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arbol
2022年に変わる制度②「住宅ローン減税」
前回の記事に引き続き、2022年に変わる「くらしの制度」について、簡単ですが、ご紹介します。
住宅ローン減税が変わりました
昨年までは、住宅ローンを組むと原則10年、年末の残高の1%(一般の新築住宅は最大年40万円)が税額控除されていました。つまり、年末に3,500万円の住宅ローン残高があった場合、35万円の所得税が返ってきます。
それが、今年2022年1月からは、年末の残高の0.7%となり、控除期間が13年となります。尚、2024年以降は省エネ基準不適合だと、10年へ戻る場合があります。そのため、購入する住宅がどの区分かどうか、確認することは必須となります。
なぜ、見直すこととなったか、それは金利の低下です。従来の控除率である1%を下回る低金利が増え、支払い利息より控除額が大きい、いわゆる「逆ざや」が広がったためです。
実際にわたしも固定金利0.9%で借りていますので、控除率の1%を下回っています。固定金利でなく、変動金利だともっと住宅ローンの金利は低いので、利息以上の控除があると思います。
とはいえ、住宅ローンの控除率の高い低いで住宅を購入するものではありません。最近では、テレワーク普及による住宅ニーズの高まりや木材の価格上昇(ウッドショック)などで、住宅そのものの値段も上がっています。ご自身やご家族の状況なども含めて、住宅購入を検討することが、本来の形だと思います。