小さな旅人 10歳の冒険記。
旅の相棒である娘(10歳4年生)にインタビューをしました。
今年の夏にセブ島に単身8日間留学に行った経験を持つ、小さな旅人です。
彼女の率直な言葉で色々な話を聞いてみました。
ーーー好きなことはなんですか?
レジンやシーリングワックスなど、何かを作ることが好きです。
ご飯やスイーツを作るのも好きです。得意料理はタッカンマリとお味噌汁です。
パーティを企画して開くのも好きです。
今年も近くの公園でハロウィンピクニックをやる予定です。
毎年開いていて、4回目です。
パーティは、準備が一番楽しいです。カードを作ったり場所を飾り付けしたり。
友達と協力して工夫するのが楽しい。
どうしたら皆に楽しんでもらえるかな?と考えるのが楽しい。
ありがとうと言ってもらえるのが嬉しいです。
最近は動画を撮って編集することも好きです。
これからYouTubeにアップしていきたいです。
ーーー母は好きなことを応援したいと思っています。最近の学校生活についてはどうですか?
今年の7月くらいから学校に行かなくなりました。皆で座って同じ授業を受けるのが楽しくないと思ったからです。
今は花まるエレメンタリースクールという学校に通いだしました。
窓際のトットちゃんの映画を見て、トットちゃんのトモエ学園の様な学校に行きたいと思っていました。
お母さんといくつか学校見学に行って決めました。
今行っている学校は、ディスカッションの時間や農作業の日があります。皆がそれぞれ好きなことができるような学校です。
毎日すごく楽しいです。
ーーー良かったです。母も嬉しいです!
セブ島留学について
ーーー今年の夏休みにはセブ島に8日間留学しましたね。その話も聞かせてください。
お母さんに『行ってみたら?』と勧めてもらい、楽しそうだと思い留学を決めました。
ーーー留学の準備はどうでしたか?
お兄ちゃんがやっていた英語の宿題をやってみたり、電子辞書を買ってもらいました。洋服などの準備は自分でしました。一緒に行く友達と英語の練習もしました。
ーーー行く前に楽しみなことはありましたか?
海外で自分だけで買い物やアクティビティをするのが楽しみでした。
でも、子どもだけで行くので、何か事件が起こるかもという不安もありました。
具体的に何かは分からなかったけど、言葉が通じないと大変かなと思っていました。
ーーーセブ島に着いてどうでしたか?
空港で迎えに来てくれる人の連絡先が分からなくてすごく不安でした。
喉もすごく乾いてつらかったです。
でも、クラスの友達とそのお兄ちゃんが一緒だったので大丈夫でした。
ーーーセブ島についてからの生活はどうでしたか?
友達と一緒だったので楽しかったです。
勉強は、授業の時間が日本よりも長かったので大変でした。『but anyway』という英語を覚えました。
子ども6人部屋で、4年生から中学生までいて、自由時間に皆でトランプやお喋りをして楽しかったです。
休日はショッピングモールに行ったり、お寺巡りやシュノーケリングをしたのが楽しかったです。
ーーー1番印象に残った出来事はなんですか?
孤児院に行ったことです。
セブ島の孤児院の子たちと一緒にダンスをしたり、じゃんけんゲームをしたりしました。1歳から高校生くらいの子たちがいて、遊べてすごく楽しかったです。
でも、トイレがとても汚くて、住みたくないなと思いました。
お金を沢山稼いだら、あのトイレを綺麗になおしたいです。
ーーーまた留学したいと思いますか?
あまり思いません。
お母さんと一緒に来ていた人たちは夜、町に出かけたり、スマホを使ったりできて、うらやましかったです。
お母さんと一緒ならまた行っても良いです。
旅への思い
ーーー大人になったら何になりたいですか?
旅系ユーチューバーをやってみたいです。
色々なところを飛び回って、世界中を紹介したいです。
ーーー行ってみたい国はありますか?
フランスのパリ!おしゃれが好きだから、いろんなものを買いたいです。
おしゃれな国だとYouTubeで見ました。
死海にも行きたいです。
海の水から塩を作るのが好きだから、死海で塩を作ってみたいです。
塩湖で作った塩がどれだけしょっぱいか、試してみたいです。
ーーーこれまで行った旅行で楽しかったところを教えてください。
トルコのイスタンブールです。お母さんと2人で行きました。猫や犬がたくさん街にいて可愛かったです。
韓国のカルメ焼きや雑貨が好きなので韓国も大好きです。友達と大勢で行った時も楽しかったです。
ーーー旅のどんなところが好きですか?
うーん、旅のどこが好きか?全部です!
他の国の暮らしを見るのが楽しいです。
その土地の食べ物が食べてみたいです。
あとは、、好きに理由は無いです!
インタビュー後記
記事の編集も手伝ってくれて、タイトルも一緒に考えました。
10歳で短期留学するという勇気ある決断をした彼女を尊敬しています。
面白くて、アイディアマンで、奇想天外な彼女と、一緒にいることがただ楽しく、幸せです。
彼女が毎日見せてくれる新しい世界にワクワクしています。
時には叱ったり意見がぶつかることもあります。
それでも、彼女の背中を押す存在でありたいと思っています。
そのことを忘れずに日々を過ごしたいです。
たとえ覚えた英語が一つだったとしても、旅の中で感じたことが彼女のこれからにどんな影響を与えるのか。
その過程を見守ることができて幸せに思います。