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♭008. 音声配信の作り方

ども。
ヤマヘイです。

今回はどのように音声配信が作られているか、簡単に説明したいと思います。

まず、音声配信をやってみよう!となって、一つのモデルケースがありました。

それは老舗ロックバンドのコレクターズと言うバンドのフロントマン二人がやっている「池袋交差点24時」と言うポッドキャスト。
↓Spotifyなど各メディアで聞けます。もう9シーズン目。

加藤さん、古市さんの喋りのプロではない二人がゆるい感じで近況報告や、所感をダラダラ話すスタイルで、芸人のラジオとは違う、ゆるいグルーブ感が妙に心地よいので、皆様もぜひ。

我々ももちろん喋りのプロではないので、いい意味でゆるい会話感や、グルーブ感を寄せれればいいなぁ、と密かに研究しております。

で、いざ音声を配信しましょう。ってなった時にまず録音方法で試行錯誤した。
まず私ヤマヘイのホームは愛知県。マサヤは東京。
コロナもあり、集まって録るというのはなかなか出来ない。
と、なるとまずはZOOMの録音機能を使ってやってみよう、となり、テストで1回目をZOOMで普通に話してそれをZOOMにて録音・・したのだけど、音が悪い。
とにかく音が悪い。周りの雑音を拾うし、何より二人の声のレベルがバラバラ。そして俺の声はもともとベタっとした抜けの悪い声なので、聞きづらいことこの上ない(これについては俺の問題)。

うーん、これはどうしたものか。

ここで私ヤマヘイ、性格上、色々試したくなる性分なのでネットを中心に音声配信、ポッドキャストの録音方法について、調べまくる。

で、最終的に考え出したのが、
ZOOMで会話しお互いのiPhoneで録音。と言う方法。

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ZOOMでお互いの表情を見ながら、会話し、録音はPCM録音というアプリを起動させ、ピンマイクで自分の声のみ録り、その音声データを編集ソフトで編集!という方法。編集ソフトは俺はlogicを使ってるけど、マサヤはガレージバンドというMacに標準でついてるアプリを使用。

音声

このように二人の音声データを各トラックにぶち込みます。
どこでタイミングを合わせるかというと、全部の回で俺たちは「お疲れ様です」という挨拶で会話を始めてるので、そこである程度タイミングを合わし、調整しているのだ。(このお疲れ様です、については色々意味があったりするので、それはまたどこかで)

ジングル

次に、というか最近はもう固定だけどテーマ曲のジングルを入れます。
楽曲提供は後輩のShhh!というプロジェクトより。

上記からも聴けるので、ぜひ。



ジングルを配置した後は、

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お互いの声の調整。まず二人とも男なので、LOWをバッサリカット。
それに加え、俺の声は抜けがよくなるように、中音域をちょっとあげたりしてます。

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さらにコンプをかけて聴きやすく。
これも色々調べて音声配信に適した設定にして、プリセットにしてます。

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次に変な間(リモートだとどうしても変な間ができたり会話が被ったりする)ができたり、ノイズだったりするところをチマチマカット。
会話的に「う〜んこの箇所ちょっとなぁ・・」というところもカットして編集したりしてます。

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そろそろ終わりが見えてきた。
各音声の調整、BGMの音量の調整などを行い、

マス羅リング

最後にマスタリングという全体の音量のバランスを調整し、
バウンスして、MP3に書き出し!
でひとまず終了。

もう慣れたけどここまでで、大体1時間かからないくらい。
で、テストデータを二人の共有のドライブに入れて、各自チェックし、問題なければ配信・・という流れです。

こんな感じでやってるのですが、もっといい方法あるよ、だったり、こうした方がいいよというご意見あればぜひ教えてください!

何かの参考になれば、とふと思いテキストにしてみました。
(最近テキスト書いてないなぁ、と思ったのもあるけど)

それでは。

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