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大切にしている言葉

Some of us think holding on makes us strong; but sometimes it is letting go
ーしがみつくことで強くなれると考える者もいる。しかし時には手放すことで強くなれるのだ。

ヘルマン・ヘッセ

学生時代に見つけて好きになった言葉だ。

学生時代ヘッセの作品をよく読んだ。
教科書で『少年の日の思い出』を読んだ人も多いのではないか。
(余談だが数ある作品の中でも、私の好きな作品は『メルヒェン』だ。)
そしてヘッセ自身についてもいろいろと調べた。
そんな中でこの言葉を見つけた。

感じ方は人によって違うと思うが
私はこの言葉を”人や物に依存しすぎないように”
私の性格上、必要だろうから自分の中に常に言い聞かせていいた言葉だ。

ネガティブに捉えられてしまうかもしれないが、それは違う。
自分をポジティブに、そして強くしてくれるのだ。

手放すことで得られるものは多い。
前に進む力をくれる。

”何を”手放すか、距離を置くか
それはその時の状況によって様々だ。
モノや環境、はたまた人付き合いや過去の思い出。
自分にとって自分をモヤモヤさせていることは案外近くにあるのだ。

しかし手放すことは難しい。
意識しなければ手放すことができない。

手放してしまうことに不安があるからだ。

手放すべき時に手放さず悩んでいたり
現状にモヤモヤしてしまった時、私はこの言葉を思い出すようにしている。



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