声をかける
昨日寝た時間 24時半
今日起きた時間 6時半
昨日は職場の飲み会だった。このご時世で、20人近くでの飲み会。
僕は行きたくなかったが、致し方ない。行かざるを得ない。
職場の飲み会に行きたくない理由は、まずそもそも面白くないから。
そして、職場の飲み会の次の日はお酒が体に残り、頭がうまく働かないから。昨日の飲み会もやっぱりそうだった。勝手にしゃべる。会話が小集団化して、お酒を飲まない人やコミュニケーションが不得意な人は会話にあぶれがちになり、僕は都度都度、会話の集団が広げられるように話を振ったりする。そうでもしていないと、退屈で寝てしまいそうだし、一言も話さないままで2時間以上もその場にい続けることになってしまいそうだ。暇で、つまらないから、必然的に酒量が増える。それで、次の日は体がだるくなる。
高石宏輔「声をかける」を読み終える。
何だか、すさまじい本を読んでしまった気がする。
僕は他人のことなんて、何一つ分かっていないのかもしれない。
そんな気持ちになった。今まで自分を誰かにまるっと差し出した
ことがあったのだろうか。誰かとちゃんと分かり合うことができたのだろうか。
ビデオニュースドットコムでは、大澤真幸をゲストに、見田宗介の特集が組まれた。
ここでは、孤独についてもテーマに掲げられていた。誰かといても孤独だった見田宗介。寂しさ、というのは集団のなかでこそ際立つ。僕も何だかそういう側面がある。
「声をかける」を読んでいて、僕は自分の勇気の無さを感じていた。もっと、誰かと真剣に話して、生きてくるべきだったのだろう。
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