松井珠理奈さんの、

 ここ数日、寒いです。

 芯から冷えるというのがこれなんだなと思い出すくらい寒くて、毎日ブルブルしています。今年は暖かいままで冬は続くんだろうなと思ってましたが、いざガチの冬が来ると身体のきつさが身に沁みます。

 昨日SKE48の劇場公演で松井珠理奈さんが、SKE48を卒業する意志をファンの皆さんへ向けて発表しました。

 暖房も入れているはずなのに、冷える部屋の中で、ここ最近はコンサートのリハーサルが多くて開催数が少ない劇場公演をDMMで見ながら。この日の一部出演として松井珠理奈さんの名が連なれていて。でも本編セットリストにあるご自身のソロ曲である「花占い」も出ず。

 本編中も出演せずに、アンコール曲の「チームS推し」が終わった後に登場。ソロアルバムの曲を披露して卒業の発表と言う形に至りました。

 今思うと、お話の中にも緊張感があり、11年の活動期間を振り返ったり、後輩の事を話されていることもあり、おそらく「そこ」に行き着くだろうなと思ってはいましたが、いざ卒業を発表する定型文を聞いた時には「いよいよなんだなー」と思いが巡ってきたような。

 でも、その後は「詳しくは、SHOWROOMでーー」とか、同期のメンバーが来ている話とかしていると、悲しい話なのにいつしか笑いが起こっていて。悲壮な感じで事が進まずに、温和な感じで大事な時間が進むのはさすが珠理奈さんの時間だなと感じてしまいました。

 笑いも起こっていたがゆえに目頭も熱くなり、胸も詰まって、身体もなぜだか温かさも感じてきて。

 卒業コンサートと卒業公演は上記ツイートの通り。新しく改装されたガイシホールでおそらく初めてのSKE48のコンサートが珠理奈さんの見送る場ということになります。

 で、この発表をしたSHOWROOM動画配信が同じ1期生で切磋琢磨してきた佐藤実絵子さんと中西優香さんと、終盤には大矢真那さんも入ってきての楽しい配信。卒業を発表する場とは思えない意外過ぎる面白さで、「鬼饅頭」事案とか色々お話が展開されて。さすが初代チームSだな、1期生だなと思える、初期から応援している私にとっては最高に楽しい配信でした。YouTubeでこの配信があがってますので、是非全然悲しくない楽しい時間を皆様も。

 まだ卒業にも時間があるので振り返るのはまだ早いですし、卒業に向けての思いとか、いろんな話も珠理奈さんから聴けそうなのでおいおい振り返れるかなとは思ってますが、今回の発表の後でいろんな場所のコメント欄等を見ているとしっかりと彼女を想って真摯に応援、後押しされていたファンの方もいれば、早く卒業して欲しい引退して欲しいと願っていた上澄みだけを見ていた人もいるなと改めて存在を感じて。

 一部しか見えてない部分で思い付き、思い込みで色々感じることを感じるまま、野生のようにつぶやくのは全然問題はないんですけど、こうも言葉の刺し方というのは鋭利なモノなんだなと言うのは感じられているところで。

 10年近くSKE48のファンをしていて、松井珠理奈さんのすべてを知ってるわけではないですが、劇場公演とかコンサートとか見てたり、表向きの部分ではそれなりに見届けられていて、あとは珠理奈さん以外のメンバーがお話される断片から、彼女の人となりを伺うことも出来て。

 なので、それなりにたぶん珠理奈さんは、無邪気過ぎて、まだ子供っぽい部分が残っている感じで。それが故に誤解されて読み取られる部分があったり。テンションが上がって調子に乗ってしまうところがあり、タイミング悪くその部分が出て非難されたりということもあって。例えて言うならナゴヤドームでの選抜総選挙で1位になった時はプロレスが好きな部分も表に出ちゃって。ああなったというのはファンとしては理解できる部分ですが、そうじゃない人にとっては怒りを買う部分になったんだなと言うのは感じているのは理解できます。本当は珠理奈さん自身がグループを良くしたい、SKE48をアピールしたい、後輩に頑張ってもらいたい、という想いなんですけど、想いが前のめりが過ぎて重くなって。

 そういう鋭利な文言を見る度に、怒りを感じる。実際怒りは感じてはいたんですけど、じゅっちゃんの負の部分を思い返すと「うちの珠理奈がホントにすみません」と父親みたいに思うようになって、そっとコメント欄を閉じるというのは私のここ最近のWEBでの見方で。

 辛辣な言葉と言うのは鋭利な刃物のように突き刺すものなのだなと言うのはここ最近感じてしまっていて。私も私生活で、過去にあった出来事など思い返しを繰り返して自問自答自省している日々になってます。

 でも、その反面で、ずっと応援されているファンの皆さんはホントに暖かくて。珠理奈さんを真摯に応援されているファンの方はホントにいい人が多いんだろうなと感じまくってます。Twitterでも私が珠理奈さんに関する呟きをしたらリツイート伝いでファンの方もご覧になってるようで。いいねの反応がすごく多い。たくさんの暖かいファンに包まれているんだなと感じて。選抜総選挙で上位に入るというのも理解できるファンの母数も感じられて。

 それゆえに、これだけたくさんの見守っているファンが居るからこそ、真那さんが卒業した後のひとりの1期生だった3年間も紆余曲折ありながらですが支えることが出来て珠理奈さん自身が活動出来たのかなと感じたりしています。受け止めてもらえるファンの存在って大きいなと。

 ファンだけが珠理奈さんを支えていてた、というのが強くなってしまっているので、後輩メンバーは何もしていないじゃんと思われがちになってる文章みたいになって申し訳ないですが、当然後輩メンバーも色々と支えまくっているし、珠理奈さんの背中を見て成長を繰り返してますし。そのあたりは今後どこかで小出しで書いていければ。当然ファン目線でのお話になっちゃいますが(笑)。

 今年は3月に高柳明音さん、片岡成美さん、そして10月に松井珠理奈さんと卒業します。でも、SKE48は可能性が無限大の存在がまだまだ残っています。どこまで成長できるか、楽しんでもらえるか。まだまだ見守っていきたいグループです。100のうち、80が失っても、いつしか70や75は取り返せる。それがSKE48だなと思ってます。3人が卒業、なのかはわかんないです。ひょっとしたら、秋のコンサートでは、9人くらいが「あーりーがとぉーー」って、ステージごと空を飛んでるかも知れません(笑)。

 ですけど、私は相も変わらず、2020年も楽しませてもらうために劇場やコンサートに通って観に行きたいなと思ってます。これまでもこれからも楽しみにしています。突っ走りましょう。頑張って行きましょう。

 まだ「ありがとう珠理奈」なんて言わないよ。あと半年あるんだもん。