「不漁の原因!」福島の「セシウム137」「ヨウ素131」などが北回りで日本へ環流 海洋調査データ発表 やっぱりだ!⏩温暖化よりも、海の激変で、震災以降の大不漁はここにある 被災地三陸沿岸は深刻なことになっている
【「不漁の原因!」福島の「セシウム137」「ヨウ素131」などが北回りで日本へ環流 海洋調査データ発表 やっぱりだ!⏩温暖化よりも、海の激変で、震災以降の大不漁はここにある 被災地三陸沿岸は深刻なことになっている】
2011年3月11日の「東日本大震災」の地震と津波で福島第一原発は、電源喪失で冷却水を失い、原子炉内にあった核燃料のほぼ全量(3本以上)がメルトダウン(溶融)してしまっている。東電は溶けた核燃料を冷やすために、毎日数百トンの水を原子炉に入れている。また、山側から海側に流れている地下水が原子炉建屋に流れ込んでおり、凍土壁、防波堤は大雨なのどの時は、オーバーフローして、直接海に流している。当然だが、これらの水は高濃度の放射能汚染水である。
東電や政府は、タンクに溜めていて限界で、希釈してこれも海に流すとしているが、デール・クライン氏(米原子力規制委員会元委員長)は「あのタンクは一部であり、見せかけしている」と指摘している。
「地下水が原子炉建屋に流れ込んでしまうのは原子炉建屋の位置が低いため。建設段階で、海水の汲み上げコスト削減のために原子炉建屋の位置を海面近くまで掘り下げた。そのために今、地下水が原子炉建屋に流れ込み、汚染水が、大雨の後は凄い量で、タンクには溜められずそのまま放出してる」という話をしていた。
確かに「凍土壁」は失敗しているし、その後に2015年に作ったコンクリートの防水壁も高さが低いために、ポンプですべて組み上げることは不可能であり、この壁を超えて海に流れている(オーバーフロー)の現実であったのだ。
日本のマスコミは全く報じていないが、海外メディアは報じている。
ロイター:【「凍土壁」でも地下水流入は止まっていない 福島第1汚染水対策の「切り札」だったが… 2018/03/08 18:40】
福島第1原発の汚染水対策の「切り札」として、345億円の国費を投じて作られた凍土壁。東京電力のデータによれば、当初の高い期待感とは裏腹に、凍ることができずに失敗に終わり、汚染水は海に垂れ流されている現実だ。
【汚染された海で消えることはない。生態系を壊して、世界や全国的に不漁、被災地三陸では温暖化だけでは説明できない 大不漁となっている】
【問題なのは、この事故や事故後に、海洋に流出するなどした放射能汚染水である】
主に「放射性物質セシウム137」や「ストロンチウムなどの放射能汚染物質」が米西海岸到達後に北と南に分断して、北は太平洋最北部のベーリング海を経由し親潮の乗って南下して約6~8年後に日本の東北沿岸に戻り、一方の南の汚染水は赤道付近から南シナ海に流れ、黒潮と合流して、日本付近に8年で日本に戻っている。との研究結果を、筑波大の青山道夫客員教授が福島大主催の国際シンポジウムで発表した。
日本全体の漁業者や水産業者など「日本の全国的不漁はこのためではなか」という声が多く出されている。
【福島のセシウム、北回りで日本へ環流 海洋調査データ発表 中日新聞 2021年11月10日 16時00分】
https://www.chunichi.co.jp/article/363332
二〇一一年の東京電力福島第一原発事故で、海洋に流出するなどした放射性物質セシウム137が米西海岸到達後に一部が北上、太平洋最北部のベーリング海を経由し約七〜八年後に日本の東北沿岸に戻ったとの研究結果を、筑波大の青山道夫客員教授が福島大主催の国際シンポジウムで発表した。
17年にはベーリング海と、ベーリング海峡を越えた北極海の縁海のチュクチ海で、同原発事故起源のセシウム137が検出されている。青山氏は「動きから考えて既に北の北極海にも広がり、北回り南回りなどで日本に還流していると考えられる」としている。
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Twitterの反応ーー。
ーー以下略ーー
【私は、漁師で震災以降も海にでているが、温暖化だけではない。この「フクイチの汚染水」でプランクトンさえ死滅していると肌で感じる】
この、10年間の海の異常は、加速度的だった。
震災発生から2年は8割り程度の不漁だったが、今では、全数量の1割にも満たない。 加速度的に海が激変しているのだ。
生態系の底辺である、プランクトンでさえ魚探に映らなくなり、海底、中層の生き物も殆ど最近は見たことがない。
▼私の船の魚探であるが、普通なら青の部分のプランクトンがいれば、ノイズのように白く色がかかるが全く、いないから青色なのだ。
震災前は、豊漁であった、サンマ、イカ、アキサケ、マダラ、毛ガニ、ミズダコ、ババガレイ、ハモ、アイナメなどなど、磯のワカメ、昆布すら育たない。よって、ウニ、アワビなども不漁である。
【岩手県内大型定置網水揚げ速報】
過去5年平均のたった5%程度の水揚げになっている。
【海洋で「原発汚染水にはトリチウム以外の核種がある」と自民原発推進派の議員らでさえ指摘している 】
大新聞テレビは、汚染水を多核種除去設備「ALPS」で浄化しても、トリチウムだけは除去できないと報じ、原子力ムラは「トリチウムが放出する放射線は弱い」「自然界にも存在する」「通常の原発でも発生し、基準を満たせば海に流している」と、海洋放出は問題ないと訴えている。
しかし、自民原発推進派の議員らは「ALPS」で取り除けないのは、トリチウムだけではないと指摘しているのだ。
トリチウム以外にもヨウ素129、セシウム135、セシウム137など、12の核種は除去できない。
一度、海に捨ててはもう取り返しがつかない。
【フクイチの汚染水放出で中国や韓国で抗議運動!米国以外は全て反対してる国際社会➠世界を敵に回す!2021-04-28 】
https://ameblo.jp/kin322000/entry-12671164369.html
福島第一原発の処理水放出を巡って、周辺国から抗議の声が相次いでいる。
近くの中国や台湾は日本の海洋放出で海が汚染される恐れがあると指摘し、中国外務省の趙立堅(ちょう・りつけん)報道官は「海洋は日本のごみ箱でなく、太平洋も日本の下水道ではない」とコメントした。
韓国でも海洋放出に反対する動きが拡大している状態で、ソウルの日本大使館前では環境団体が抗議運動を展開している。
▼韓国の反対運動は丸刈り運動で抗議しているが、背景には漁業の不振があるという
ロシアも日本近海の海洋汚染を調査するとして、福島第一原発の海洋放出に深刻な懸念を表明しており、アメリカ以外のほぼ全ての国が日本の原発汚染水の海洋放出に不満を示している。
日本側が処理水の安全性を証明することが出来なければ、反対の動きはもっと拡大していくのは必至な状況になっている。
日本は、「2050年までにカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」などと「環境問題」を言っているが、これと完全に矛盾し、国際社会から信用を失い、CO2削減政策の説得力も全くなくなるのだ。
中国や韓国、ロシアなドが中心になり、国際裁判所に提訴している。
▼原発処理水にはトリチウム以外に12の核種(ヨウ素129、セシウム135、セシウム137など)が残留しているのは分かっている
この汚染水については、全魚連(全国漁業協同組合連合会)も漁業者の声を聴いて猛反対しているし、国民の世論調査でも反対多数である。
中国、韓国は近隣だから当然でもここまで国際社会が反対していることを、政府は重く受け止めなけばならない。
しかし、これも「コロナ禍の中での強行五輪開催」と同じで、世論は無視である。
▼時事通信社の世論調査結界
我々漁師は、海に出てこの10年間、どんどん魚が激減していることを体験し、震災の負債返済でも、「まさか、こんなになるとは?」だった。
太平洋沿岸の漁師は全て同じ事を感じている。
これは、「温暖化だけでは全く説明がつかない痩せた海に成り果てた」と肌で痛感している。
絶対に、原発汚染水の悪影響があると確信している。
流した分はもうどうにもならないが、今タンクにある汚染水はアルプスを通しても、セシュームやストロンチウムは必ず残る。
希釈して、遠くにながしても、この海流があるかぎる、世界の海や日本の海に汚すことに変わりない。
このままでは、本当に海の生き物はいなくなる。日本の漁業や水産業は壊滅的な被害になり、国民も海産物を食べられなくなる日が来るだろう。
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