「ゼネンスキー大統領演説」 原発や放射能被害、サリン、侵略の津波と、日本人が被害を想像しやすい言葉で「支援」「復興」までも⏩林外務大臣の「アクビ」。山東昭子氏が「国民が祖国のために戦っている姿をみて、その勇気に感動した」と改憲を睨む発言。噛み合っていない返答内容 #日本の恥 トレンドに
【「ゼネンスキー大統領演説」 原発や放射能被害、サリン、侵略の津波と、日本人が被害を想像しやすい言葉で「支援」「復興」までも⏩林外務大臣の「アクビ」。山東昭子氏が「国民が祖国のために戦っている姿をみて、その勇気に感動した」と改憲を睨む発言。噛み合っていない返答内容 #日本の恥 トレンドに】
きのう、3月23の午後6時、注目のゼレンスキー・ウクライナ大統領の国会の議員会館で演説した。オンラインで12分間のスピーチだった。
私なりに、感想を述べたいと思う。
激したところはなく、戦時下のリーダーの言とは思えない穏やかな内容だった。
内容的には、「原発や放射能被害」、「化学兵器のサリン」、「侵略の津波」などと、日本人が被害を想像しやすい言葉で「支援」の感謝と継続を訴え、「復興」までも視野にあり、日本の「戦後の奇跡的な復興」を学びたいと訴えた。
憲法9条を知っているからであろう。「軍事的な武器支援」につながる要請はなかった。安倍・プーチン関係についても、真珠湾攻撃も口にしなかった。
化学兵器のサリンまで言及し、唯一の被爆国の国民を意識した「核兵器」の恐ろしさについては話したが、ロシアの核の威嚇については踏み込まなかったが、本当は話したいことだっただろう。被爆国日本に配慮したのだろう。
あれもこれも、日本を研究して計算し尽くして、大統領府のスタッフやスピーチライターとの協議で決まった原稿なのだろう。
なにしろ生中継での演説でである。ゼレンスキーが何を言い出すか与党側も心配だったようで、事前に「日本企業はロシアから全部撤退しろと言うのでは」とか、「真珠湾攻撃には触れないで」と要望したと報道されていた。結局のところ、ゼレンスキーはロシア非難に徹し、その余は無難なスピーチに終始した。それが、ソフトで穏やかな印象の演説となった。
しかし、一方では聴いてる方の議員に非難の声も上がっている。
#ゼネンスキー演説 のほかに #日本の恥 がトレンドになっている。
それは、ネットでは林外務大臣の「アクビ」の動画が流れているし、山東昭子氏が「ウクライナ国民が命をかえりみず祖国のために戦っている姿をみて、その勇気に感動した」と「噛み合っていない返答だ!」「日本の恥だ」などの声が上がっている。
#Ukraine #ウクライナ #ゼレンスキー大統領
【戦場から訴えた「感謝と未来」日本の反応は・・・ゼレンスキー大統領 国会で演説(2022年3月23日) 】
ANNnewsCH
要旨:ウクライナのゼレンスキー大統領が日本時間23日午後6時過ぎから、日本の国会で演説しました。オンライン形式で行われた演説は約12分に及びました。他国の元首が事前の打ち合わせのないまま演説を行うのは“異例”です。
・ゼレンスキー大統領が最初に伝えたのは、日本への感謝です。
ゼレンスキー大統領:「両国間は8193キロあり、飛行機で15時間もかかりますが、自由を感じる気持ちに違いはないと、2月24日に実感しました。日本がすぐに援助の手を差し伸べてくれました。心から感謝しています。日本はウクライナが再び平和になるために動き始めました。それはウクライナだけではなく、ヨーロッパ世界にとっても重要です。ウクライナの平和なしに世界の誰も未来を思い描くことはできません」
・ゼレンスキー大統領が日本に求めたのは、岸田総理大臣も主張する『国連安保理改革』です。
ゼレンスキー大統領:「見ての通り、国際機関は機能していません。国連安保理も機能しませんでした。何が必要か?改革です。これからも戦争をしようとする侵略者に対して、平和を壊してはいけないと強く忠告することが必要です。責任ある国家が共に平和を守る努力をせねばなりません。いかなる侵攻も防げる新たなツールを作らねばならないのです。ウクライナ、そして世界のため、日本のリーダーシップが欠かせません」
・何度も触れたのは『経済制裁の継続』です。
ゼレンスキー大統領:「日本は平和を取り戻すため、ロシアに圧力をかけたアジア最初の国。ロシアへの制裁を続けてほしい。アジア諸国と団結し、平和のため、侵攻の“津波”を止めてください。ロシアとの貿易を止め、軍に資金が回らないよう市場から撤退を」
▼ロシアのウクライナ軍事侵攻 日本の経済制裁「支持する」82 %
・ロシアの侵略を“津波”という言葉で表現しました。唯一の被爆国である日本国民を意識したのか“核兵器”や“サリン”などのワードもありました。
ゼレンスキー大統領:「チェルノブイリの原発事故は皆さんもご存じだと思います。1986年に大きな事故がありました。2月24日、その土の上をロシア軍の車両が通り“放射能のほこり”をまき散らした。今後のウクライナの復興も今すぐ考えなければならない。人口が減った地域の復興を考えないといけない。避難した人たちがそれぞれの故郷に戻れるようにしなければならない。日本の皆さんも、きっとそういう気持ちがお分かりだと思います」
ゼレンスキー大統領:「日本の素晴らしい発展の歴史を私は知っています。協調性を維持し、命を尊び、環境を大切にする考えを生んだ文化が、ウクライナは大好きで、建前ではなく本音です。私たちの国がこんなに離れていても価値観は変わりません。両国とも心は温かく、距離など関係ありません。今後も今のように、日本がウクライナと共に反戦争の立場でいることを期待します。“ありがとうございます”」
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Twitterの反応ーー。
ーー以下略ーー
【戦争終結後までを見据えて「日本からの好感獲得を第一目標」とした印象を感じた】
ソフトで穏やかな印象の演説となった。パンチの効かない、話題性に欠ける、印象の薄い演説になったとも言えよう。しかしそれでも、多くの日本人から広く好感を獲得するという目的は成功したと言えるだろう。
とはいえ、現に攻撃を受けている被侵略国の大統領の発言である。
ロシアに対する非難は痛烈だった。
何よりも日本のロシアに対する制裁を継続するよう求めた。そして、同時通訳では要領を得ないところもあったが、「1000発以上のミサイル、空爆があった。多くの街では家族、隣人が殺されても、彼らはちゃんと葬ることさえできない。家の庭、道路沿いに埋葬せざるを得ない」と説明した。
また、ロシアの侵攻で多数の子供が犠牲になっていることを強調して、「最大の国のロシアが戦争を起こしたが、その影響・能力の面では大きくない。 ロシアは道徳の面では最小の国だ」と非難している。
この点については、多くの日本人の共感を得たものと思う。よかったのは、それ以上に「祖国のために、ウクライナ国民は立ち上がり、闘っている」などとは言わなかったこと。抑制が利いていたとの印象を受けた。
ところが、ぎごちなくオーバーに「閣下の勇気に感動しております」「わが国とウクライナは常に心は一つ」などと言った参院議長山東昭子の空回り挨拶。完全に白けた。聞くだにこちらが恥ずかしい。
ウクライナと日本、はからずも両国のタレント出身政治家のスピーチが並んだが、彼我のレベルの差を見せつけられることとなったのではないか。
【日本国民がこの先何をすべきか、考えさせる話であったのは確かだ!】
▼マリウポリ死者「3000人超」 市民6万人、非難も危険な現実
【私たちは、今まさに歴史の転換点におり、私達の選択が後世の教科書などで長く伝えられることになるだろう】
まだ見ぬ未来の日本人たちが、後の世において誇りに思えるような行動を取りたいものだ。
戦時中は手が出せないけど、復興では、ぜひ力になってほしいものだ。
こういった人道支援に税金が使われるのは賛成である。
とにかく、大統領府に優秀なブレーンがいて最高の演説内容を作られたとしても 緊迫した戦闘さなかの中で心を込めて実際にメモも見ず、自らの言葉も交えて訴える姿は国民1人ひとりを感動に導き改めて1日でも早く終決しますように犠牲者がこれ以上出ないことを祈り 私達に何が出来るのか考えさせられた。
▼プーチンが生物・化学兵器使用検討の兆候ある」 バイデン大統領
それと、同時にロシアの独裁者・プーチンには強い怒りしかわかなかった。 他人の国を搾取するために軍事力で平和に暮らしていたウクライナの国民を悲しめ、苦しい目合わせて、土葬が間に合わないほど多くの人を殺している。
できることは、是非応援したいと思いを強くした。
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