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この4ヶ月で得たもの
9月から参加していたClassicプロアマの最終節が終わりました。
色々なきっかけがあり参加した今回の成績がこちら。
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いや、ぼろ負けすぎやろ。
こんな結果ですが終わってみての感想を少し纏めてみました。
Classicプロアマを経て
出場のきっかけ
実は私、Classicルールを打つのも、リーグ戦もプロアマ大会に出るのも初めてだったんですよ。
むしろなんなら競技麻雀を打つのも初めてでした。色んな人からClassicが初めてなんて正気か?と言われた。
出場のきっかけは本当に些細なことでした。
日向藍子プロと伊藤高志プロが北海道に来る。
日向プロは私が渋谷ABEMASを応援していて、何度か会ったことがあるプロの中でも好印象だった為またあいたいな、と思ったから。
伊藤高志プロは話をしたことはないが東京に遠征に行った際にいつも利用している麻雀ナインで卓セットをしてくれてた記憶があり人目会いたいな、と思い参加を決めた。
その時の私はプロアマの大会がどのようなものが理解しておらず、まぁいつもの麻雀大会の気持ちで出ればいいかと思っていた。
とりあえず二人がゲストの節にエントリーをした私…
???「え、全部出ちゃえば?^^」
ワイ「ほな出るか~」
ノリって怖いなぁ。結果全通です。
ちなみに名前はエントリー時に「あまり砕けた名前でないもので」と記載があり本名にしましたが全然ささりょんでも良かったじゃん。と後から思いました。
初めてのClassicルール
もちろんぶっつけ本番は良くないとセットを立ててもらいました。
「スペシャルゲストがいるよ」と来たセットにいたのは尾崎 航プロ。
実は私、この日会うまで尾崎プロのこと何も知らなかったんですよ。
本当にごめんなさい。
その頃の私が知ってるプロはMリーガーと呼ばれる方々、各団体のA1リーガー、推しの皆様。
北海道本部のプロの方たちはほとんど知らない方々ばかりで後にとんでもなくすごい人だと知りました。本当にごめんなさい。
そんな私にも優しく教えてくれた尾崎プロ、BIGLOVE。
尾崎プロがその場に居なかったら、無知な私に優しく教えてくれなかったらここまでちゃんとリーグ戦に出れなかったかも、と思ってます。ありがとうございます。
実際のリーグ戦に出てみて
ここから私がリーグ戦に出てみて、感じたことをまとめてみました。
①点数計算は出来た方がいい
もちろん出来なくても同卓者に絶対一人はプロがいるので最悪聞けます。
ただプロアマのリーグ戦、決勝を目指す人もプロで自分の成績を狙っている人もいる空間で上がった点数に対して「これって何点ですか?」と聞ける空気感じゃないです(聞いても多分いいんだろうけど)
25符、30符、40符…この辺りの点数計算は頭に入っていた方がいいと思いました。
じゃないと緊張で手組なんて出来ません。
発声したい時に声が出ません。
(第一節の私)
この手は何点なんだろう、申告上手く出来なかったらどうしよう、というプレッシャーでボロボロになりました。
それがなければもっと上がれた局もあるし、トップを取れた局もあった。それが悔しくて今はたくさん打って点数申告も出来るようになって来ました!偉いね!
②周りの人は思ってたより優しい
Classicってルールが難しいし、競技麻雀ってすごく敷居が高いイメージがあったんですよ。
その分出場している人も怖い人が多いかな、とか思ってました。
でもそんな事は1ミリもなくて、全員優しい人ばかりでした。
私がトップを取ったら一緒に喜んでくれる人、要所でいい上がりをしたらそれを褒めてくれる人、また同卓したね~なんて声をかけてくれる人。
最初こそ緊張で声が出なかったけど、試合後に感想戦もできるようになった。
これってすごく大事だと思っていて、結局自分の牌譜なんて家帰ったら忘れちゃうのでその場で見直しして意見を貰えるのってすごく貴重だと思うんですよね。
もちろん麻雀をしに行って、勝ちに行くために出場してましたがそんなみんなに会えるのが楽しみでリーグ戦に出場してました。
何より交流も増える!麻雀仲間が増える!
プロアマに出てからセットで麻雀する機会が倍以上に増えました。
③麻雀が強くなれる(と思う)
単純に打つから強くなるというのもありますが、
・Classicという手役が大事なルールだからこそ手組が強くなる
・ダマでのテンパイ率が高く、他家の河を読む力が強くなる
・周りが他のルールに比べると長く麻雀をやっている人が多く一緒に対局していて成長が出来る
・リーグ戦という長く成績が問われるルールだからこそ強くなろうという意識が身につく
・プロとの交流が多くなり、自分の思考レベルも上がる
etc……
上げだしたらキリがないですが本当に強くなったと思います。
Classicは少し敷居が高いなぁ~と思う人はリーグ戦に出るだけでもかなり意識が変わるとおもいました。
まだまだ弱い新米雀士が何を言うとる、と思われてしまうかもしれませんが実際に周りから強くなったと褒められる事が多くなったので嘘だと思って参加してみてほしいです。絶対に。
奮闘した最終節
そんな私が第五節を終えたスコアがこちら
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うーーん、キツイ。
キツイのも勿論ですが、節スコアにプラスがない。
初めて参加したとは言え悔しい。一節目のマイナスはみんなに「ラスもマイナスを最小限に抑えられていて偉い」「トップもあるし優秀だよ」と褒められた。
だけど二節、三節とトップもなく四節目には箱ラスを引いた。
赤も裏も一発も新ドラもないClassicでの箱ラスは厳しい。放銃し過ぎ。ガチで麻雀弱すぎて病んでました。
そんな四節目からささやかな目標が出来た。
節をプラスで終えたい。
そう思ったあとの五節目はあと少しだった、一戦目のラスが悔しくて、中対々和混老頭ドラ3をツモって8000オールを上がった。
でもそのあとラスを引いたら意味が無い、オーラスもトップ目から降りきれず放銃して3着目。
悔しい、けど少しずつプラスには近づいていた。
だからこそ最終節はトップで帰りたかった。
プロアマはどの節も四半荘。
最終節の三半荘目までの成績は3-3-4。最後の半荘でトップを取れればまだ見える。
東の四局、点数差がほぼなく対面の親。
手牌は発が対子で他にメンツはない、対面から出た発を鳴くか迷ったが一枚目はスルーした。
9sが槓子になり、暗槓した。
昔なら怖くて出来なかった、符計算が出来ないから。上がった時に計算できない。一節目には怖いから出来なかった暗槓をした。
嶺上牌は白、手元にあった白と重なり対子になる。
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気がついたら手牌が四暗刻テンパイに。場に全然通ってない3pは深呼吸して切った。
6mは一枚切れ、発ももちろんスルーした一枚切れ。山にあっても2枚。
出上がりでも許そう。6mなら満貫、発なら跳満。
Classicは加点が偉い、そう思って相手の捨牌を見た。
テンパイ二巡目、ツモってきた牌はスルーした発。
8000-16000は8100-16100。
四麻で初めて申告した。リアル麻雀で役満を上がるのは二回目、一回目は昔点数申告も出来なかった頃にセットで上がった四暗刻。
昔自分が出来なかった点数申告を、自分一人でやりきった。
こうして私のリーグ戦初めての節プラスは達成出来たのでした。
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全てを振り返って
本当にあっという間の四半期、だけど今まで過ごした人生の中で何処を切り取っても…これ以上充実した四ヶ月は今まで一度も経験したことがない程に充実した四ヶ月でした。
沢山色々な人にお世話になって、沢山色んな人と仲良くなれて、沢山麻雀が強くなれた。
来年も絶対出るぞ!
そして来季はプラスで終えよう!
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おまけ
プロアマでたくさん撮った最高位戦日本プロ麻雀協会 北海道本部の皆様の写真。
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(内田さんだけClassicの時の写真ないない)
他にも写真はないけどたーーーーーくさん色んなプロに助けて貰いました。
本当にありがとうございます。最高位戦の、北海道本部の皆様が大好きになりました。
また来年もよろしくお願いします!!!!