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「エンゲル係数悪化の訳」 政権交代を繰り返して「減税と財政出動」をやる政権に任せるだけで日本は今よりマシな国になる⏩なのに政権交代はこの世の終わりくらいに変化を恐れる国民➠自分で首を締めてる

【「エンゲル係数悪化の訳」 政権交代を繰り返して「減税と財政出動」をやる政権に任せるだけで日本は今よりマシな国になる⏩なのに政権交代はこの世の終わりくらいに変化を恐れる国民 自分で首を締めてる】
 古くから使われている、経済的なゆとりを示す「エンゲル係数」(1世帯ごとの家計の消費支出に占める飲食費の割合)であるが、この30年の長期デフレで「景気改善」のない日本経済、国民の生活は下落の一途をたどっている。当然ながら、「エンゲル係数」が高い状態が続いている。
 それに、追い打ちをかけたのが、消費増税であり、コロナウイルス感染症だ。更に国民は不安になり、余計なモノは買わない、生きて行くために必要な食料品だけを主に買っている。
 そして、最近は更に原油高などもあり、食料品価格の上昇と支出全体の減少傾向にありGDPの6割を占める「個人消費」が落ち込んでいる。
 だから、いつまで経っても景気は好転しないのだ。

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▼終戦が1945年。その頃は90%ぐらいだったが、20年経過した2060年でも「エンゲル係数」は38%を超えていた。高度成長期時代で豊かになりどんどん激減しているが、消費税導入から微増して8%で急激に、上がっている。バブル崩壊してから日本は景気は悪化したままだ。

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これは、国民も実は大きく関与している
 「減税と財政出動」をやる政権に任せるだけで日本は今よりマシな国になるのに、まるで、政権交代は「この世の終わりくらい」に変化を恐れる国民の選挙行動にある。
 今こそ、「ニューディール経済」(大型財政出動)で、30年の不景気からの脱却をしないと、それこそ、日本は「この世の終わり」になってしまう。

【【討論・再公開版】日本経済への新提言-今すべき財政出動と減税とは?】[桜R3/10/21]



▼当然ながら、「エンゲル係数」が高い状態が続いている中で景気に左右されない「食品売場」である。

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▼閑散としている、衣料品売り場。不要なモノは買わなくなっている

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【庶民感覚で、わかりやすいのは実はこの「エンゲル係数」にあると私は思う】
 周辺を見渡して見てください、たとえば、食料以外の衣料品、電化商品、家具、住宅用品、耐久消費財、旅行、サービスの購入は減っていると感じるでしょう。 現に、これらの業界は倒産が多く、スーパーなど食料品販売だけは、営業を続けているのがわかるはずであろう。
 食品売場だけは、この原油だかであって、値上げしても客足が途絶えることはない。だって、生きていく上で最低限必要なのだから・・。

Twitterで、「食料品しか買わない」で検索してみた、声をは以下通りであるーー。

ーー以下略ーー

どうだろう。
非常にケチっている国民の心理が分かるではないか。
なかなか、公にするTwitterでさえも、上記のような悲鳴が上がっているのだ。

「エンゲル係数」で示される生活水準の低下は30年も続いている 日本の現実】
 上記のように、「経済的なゆとり」を示す「エンゲル係数」が、我が国では、G7など先進国と比較すれば、過去30年間。 高い水準が続き、消費増税やコロナショック以降はさらに高くなっている。
 特に今年5月以降は二人以上世帯で27%を超えており、無職世帯に限れば30%を超えている。
 当然ながら、家計全体の支出減の一方で「食料品価格の上昇」も影響している。
 エンゲル係数は家計の消費支出に占める食料費の割合であるが、「食料費」は生活する上で最も必需な品目のため、一般に数値が下がると生活水準が上がり、逆に数値が上がると生活水準が下がる目安である。
 つまり、庶民は富裕層を除き、「贅沢」を謹んでいるのだ。まあ、普通の人なら、この感覚は自分の考えや、街の商店などの様子を見ても理解出来るはぜある。

▼2000年から上がっている「エンゲル係数」の推移

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【背景には、安倍政権下での消費増税5%やコロナショックの「不安感」】
 上のグラフを見ても分かるが、2回の消費増税とコロナでの上がり方がわかる。
 更に、30年も自民党政権の、非正規雇用などで給与は下がり、増税、社会保障制度の負担額が増加してるから、当然、実質な所得はずっと下がり続けているのだ。
 近年の我が国のエンゲル係数上昇は、食料品価格の上昇と支出全体の減少が要因となっているが、その背景には、いずれも、消費増税2回とコロナショックが関係している。
 つまり、これ以降の海外の需要急増等に伴う化石燃料や農産物等の資源高が食料品やエネルギーの価格を押し上げる一方で、国内では9月まで行動制限が敷かれていたことでサービス消費の機会が奪われてきた。
 また、昨年度の企業業績の悪化も、タイムラグを伴って今年度の賃金低下を更にもたらしている。そして、行動制限緩和以降も新型コロナ感染に対する恐怖心に伴いサービス支出の機会が奪われることで家計の節約が続く一方で、世界の需要拡大やコロナに伴う供給制約等で食料品の価格が上昇基調にある。そして、こうした海外に所得が流出する中での生活必需品価格の上昇は、生活水準の低下に拍車をかけている。

▼消費者物価と賃金の推移である

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▼家計の節約と食料品価格の上昇が、このところのエンゲル係数押し上げの実体である

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【世界的なコロナショックによる世界経済の低迷後、世界の経済成長は回復しつつあるが、日本は財政出動が少ないためにG7では最低レベルだ】
 こうした食料やエネルギーといった、国内で十分供給できない輸入品の価格上昇で説明できる物価上昇は、「悪い物価上昇」といえる。
 そもそも、物価上昇には「良い物価上昇」と「悪い物価上昇」がある。「良い物価上昇」とは、国内需要の拡大によって物価が上昇し、これが企業収益の増加を通じて賃金の上昇をもたらし、さらに国内需要が拡大するという好循環を生み出すことである。しかし、現在の物価上昇は輸入原材料価格の高騰を原因とした食料・エネルギーの値上げによりもたらされている。そして、国内需要の拡大を伴わない物価上昇により、家計は節約を通じて国内需要を一段と委縮させているのだ。
 その結果、企業の売り上げが減少して景気を悪化させていることからすれば、「悪い物価上昇」以外の何物でもない。
要するに、食料やエネルギーの価格が上昇している背景としては
(1)海外での需要増加等により輸入品の価格が上昇している⏩(2)世界的な脱炭素化の流れにより、産油国などの原油の採掘関連を渋っている⏩(3)世界的な異常気象、海洋異常により農畜産物、水産物の収穫量が減少している―こと等がある。

【特に、世界的なコロナショックによる世界経済の低迷後、世界の経済成長は回復しつつあるのだが不安要素が沢山ある】
 G7の主要先進国の金融政策が出口に向かう中でも海外経済は今後とも高い経済成長を遂げると見込まれてはいるようだが、世界の食料・エネルギー需給は、中長期的には人口の増加や所得水準の向上等に伴う需要の拡大に加え、脱炭素化や都市化による農地減少等も要因となり、今後とも需要が供給を上回る状態が継続する可能性が高い。
 つまり、食料・エネルギー価格は持続的に上昇基調をたどると見ておく履きだろう。

【経済危機下では、消費を回復するために消費税を減税することがもっとも重要だ! これは、れいわ新選組の公約と同じだが…】
 消費減税は、野党共闘の公約であった。だが、それを訴える野党はこの前の衆議院選挙では、れいわが増やしたが、他の党はあまり伸びなかった。
 マスメディアはこれを「野党共闘が惨敗」と報じているが、フェイクである。 自民だって増えていな。増えたのは詐欺的政党の「維新」だけである。
 だが、選挙前にも、マスコミは「官邸」などの圧力で、共産党を攻撃したり、野党共闘にも否定的な報道をした。
 しかし、れいわ新鮮組だけは、0⏩3人と衆議院議員が3人誕生した。
これは、「れいわニューディール政策」を理解している人がいたからだ。
 この基本になるのは、円建てで国債発行してる日本は「財政破綻」はまず、あり得ないのだ。(かなりのインフレにならない限り)
 この、「エンゲル係数」を下げる、つまり、少しは「食品以外」のモノを買うようにしなけば、30年のデフレ不景気から脱却できないのだ。
 いまこそ、「税の適正な配分」をして、大型の200~300兆円ぐらいの、国債発行で財政出動して、「個人消費」を増やして、金をフロー點せなけばならない。
「財政出動」➠「個人消費増」➠「モノが売れる」➠「企業の設備投資上がる」➠「企業は儲かる」➠「国民給与が上がる」➠「個人消費が更に増加」=「好景気」=「税収上がる」
 つまり、最終的には国家の法人税や個人の税収が上がるのだ。
そして、「社会保障制度への税の投入」で実質賃金が上がるのだ。
 こういう、政策を打たない限り、絶対に30年の長い不景気(デフレ)から脱却できない。

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【この考え方は、れいわの当選者を見るように「積極財政主義」に理解が進んでいる】
 マスコミが「赤字財政」などというから、国民は誤解している。
今回も、「れいわ新選組」のほか「立憲民主党」「共産党」も。それと、「国民民主党」も、積極財政にすべきだ。としてるのに対して、「自民党」「公明党」「維新の会」だけが、緊縮財政思考から縫い出せないでいる。
来夏の参議院選挙でも、同じ間違いを国民は繰り替えすだろう。
まあ、国民世論がニューディール経済を知ってリードしていかない限り難しいかもしれないが、国民は自分で自分の首を締める選挙行動は治らないかも知れない。
 上の動画をみればわかる、長いが議論をみれば分かるのだが・・。

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