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サイトデザイン分析② 【八多の里】

[ 対象サイト ]


サイト全体を通して

「八多の里」は "人のためになることをする" を理念とした、自然に囲まれ、笑顔溢れる介護施設です。

サイトの目的は、採用のエントリー促進
サイトのターゲットは、介護業、サービス業の求職者

カラーは、モノトーン + ピンク(#eb6e8d)。
ピンクはサイト内の写真にも映っている桜を想起させます。

CTAである採用エントリーにこのピンク(#eb6e8d)を使い、他の場所では多用しない事で、CTAにフォーカスを集める設計になっています。

写真の統一性

「八多の里」は写真の一枚一枚に拘りが感じられるサイトです。

本サイトにある「笑顔と陽だまりの中で」というキャッチコピーから、「八多の里」は人々の笑顔や自然、明るみを大切にしている事が分かりますが、それが採用サイトからも伝わる様に、写真が選定されています。

以下は実例になります。

下の3枚は室内の写真ですが、光が差し込んでいるので、室内であってもを感じさせます。
特に三枚目の陽が差し込む中でのヘルパーさんとご利用者の笑顔を交わす様子は正に「八多の里」を象徴する写真です。

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被写体の年齢にも注目

MVの被写体の女性は、若年層で一見新卒採用のサイトであるかと思いましたが、サイト全体をみると、写真に映るヘルパーさんの年齢はまちまちで、ある程度採用する年齢層に幅を持たせている事が分かります。このサイトはあくまで採用サイトであって、新卒採用とはまた趣旨が違っているのですね。

サイトに掲載されていた年代別の割合からも、幅広い年齢層の方が働かれている事が分かります。

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MV(メインビジュアル)

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「幸せが花ひらくように」というコピー文はヘルパーとご利用者、どちらにも当てはまるメッセージ。ヘルパーさんからご利用者へ、会社から働くヘルパーへの言葉と取れるコピー文です。
働く人とご利用者、双方の生活を豊かにするという会社の意志が伝わってきます。

そしてここでも写真に注目です。
MV以外の写真にも言える事で、被写体の目線が正面を向いていません。カメラ目線でないという事です。これは目線をずらす事で、違和感の無い日常の様子を写真に収めています。もし、カメラに目線が合った写真だと、日常からは離れた印象を受けるのではないでしょうか。

上記でも述べましたが、「目線をずらす」「陽の光を含める」といった統一性をサイト全体に持たせる事で、サイトのイメージを策定しているのです。

Interview

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採用サイトやリクルートページなどでよく見られる「働く人の声」や「メッセージ」というふうにするのではなく、インタビューという形式を取る事で、求職者が知りたいよりリアルな現場の実際の声を引き出しています。

footer

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footerに設置されている、こちらの写真ですが、敢えてテキストを付けず、被写体の後ろ姿だけを写す事で、サイトの最後で余韻を感じさせます。
MVからの繋がりも感じさせて、情緒的な一枚になっています。

最後に

「八多の里」採用サイトは、写真の一枚一枚に拘り、日常的な姿を最大限、魅力的に伝えているサイトでした。


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