「安倍辞めろ裁判」で原告市民の勝訴で思う。ヤジ取締りに「表現の自由の侵害」判決は当然だ! ⏩安倍政権下で進行していた「日本のロシア化」「戦争やりたい思想」の危険性が浮き彫りに 酷い政権だった安倍政権!
【「安倍辞めろ裁判」で原告市民の勝訴で思う。ヤジ取締りに「表現の自由の侵害」判決は当然だ! ⏩安倍政権下で進行していた「日本のロシア化」「戦争やりたい思想」の危険性が浮き彫りに 酷い政権だった安倍政権!】
2019年に札幌市で行われた安倍晋三元首相の街頭演説で「安倍やめろ」などとヤジを飛ばした人が警察官によって拘束・排除された問題で、札幌地裁が「表現の自由を侵害する行為」だと認定する判決を下した。
普通に考えて、勝訴は当然であるのは明白だが、このような裁判で「画期的判決」などと騒ぐ方がどうかしている。
しかし、当時はそうなっている日本の司法が権力にに屈していたのだから、そうなっても仕方がないことなのか。
これまで、安倍晋三関連の裁判は多数あるが、弁護士、弁護士会など法のプロが束になり、訴えても「安倍無罪」となるケースが多かったから、当然と言えば当然である。
しかし、まだ分からない控訴すれば、最高裁判所に行く。その時に本当に同じ判決になるのかは疑問だ。
なぜなら、最高裁判所の裁判官は安倍元総理が、( (憲法6条2項,裁判所法 39条1項) 内閣の指名に基づいて天皇が任命する)の基づき、人事権を握っているからです。
有名なのは、2019年7月に安倍政権は、ついに最高裁判事15人を全員入れ替えまたが、特に、木澤克之氏が、異例の抜擢を受けていたことは、法曹界を震撼させてた。なぜなら、木澤氏は、かの加計学園の弁護人だったからです。
この事を歌手の加藤登紀子さんが🔽のようにツイートしていますーー。
北海道警察がヤジした人を排除した。
その時の様子をHBCが、現場を押さえてシッカリ報道しているーー
【【HTBニュース】「安倍帰れ!」ヤジの市民を警察が排除 札幌】
警官に排除された市民はこの男性だけではなかった。前述した朝日新聞デジタル記事によると、〈年金問題にふれた首相に対して「増税反対」と叫んだ女性1人も、警官5、6人に取り囲まれ、腕をつかまれて後方へ移動させられた〉のだ。
【札幌地方裁判所の廣瀬孝裁判長は「警察官らの行為は違法で原告らの表現の自由が侵害された」と述べ、原告側の訴えをほぼ認めた】
ここの裁判長は気骨がある。原告側の訴えをほぼ全面的に認め、北海道にあわせて88万円の賠償を命じた。
争点となっていたのは「安倍晋三の演説の中での状況的に北海道警察官が原告らの強制排除が必要だったかどうか」であった。「ヤジなどの行為」がその対象になるかであったようだ。
裁判所側は「個人の表現の自由を侵害する行為」だと判断し、街頭演説の最中に、ここまで「北海道の公務員の警察が強制的排除する行為」をする必要性は無かったとした。
全く、普通に憲法の「基本的人権」の「表現の自由」の基本を知っていれば、当然の判決である。
【2017年7月1日夕の東京・JR秋葉原駅前。都議選は翌日に投開票を控えていた】
🔽の【動画】敵と味方を峻別するーー。
それは安倍政権の特徴の一つだった。敵と見なせばためらいなく批判を加える一方、身内への甘さがたびたび指摘された。社会に生まれた溝は深まり、いまも修復されずにいる。
プレミアムA 未完の最長政権第2部「友と敵 分断する政治手法」を動画で。(朝日新聞 2021年3月17日)
【【プレミアムA】未完の最長政権 第2部「友と敵 分断する政治手法」朝日新聞 2021/03/21】
あの安倍氏が「あの人たちに負ける訳にはいかない」と言葉を発した時である。このように、安倍政権時代にはこのほかにも、なぜか都道府県の警が出てきて複数の事例や被害者の裁判もある。
影響を与えるのは必至であろうが、そもそも、中立公平でなけばならない「都道府県の警察」が出てきて、「安倍反対のヤジを飛ばしただけで」、強制排除されなければならないのかというのがこの裁判の本質であろう。
【“安倍元首相にやじで排除は違法” 北海道に賠償命じる判決 NHK 2022年3月25日 18時28分】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220325/k10013551041000.html
3年前、札幌市で当時の安倍総理大臣の街頭演説にやじを飛ばし警察官によって離れた場所に移動させられた男女2人が、排除は違法だとして道に賠償を求めた裁判で、札幌地方裁判所は「警察官らの行為は違法で、原告らの表現の自由が侵害された」として原告側の訴えを認め、道にあわせて88万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。
3年前、札幌市内で街頭演説をしていた当時の安倍総理大臣に向けて複数の人がやじを飛ばすなどし、警察官によって離れた場所に移動させられました。
このうち札幌市に住む大杉雅栄さん(34)と桃井希生さん(26)の2人は排除は違法で精神的苦痛を受けたとして、北海道にあわせて600万円余りの賠償を求めていました。
25日の判決で札幌地方裁判所の廣瀬孝裁判長は、「被告側は『当時、生命や身体に危険を及ぼすおそれのある危険な事態にあったとか、犯罪がまさに行われようとしていた』などと主張するが、それは認められない。警察官らの行為は違法で原告らの表現の自由が侵害された」と指摘し、原告側の訴えを認め、道にあわせて88万円の賠償を命じました。
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Twitterの反応ーー。
ーー以下略ーー
【都道府県警察という実力組織が勝手なことを始めたら、「公営の暴力団」になってしまう。その大親分が内閣総理大臣の安倍晋三だった】
これは、洒落にもユーモアにもならない話しだが、実際に北海道警察はそれをやったのだ。恐ろしいことではありませんか。
警察は安倍晋三に十分喋らせるために、ヤジを即刻取り締まったのですよ。
警察を国営暴力団にしない歯止めとして、警察官職務執行法がある。
基本的に警察官は、この法律で決められたことしかやってはいけない。この裁判でも、警察側は「警職法4条及び5条に基づく権限を行使したもので、違法ではない」と言ったわけだが、何しろ白昼、衆人環視の中での出来事。たくさんのカメラが見つめていた。🔼の動画見れば分かる。
天網恢々動画が残されていたと言うわけだ。
判決は、警察側の言い分を詳細に動画に照らし合わせて検証して、全て否定した。
北海道新聞はこの点を「道警完敗」と見出しを打っているが、当然の判決である。
同じことが大阪でもあったーー。
【これに反対する、れいわ新選組の山本太郎氏の街頭演説に大阪府警がこれを辞めさせようとした事案である】
一体、何の法的根拠があって、警察は市民を排除したのか。
裁判は起こしていないが、露骨な「吉村大阪府」の府警察の妨害である。
こっちも動画に残っているーー。
🔽 この動画の17:00からご覧ください。府警が入ってきて妨害している。公然と警察に向かって「警察が公権力で中止する、法的根拠を述べてください」と反論する山本太郎氏です。
これは、間違いなく大阪府知事の要請で動いてると断定できます
【【住民投票告示日 第一声】あかん!都構想 れいわ新選組代表 山本太郎 2020年10月12日 10:30】
コメントーー
●ミスフィッツ・キート
この映像がもし地上波で流れたらかなりまずい映像ですよね⁉︎
●777yuika
大阪府警!公務員一部の奉仕者になるな‼️こんな維新政治の暴走許すな‼️
●Johnny Tokuda
以前、オリーブの木が長堀の大阪維新の会本部前で街宣、していた時同じ様に、大阪府警が辞めるように邪魔をしました。
警察から事前に許可が必要だけどそれがないとその時は理由を示していましたが、れいわ新選では道路管理者の「占用許可認定を受けていた」のだ。
維新の会を叩くと警察権力によってじゃまされるようですが、山本さんは大阪市各地で街宣していて何故ここだけ邪魔をするのか理解に苦しみますね。
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【半自公政権勢力=「総理官邸」から、都道府県知事に「安倍反対」だけでなく、「維新反対」の声まで潰す指令がいっていた】
最初の北海道での🔼動画に映し出されている男性は、たったひとり、肉声で声をあげている。
動画をみるかぎり、安倍首相のスピーチが男性のヤジによってストップもしていないし、そのヤジで演説が聞こえなくなるということもないように見える。ましてや、男性は道路や選挙カーの前に出て叫んだわけでも、まわりの聴衆や選挙員に狼藉を働いたわけでも、マイクを奪い取ったわけでもない。男性の行為は、公選法違反としてどれも当てはまらない。
【安倍首相の演説へのヤジは排除し、山本太郎と共産党の演説妨害は放置している】
安倍氏は在任中の2回で5%の増税を決め、さらには年金問題で国民の不安を煽った政府の責任者である総理大臣が、マイクを通して言いたい放題で自己正当化をはかるなか、市民が「増税反対」と意見をぶつけることの、一体何が選挙妨害だというのだろうか。
しかし、これとよく似たケースは、安倍首相の街頭演説では前々から起こっており、実際に当Blogでは以前から、なども掲載している。
典型的なのはこの記事であるーー
【膨れ上がる官邸前デモ 警察官の妨害行為が「言論の自由」の排除だと、逆に民衆を怒らせ、参加者を増やしてる 安倍晋三は辞めない。 辞めたとたんに逮捕されて、懲役刑が怖いからだ 2018-04-08】
官邸前デモは日増しに、参加者が増えている。
溢れんばかりの警官と長蛇の警察車両!背後からの肘打ちなどの暴力情報もある。
官邸前に抗議に訪れる国民が日々増加し続けている中、警察によるデモ妨害の動きがさらに激しくなっているという。
ネットでは、「過剰警備としか思えない。溢れんばかりの数の警官や長蛇の隊列を組んで並ぶ警察車両の写真が投稿」の声で炎上した。
中には、背後から肘打ちを食らった参加者や参加者を軽蔑する警官の声も寄せられており、現場が物々しく緊迫した雰囲気になっている。
ーー以下略ーー
【2016年の参院選でのこと。安倍首相がJR吉祥寺駅北口前で街頭演説をおこなうと告知され大勢の人が集まっていた】
安倍首相の演説がはじまる前、「安倍政治を許さない」というプラカードを掲げて歩いていた男性がSPにぴったりマークされ、走って駆けつけた警官に注意を受けて選挙カーから遠ざけるように誘導されていた。本サイト記者がその警官にどういった法的根拠で移動させたのか話を訊くと、「プラカードはデモ扱いになるので、きょうはデモは禁止なので」との説明だった。
プラカードを掲げたら「デモ扱い」になるのなら、安倍支持者が掲げるプラカードも下ろさせるべきだが、警察がそういう注意をしているところは見たことがない。ようするに、安倍首相や政権与党である自民党に反対するプラカードやヤジだけが取り締まりの対象になっているということではないのか。
実際、JR札幌駅前での男性が警官に強制排除される動画が拡散されるなか、SNS上では今月12日におこなわれた京都選挙区から立候補している共産党・倉林明子候補の応援に山本太郎・れいわ新選組代表が駆け付けた街頭演説において、“メガホンで演説妨害していた人が警察に守られていた”と報告する写真付きツイートに注目が集まっている。写真では、拡声器を持った男性のまわりを4人の制服警官が取り囲んでいるのだが、そのツイートでは〈警察に抗議したら刑事さんが出て来て憲法で保障されているとバッサリ〉と記述されている。
こちらは動画がないため事実関係を確認できなかったが、もしこれが事実であるならば、警察は憲法で保障された「表現の自由」を相手によって使い分けているということになる。
現に、こうした実態を裏付けるような証言も出てきた。元北海道警察警視長で2004年に北海道警の裏金問題を告発した原田宏二氏は先日こうツイートした。
「私は捜査2課長の経験者。そもそも、選挙は国の警察の警察庁が仕切ってる。都道府県警察の選挙を仕切る捜査2課長は若いキャリアのポスト、人事は警察庁。捜査費用も国費。警察庁長官の人事は内閣総理大臣が握る。
道警が忖度するのは当然。警察は政治的に中立は幻想。」
▼2016年の参院選でのこと。安倍首相がJR吉祥寺駅北口前で街頭演説をおこなった時の画像。
【産経新聞は呼びかけハッシュタグを「組織」と決めつけ「刑事罰に当たる」と報じている】
安倍首相のために批判勢力を排除しようとしているのは、警察だけではない。今回の参院選では、安倍首相に反対・批判の声をあげる市民の行為を、自民党の萩生田光一・幹事長代行は「組織的に演説を妨害される方もいる」と発言。御用マスコミもその発言に倣って、安倍首相に向けられる声を“組織的ヤジ”などと表現している。
▼羽牛田氏は加計学園の客員教授も務めズブズブ 萩生田光一は加計問題のキーマンでもある
🔽
【フジサンケイグループのサンケイスポーツは9日付けの記事で「安倍首相の街頭演説に対する組織的とみられる妨害」と報道した】
さらに産経新聞は「首相演説で妨害相次ぐ 聴衆に被害 公選法に抵触も」と題した記事を掲載し(2019/7/13日 Web版)
安倍首相の街頭演説の情報が「#会いに行ける国難」として拡散されていると指摘。
【沖縄の選挙結果無視 機動隊が市民に暴力 沖縄・辺野古 の強制排除を思い出す】
1月14日午前10時半、歌声の響くのどかなキャンプ・シュワブゲート前の抗議現場が一変、突如、機動隊が押し寄せました。 「頭に気をつけて」「壁作ろう」と号令をかけながら市民の四肢をつかみ、一斉にごぼう抜き。ダンプ4台を通過させました。
安倍首相に対するヤジについて、こう記述しているーー。
行き過ぎた集団によるやじなどは公職選挙法に違反し、刑事罰の対象となる可能性もある。
公選法は演説妨害を「選挙の自由妨害」として刑事罰の対象にする。個人のやじは該当しないとみられるが、集団で演説が聞き取れないほどの妨害行為を行った場合は同法が適用される可能性がある。
ーー以下略ーー
まるで、脅しではないかーー。
産経は「組織的」などというが、いまおこなわれている「安倍やめろ」のヤジは、「組織的」なものではまったくない。
JR札幌駅前の男性も、やはり札幌で警察に排除された女性も、いずれもひとりで声をあげていたと見られるし、今月7日におこなわれた東京・JR中野駅前での安倍首相街頭演説でも、声をあげている人の姿は多く見られたが、あらゆる場所で個別にヤジが起こっていた印象なのだ。
横断幕を掲げた人たちでも多くて十数人〜数人規模でしかないのだ。
産経はSNSで #会いに行ける国難 というハッシュタグで集まった市民まで「組織」扱いして「刑事罰の対象になる」などといっており、ここまでくると、いいがかりとしかいいようがない。
白々しいにもほどがある 安倍礼賛保守メディアである。
#安倍辞めろ裁判 #市民勝訴 #警察のヤジ取締り #表現の自由の侵害 #選挙 #日本のロシア化 #フジサンケイグループ #悪夢の政権 #安倍晋三