日記 1月23日(日)
昨日寝た時間 :24時45分
今日起きた時間 : 7時半
毎夜毎夜、妻と「今日は早く寝よう」と話すのだが、そんなことは決して達成されていない。特に最近の家族一斉での自宅待機によって、ずっと子供たちがそばにいる生活が続いており、ろくにだらだらしたり、自分のしたいことができていない状況が続いており、子供たちが寝る22時以降、だらだらとお互い好きなことをして過ごしているので、少なくともこの自宅待機期間中は遅く寝ることになっても仕方ないと思っている。
今日は朝起きて、昨日の焼き鮭の残り(食べ残しではなくて、切り身まるまる。食べ残しだと流石にコロナウイルスが増殖するので)で鮭タマゴチャーハンを作る。それによって、ごま油が無くなってしまった。困った。ネットスーパーとかで頼めばよいのだけど、頼んだことないのでちょっと躊躇っている。
今日はそれでも比較的、やりたいことをできた気がする。というのも、長男と二女がリングフィットネスに夢中になったり、アクアビーズに夢中になったりしてくれたので、その間妻も僕も比較的お互いにやりたいことをやっていた。
僕は、宮本太郎「貧困・介護・育児の政治」をP80~P100まで読み、そのあと、小島庸平「サラ金の歴史」も読み始めた。宮本太郎の本は、とても良い本だと思う。僕の理解は、日本は保守ベースで社会保障を進めてきて、それは男性稼ぎ手モデルという男性の正規雇用モデルベースのものでなりたっており、且つそれはその雇用元の福利厚生によって家族が支えられていたが、バブル崩壊以降で企業は雇用削減と雇用の非正規への置き換えと、福利厚生の削減によってそれが崩れ、特に非正規雇用の労働者の社会保障の頼り先が無くなってしまった。就職氷河期世代は世帯主であっても非正規のケースが出てきており、そうなれば配偶者も働くことがベースとなってきて、そうなると保守ベースの社会保障(育児・介護)が成立しない。さらには、非正規労働者は見返りの少ない税金を支払わされている。そこに正規に対する非正規労働者からの不平等感があり、それはフィルターバブルによって助長されている。しかもこの様な事例はアメリカやスウェーデンでも見られており、分断が世界的に見られている。今後、宮本太郎の本を読みながら、他の本も併読しつつ、この困難に立ち向かえる道を考えていきたい。個人的にはMMTに頼るのではなく、政治への信頼を回復させて、増税による再分配しかないと思っているけど、それは具体的にどうすれな実行できるのか、道筋が分からない。
あと、今日は書きかけの小説も1,000文字くらい進めることができた。今まで書いてきた(そして書き終えられなかった)幾つかの小説のなかでも一番物語の骨格が見えていて、しかも作中の登場人物が結構自然で動きやすい感じなので、期待して書いている。というか、これは、確か去年位に書いていて、8千字くらいまで書いて一旦止めていたものだった。やっぱり、僕には小説は書けないのかな、と思って。でも久々にファイルを開けてみると結構読めたので、再開してみた。
朝チャーハン、昼うどんを僕が今日は作り、夜はエビピラフで、それは妻が作った。どれも子供が美味しいと言ってくれたので、嬉しかった。比較的今日は自由に本を読めたし、小説も書けた。それでもずっと家族4人でリビングにいると疲れるし、子供はかわいいけど、自宅待機生活が続くにつれ、逃げ場所がなくて一人になれなくて、辛い。
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