が多いので、思考力を鍛えながら遊ぶことができます。

ただし、基本的には大人が一緒に遊ぶ前提だと思います。
「自分が家事をしている時間に遊んでもらう」ことが目的で受講すると、ちょっとやりきれないかもしれません。
「親子で会話をしながら学ぶ」スタンスの方にはぴったりだと思います。

教材の質が高い

まず、年長さんのワークでも、引き算やプログラミングなどの考え方を使う単元もあります。

年長さんからでも考えられる道筋ではあるものの、単元自体は先取りなので、考え方の導入としてぴったりな教材だと感じました。

また、教科書のような扱いである「ぺあぜっと」では、毎月さまざまな種類の体験学習を紹介しています。

例えば、年中さんからは毎月料理の単元があります。

鍋でご飯を炊き、その様子を観察する。

豚肉と鶏肉の煮物を作る過程で、包丁の感覚の違いを味わう。

料理を作業ではなく学習のひとつとして、身近に取り入れることができます。

スーパーマーケットでフルーツの産地を調べ、そのフルーツを使用したパフェを作る。合わせて国旗の学習もする単元もありました。

Whole foodsに行って実践しました

この単元は、近所のWhole Foodsで実践しました。
Whole Foodsは値札に産地が書いてあったので簡単にできました。

バナナはエクアドル、パイナップルはフィリピンでしょ!など、親としては日本からの思い込みがあったのですが、全く違っていて面白かったです。

また、りんごがワシントン州産、いちごがテキサス州産だったことから、アメリカの地理についても少し話せたのでよかったです。

子どもだけでなく、大人も勉強になるので新鮮で楽しかったです。

毎月必ず教材が届く

日本国内にお住まいの方にこの感動が伝わるかわからないのですが。

アメリカ生活、とにかく物流が不安定。笑
配達遅延はもちろん、ネットで注文した商品が途中でなくなることもしばしば。

そんな中、Z会は、毎月決まった時に教材を届けてくれました。
また、添削問題についても、丁寧にやりとりしてくれました。一度も紛失したことはありませんでした。

どこかで日本とつながっているような安心感が嬉しかったです。

Z会とのお別れ、その後


とはいえ、サービスを停止するのは確定しているので、Z会の紙教材とはお別れしなければなりません。
日本国内の親戚から送ってもらうことも考えましたが、毎月のことなので現実的ではありません。

その後の選択肢として

1 Z会をやめ、通信教育自体をやめる
2 Z会のタブレットコースで続ける
3    Z会をやめ、進研ゼミを始める


こちらの3つの選択肢から選ぶことになります。

私自身はZ会の教材が好きなので、タブレットコースでも続けさせたいと思う反面、タブレットでの学習は早すぎるのではないかという心配もあります。

ただでさえ娘の学校ではiPadを利用する授業もあり、数学のアプリなどで学習するときもあるが、自由時間にブラウザゲームで遊ぶこともあるようです。
スクリーンタイムを管理するという観点から、タブレットで学習させることに少しの抵抗を感じます。

また、我が家にはタブレットがないので、子ども専用のタブレットを購入することにもためらいます(クラスのお友達がiPadやApple Watchを持っているので、子どもはいつもほしいと言ってきます)

購入する場合には、通信教育用に作られたものにするのか、大人でも使えるようなスペックのものにするのか。

大事なことなので、時間をかけて考えていきたいと思います。

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