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「当然だろ!」政府は18日「入管難民法改正案」を取り下げた 野党共同もあろうが、反対していた国民の力もある➠これがゴールではない。今でも入管収容施設では人権侵害が続き、国連から「国際法違反」と指摘されている運用が続いている。また、死人が出るかも知れない
【「当然だろ!」政府は18日「入管難民法改正案」を取り下げた 野党共同もあろうが、反対していた国民の力もある➠これがゴールではない。今でも入管収容施設では人権侵害が続き、国連から「国際法違反」と指摘されている運用が続いている。また、死人が出るかも知れない】
政府は18日、入管難民法改正案を取り下げる方針を固めたようだ。
これは、野党共同の激しい反対もあったが、反対していた多くの国民の力もある。
だが、今回の「改悪案」が取り下げたが、これがゴールではない。
現行の入管法での収容施設では大きな人権無視の問題がある行為が行われているのだ。
また、死人が出る可能性は否定できない。
今でも入管収容施設では人権侵害が続き、国連から「国際法違反」と指摘されている運用が続いている。また、死人が出るかも知れないのだ。
現行の「入管法」の抜本的な改正が絶対に必要だ!!
【政府が入管難民法改正案取り下げ方針固める 共同通信 2021/5/18 11:30】
https://this.kiji.is/767212998898925568
政府は18日、入管難民法改正案を取り下げる方針を固めた。立憲民主党など野党の理解が得られないため。複数の政府、与党関係者が明らかにした。
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Twitterの反応ーー。
与党、入管法の採決を見送り、廃案へ。法務委員会での審議中に飛び込んだニュース。
— 山添 拓 (@pioneertaku84) May 18, 2021
世論と運動が、文字通り政治を動かした!
引き続き、ウィシュマさん死亡事件の真相解明が求められるのはもちろん、国際水準のあるべき入管・難民行政へ、大転換する法改正が求められる。https://t.co/otUJ6B38Rs
取り下げ!修正で事足りるようなものではない、あまりに杜撰な法案だった。けれどもこれが「ゴール」ではない。現時点でも入管収容施設内では人権侵害が続き、国連から「国際法違反」と指摘されている体制は続いている。改めてそこに切り込まなければ。これからも!!https://t.co/OH870RmJqL
— 安田菜津紀 Dialogue for People (@NatsukiYasuda) May 18, 2021
廃案になったが、遺族へのビデオ開示はまだ。上川法相は遺族への思いに真摯に応えるべきだ
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) May 18, 2021
入管庁は次の改正で、収容期間の上限設定と司法審査導入を盛り込む必要がある。廃案で終わりではない。
入管難民法改正案を取り下げへ スリランカ人女性死亡事案で野党反発 https://t.co/fbYJTHv4Dk
良かった。
— 金田峰生 (@F1988Kaneda) May 18, 2021
しかし死亡事件の真相解明と「全件収容主義」という前近代的な入管制度の抜本的民主的改正という課題が残っている。
くれぐれも同じものを再提案などという恥ずかしいことはしないで欲しい。
政府が入管難民法改正案取り下げ方針固める | 2021/5/18 - 共同通信 https://t.co/ZutooTR8t0
【「現行の入管法」は継続していく。今のままでいいはずがない】
そもそも、今の入管法に大きな欠陥がある。国際法上も違反しているのだ。「人を人として扱う」そういう、入管法にしないければならない。
人権もヘチマもない今の法律のままでは、また収容施設での暴行や人権無視の外国人の取り扱いがなされて、また死者が出ると思う。
これまで、17人の外国人が入管施設で死亡している。
今の「入管法」がある限り続くのは目に見えている。
今回の撤回は、スリランカ女性のウシューマさんのビデオを公開されたら大変になる。というのがあったのだろう。
この真相究明も有耶無耶にしてはならない。
入管法の2つの動画を是非見て欲しいのですーー。
Noteでも投稿している「弁護士のkoichi kodama」さんのアップ動画です
【ペルー少年のアピール 「両親う奪わないでください」字幕テロップ入(約2分)】
2021年4月23日最高裁で上告棄却となったペルー人母子家族の子どもの必死の訴えです。4月22日の国会の「入管法改悪反対!緊急院内集会ー移民・難民の排除ではなく共生をー」にWEBで発言したものです。
二人の子どもは日本生まれで、日本から一回も出たことがありません。
【ペルー人の在留認めず判決確定 母子国外退去巡る訴訟 東京新聞
2021年4月26日 21時37分】
大阪出入国在留管理局から国外退去を迫られたペルー国籍の女性(54)らが、強制送還されると日本で生まれ育った長女(19)と長男(17)の成長が阻害されるとして、国に在留特別許可を求めた訴訟で、最高裁第2小法廷(岡村和美裁判長)は、親子の上告を退ける決定をした。23日付。訴えを退けた一、二審判決が確定した。
一、二審判決によると、女性と夫は1990年代に他人名義の旅券で別々に来日。子ども2人は日本で生まれ育ったが、夫が2011年に入管難民法違反容疑で逮捕され、家族全員に強制退去処分が出された。取り消しを求めた訴訟では15年に敗訴が確定した。
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【2014年3月30日 牛久入管収容所で亡くなったカメルーン国籍男性】
I’m dying, I’m dying!!!! (死んじゃう、死んじゃうーー!)と何度も何度も大声で叫び続けましたが医師の手当てもなく、救急車も呼んでもらえずに亡くなりました。 後半では日本語で、「みず〜、みず〜」と言っていますが、この声にも応えてもらえませんでした。
結果的にこのまま放置されてなくなりました。
2014年3月30日に茨城県牛久市にある東日本入国管理センター収容所で亡くなったカメルーン国籍男性のビデオです。現在水戸地裁で国家賠償の裁判中です。その証拠として提出したもの約1時間のビデオを3分ほどに編集した短縮版です。
訴訟の詳細はこちら🔽
【これまで20年の闘い、これから20年の闘い 弁護士・児玉晃一さんと入管収容者の死亡事件をめぐるストーリー】
ここは閉じられた空間だ。ビデオの中で、ひとりの男性が苦しんでベッドの上を転げまわっているのを見た。彼は、「I’m dying」と叫んでいた。天井に取り付けられたカメラは、彼がなんども声を振り絞って叫び、ベッドの上を転げまわり、床に落ち、そして動かなくなるまでの8時間をそのまま映していた。叫び始めてから8時間のあいだに、一度の助けも来なかったことも一緒に映していた。男性は夜じゅう苦しんだのち、息を引き取った。
糖尿病の持病があった彼はそれまでも再三、体調不良を訴えていたが、容体が急変したあとも病院で治療を受ける機会は得られないまま亡くなった。翌朝、死亡が確認されたときには、血糖値は正常な基準の6~9倍にまではね上がっていた。
「普通に考えると、この状態で放置するとかあり得ないでしょう」と、ビデオを止めて、弁護士の児玉晃一さんは穏やかな口調で言った。
ーー以下略ーー
【選挙のためだろう! ウィシュマ・サンダマリさんの収容時の録画の内容が余りにひどく法案を諦めたのではないか】
テレビ局の取材の動画でも、酷いものがある。取材を許した動画がこれだから、恐らくウィシュマ・サンダマリさんの収容時の録画は相当に酷い内容だったと思われる。
現行の「入管法に大きな欠点」があるのです。国連から「国際法違反」の状態は続くのです。
知らない人が多すぎます。反対運動していてそう感じました。
まさか、「民主主義」の日本がこんな事をしてるなんて想像もしませんよね。 でも、ウィシュマ・サンダマリさんが3月になくなり少しは、世間にしれたらでしょう、しかし、廃案で「この酷い動画を絶対に見せたくなかった」とも思われる。
廃案になっても、野党はこれを継続して要求すべきだろう。有耶無耶にしてはならない。
まあ、とにかく現行の入管法を「国際基準」にも合致して法に改正しないかぎり、こうした不幸な事が続く。
廃案になって終わりではない。 むしろこれがスタート地点である。
あまりにも「非人権主義」で「非人道的」すぎるのだ。
国際的に非常に恥ずかしい「入管法」である。抜本的な改正をやるべきである。
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