「半端だ!」感染者の大幅削減には2月末まで緊急事態宣言が必要に!「今のままだと都は1日3000人」「飲食店限定では効果薄い」西浦博教授が最新予測➠国民の意識にかかっているがここまで考える人はいない、まことに愚かな中途半端な「緊急事態宣言」だ!
【「半端だ!」感染者の大幅削減には2月末まで緊急事態宣言が必要に!「今のままだと都は1日3000人」「飲食店限定では効果薄い」西浦博教授が最新予測➠国民の意識にかかっているがここまで考える人はいない、まことに愚かな中途半端な「緊急事態宣言」だ!】
昨日で全国のコロナ感染者数が4915人、過去最多を更新!死者数も76人で過去最多になった。おそらく、今日の水曜日からまた増加するだろう。 分科会小尾氏も「首都圏は感染爆発相当だ」と言っている。
そして、京都大学の西浦博教授が現在の感染状況について、最新のシミュレーション結果をNHKが取り上げ発表した。
感染者数から緊急事態宣言や自粛時の影響を想定した内容でのシミュレーション。
昨年の緊急事態宣言と同レベルの効果で計算した場合「感染収束には2月末頃まで厳しい措置を続ける必要がある」との結果になっている。
8日から始まる「緊急事態宣言は首都圏に限定されている上に、対象の業種は飲食店」がメインのもので、昨年の緊急事態宣言と比べて大幅にスケールダウンしている。このため、このまま小さな緊急事態宣言を何度か実施しても、東京都の感染者数は横ばいになるだけで激減することはほぼ無いとまとめている。
つまり、今のような緩い「緊急事態宣言」では無理だということだ。
税金で飲食店応援のGoToイートを行い、今度は「飲食店に絞った」緊急事態宣言。 菅政権のチグハグさが露呈している。
【東京の感染者数シミュレーション 十分に減少させるには NHK 2021/01/05】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210105/k10012798521000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001
京都大学の西浦博教授が、新たにシミュレーションを行った結果、東京都の感染者数を十分に減少させるには、昨年の緊急事態宣言と同等のレベルの効果を想定しても2月末までかかるとみられることが分かりました。
去年4月に初めて緊急事態宣言が出された際には、数理モデルを使った感染症の分析が専門で京都大学の西浦博教授のシミュレーション結果を根拠に、人と人との接触を極力8割減らすことが呼びかけられました。
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Twitterの反応ーー。
●宮本徹@miyamototooru
「前回の緊急事態宣言と同等レベルの効果を得るためには飲食店の対策を中心としながらも不要不急の外出自粛や県境をまたぐ移動の自粛、リモートワーク徹底やミーティングを避けるなど、感染リスクを下げる対策の徹底が必要」。 心一つに取り組めるよう徹底した補償を!
●小川一@pinpinkiri
京都大に移った西浦博教授のシミュレーション。新たな対策をせずにこの状態が続くと2月末時点で東京の感染者数は1日約3500人、3月末には約7000人に。昨年春の緊急事態宣言並みに人の接触を減らせば、やっと2月25日に100人を下回るとのことです。高い山は降りるのにも時間が。
●筒井ようすけ(品川区議会議員)品川区議会 減税派 都民ファーストの会@tsutsuiyousuke
飲食店限定だけでは不十分ということか。。
●Masanori Kusunoki / 楠 正憲@masanork
複利の恐ろしさを知っていれば、今は経済よりも感染抑止となる。患者は複利で増えるけど、経済の落ち込みはブレーキを踏んだ分。早めにブレーキを踏んだ方が得なことはスペイン風邪でも明らかだったのだけど
●塩田ひろあき☆@Shiota_Hiroaki
感染拡大が続く中、政府は緊急事態宣言を発令へ。京都大学の西浦博教授は昨年の緊急事態宣言と同等の効果を得るには飲食店の対策以外にも不要不急の外出自粛や県境移動の自粛、リモートワークの徹底などが必要と。
社会全体が再び本気で接触削減に努力する時が来ています。
●田澤安弘 | のっぽろカウンセリング研究室@mUfJIESA1GpyNxm
今日の全国の感染者数は過去最多の4883人。もう一日5000人に迫ろうとしています。首都圏の緊急事態宣言だけでなく、全国の政令指定都市すべてに対策しないと、まずいんじゃないかな。この記事は北大から京大に移籍したあの先生の分析。かなり説得力があります。
ーー以下略ーー
【感染者1人が何人に感染させるかを示す「実効再生産数」が重要になる】
「実効再生産数(Rt)」とは
1より大きいほど感染力が強く、感染が広がる状況。
例えばRt=3の場合、これは「1人の感染者から、次に平均で3人にうつる」という意味になる。
Rt=3の状態がずっと続いたとすると、うつった3人から次は9人にうつり、そのまた次は人27人、81人……と、ねずみ算式に感染者が増えていくことになる。
今の「実効再生産数(Rt)はーー
【新型コロナウイルス国内感染の状況 東洋経済 今日現在】
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を厚生労働省の報道発表資料からビジュアル化した。
日本全体ではRt=1.06 東京はRt=1.16 となっている。決して低い数字ではない。
【陽性率も大事な数字だ。東京は陽性率が8%以上だ!飲食店だけでは手ぬるい】
10万人あたりの新規感染者数が1日7人以上とカリフォルニア州の基準からすると感染拡大の最悪の段階にある。
症状があって来院した人々の3人に1人が陽性判定を受けたというクリニックもある。
カリフォルニア州の場合、最悪の段階では、バーやナイトクラブ、ジム、美容室、ミュージアム、映画館、室内娯楽施設などの営業が停止され、レストランは室内飲食も禁止される(テイクアウトとデリバリーの営業はOK)という厳格な措置が取られている。しかしそれでも、まだ収束の兆しが見えるどころか、感染拡大が続いているのだ。
首都圏で発令されようとしている飲食店を対象にした時短営業という限定的な緊急事態宣言では手緩いのは確実である。
補償をセットした上で規制対象を広げ、まずは徹底的に感染拡大を封じ込める必要がある。しかし、中途半端な「緊急事態宣言」としか言いようがない。
【去年4月の緊急事態宣言に匹敵するレベルで規制を行えば、実効再生産数を35%減少させることが期待できるとしている】
緊急事態宣言を出すのならば出来る限り厳しい内容にして、短期間で一気に感染者数と「実行再生産数」を抑える必要がある。
西浦教授も、菅政権が考えている「スケールダウンした緊急事態宣言」の効果に疑問を投げ掛けているのだ。
まことに、政府は愚かなことをしているとか言いようがない。
人命あっての経済であるが、そういう認識が薄いのではないだろうか?
#政府 #半端な緊急事態宣言 #西浦教授 #実効再生産数
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