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「東京都議選」 自民党が33議席を獲得し第1党に、自公で過半数割れ 共産党は凄いが、他の野党が…➠ 投票率が低いのも野党躍進の壁に 秋の衆議院選挙はコロナ禍の「五輪強行開催」後にどうなるのか?

【「東京都議選」 自民党が33議席を獲得し第1党に、自公で過半数割れ 共産党は凄いが、他の野党が…➠ 投票率が低いのも野党躍進の壁に 秋の衆議院選挙はコロナ禍の「五輪強行開催」後にどうなるのか?】
 昨日、行われた「東京都議選」で自民党が33議席を獲得し第1党になった。自公で過半数割れはしたが期待はずれ。共産党は凄い躍進である。
 だが、立憲民主党など野党があまりさえない。
 私個人的な見立ては、投票率が低いから断然、「組織票」を持ってる自公が有利になった結果と見る。公明党は、バックに宗教団体がついているから特に強く「全員当選」となっている。創価学会の得意の電話戦略で結果を残したのだろう。
 また、都民ファーストも最初はかなり支持率が落ちていたが、小池百合子氏の入院で同情され、土壇場での小池劇場が起きて、巻きかえし31議席となっている。
 
 これだけ、コロナウイルス感染症で都民の感染者も増えているし、コロナでの暮らしも厳しくなっている。
 それでも、自公で1位、3位である。
 第一党だった、都民ファは小池氏の入院で、その後の土壇場の応援しても、15議席も少なくなっている。
 共産党は1議席増やして、19人で野党第一党になった。
これは、「五輪NO」を鮮明にし、「消費減税」「政府の国民支援」を訴えて、支持を得たものであろう。逆にいえば、それだけ都民(国民)がコロナで生活が厳しい現実であることを物語っているのではないだろうか。

 都議会議員選挙の確定投票率は、42.39%で、前回、4年前の選挙より8.89ポイント低くなった。 都議会議員選挙では過去、2番目に低い投票率だった。

▼東京都議会議員選挙結果 2021年7月4日

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▼過去2009年からの都議会議員選挙結果。

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▼4年前の都議会選挙での都民ファーストは圧勝して55議席にもなった。
ところが…。

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▼東京都議選の開票結果を受け「議席数が減って悔しい」と言って、引き揚げる都民ファーストの会の荒木千陽代表

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【都議選の投票率は過去2番目の低さ 42.39% 4年前の選挙より8.89ポイント低くなった NHK 2021年7月5日 2時07分配信】

 都議会議員選挙の確定投票率は、42.39%で、前回、4年前の選挙より8.89ポイント低くなりました。都議会議員選挙では過去、2番目に低い投票率となりました。
▼都議会議員選挙では過去2番目に低い投票率。若者の棄権が非常に多いのが特徴だ。

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【都議選 自公過半数届かず 都民フ、第2党に後退 毎日新聞 2021/07/051:02配信】

自民党が現有議席を上回る33議席を得て第1党となった。一方、自民は選挙協力を結ぶ公明党と合わせて過半数の獲得を目指したが、届かなかった。小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」は31議席で、現有45から後退した。都議選の結果は秋までに実施される衆院選にも影響する可能性がある。投票率は42・41%で前回(51・28%)を下回った。
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Twitterの反応ーー。

ーー以下略ーー

【都議選は単なる地方選挙ではない。国政選挙を占う選挙だ!】
 自公は投票率の低さから「組織票」が有利に働き、過半数まで行かないが自民が第一党になった結果ではないだろうか。
 投票に行かない理由は、コロナ感染もあるだろうが、若者の投票率が極端に少ない。「どうせ誰になっても変わらない」「政治に関心がない」などがおおきな要因である。
 これは、中高年にも同様もことがいえるのではないだろうか。

▼これは、都議選で聞いた「衆議院で重視する政策・課題」のアンケートである。財政健全化(コロナで政府支援がなく小池知事が財政出動してる)ためだが、コロナ禍での「景気・雇用」がダントツに多く、「医療・福祉」と続く、これもコロナ禍の中での重要な項目であろう。

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【ほとんどのメディアは「予想が自公合わせて過半数」の予想であったために、「コロナ対策で政権へ不信感」と報じている】
 個人的な感想だが、私としてはこの「自公合わせて過半数」などあり得ないと思っていたし、政府の指示にただ従う小池都政の「コロナ不審」があり、自公は当選者を減らすと思っていた。
 このしわ寄せが、「都民ファースト」に全て集中した形になり、逆に野党ではなく、自公に大きく票が動いたと思う。
 言ってみれば、小池知事が国政復帰説がある中で「都民ファースト」が見捨てられた形に見えて来る。 この党も4年前の選挙で小池氏の「選択や排除」によって生まれた、与党寄りの党である。
 ならば、もっと野党に票は回っても良さそうなものだが、同じ「保守」の「自公」に流れたのだろうか。

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【10月の衆議院選挙。感染拡大する中で「五輪強行開催」で、感染者などどうなっているのか。にかかるだろう】

 東京は間違いなく、もう専門家らも指摘してるようにデルタ株で五輪開催までには1新規感染者は1,000人こえてきそうだ。
 緊急事態宣言下での「五輪強行開催」が濃厚となっている。
テレビでは、連日連夜五輪競技の報道するだろうし、盛り上がるだろう。しかし、その一方でコロナが感染爆発したらどうなるなるのか?
 水際対策もバブルも穴だらけである。
おそらく、五輪開催中にもデルタ株のほか別の変異株が出てくるかもしれない。 その時に政府はどう対処するのだろうか?
今の時点では、「無策」であり、下手をすれば「医療は間に合わない状態」
にももなりうる。

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【10月の総選挙は、コロナ感染、五輪の影響、そして国民経済や雇用などが焦点になるのではないだろうか】
 その時に、国民は「政治を生活と密着している」と感じ、投票率が鍵を握っておるように思う。
 今の野党には「受け皿」となる、シッカリした主張が不足しているのだ。もはや、野党共闘だけでは伸び悩む。
 

10月の衆議院選挙までにそれぞれの「公約」を強く主張してPRしなけばなならいだろう。
 今の「民主主義国家」から後退してる国政を変えるには、国家を私物化してる与党自民を変えなけばならない。
 議席を最低でも自公合わせて過半数割れにする必要がある。
批判の受け皿の構築のために、立憲民主党などは「小異を捨てて大同につけ」なのだ! 連合の言うことなど聞いてはいられない。

#都議会選挙   #自民党第一党 #都民ファースト惨敗 #衆議院選挙 #野党伸び止む #共産党だけ躍進 #立憲民主党は猛省せよ #危ない東京五輪 #感染爆発の可能性
 



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