「衆議院選挙結果」 自公過半数維持(自:259 公:32)で岸田政権続行、 ⏩「野党共闘」に最後まで中途半端だった枝野執行部は引責辞任すべだ。来夏参院選に向け人心一新が不可欠
【「衆議院選挙結果」 自公過半数維持(自:259 公:32)で岸田政権続行、 ⏩「野党共闘」に最後まで中途半端だった枝野執行部は引責辞任すべだ。来夏参院選に向け人心一新が不可欠】
衆議院選挙結果が今朝、4時28分に確定した。
簡単に言うならーー
岸田自民勝利、枝野立憲惨敗、維新躍進、れいわ善戦ということだろう。
自公過半数維持し(自:261(ー15) 公:32(+3)=293議席)となり、「絶対安定多数」の(261議席)を確保した。
これで、「絶対安定多数」を確保した自公政権はすべての常任委員会の委員長ポストを確保し、かつ、各委員会の過半数を確保することが可能になり、選挙前と変わらない。
立憲民主党は96議席と100に届かず惨敗である。
この一方で、自民の補完勢力の「維新の会」が大幅に41人と議席を増やした。 野党で善戦したのは、山本太郎氏引き入る「れいわ」で、3議席獲得した。
【非常に残念であるが、「野党共闘」の惨敗である】
原因は「野党共闘」に、(連合の横槍も入り)最後まで中途半端だった枝野執行部は引責辞任すべだろう! 同党の 辻元副代表 も落選している。
あの枝の代表では絶対に無理だろう。民主的な党内選挙を経て、新執行部体制を急ぐべきである。特に、来夏の参院選に向け人心一新が不可欠であろう。
この一方で、日本維新の会は与党や野党共闘とは距離をおき、94選挙区に候補を擁立。結果として公明を上回って、41当選(+30)であり、自民、立憲民主に続く第3党に躍進した。
れいわの山本太郎氏の他2当選して、5議席を確保したことだけは、嬉しい。
だが、またもや「悪夢の安倍政権からの継続体制」になる。
※ 書きたくもない記事だが、結果は認めざるを得ない。
【「時系列まとめ」 衆議院選挙 開票速報タイムライン 全議席確定 NHK 2021年11月1日 5時13分 】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211031/k10013329411000.html
31日に投票が行われた衆議院選挙は、小選挙区と比例代表を合わせた465議席が午前5時前にすべて確定しました。
1日にかけて行われた各地の開票の状況をはじめ、各党の反応などを時系列でまとめました。
【4:53 全465議席が確定】
自民党は261議席。立憲民主党は96議席。公明党は32議席。共産党は10議席。日本維新の会は41議席。国民民主党は11議席。れいわ新選組は3議席。社民党は1議席。無所属が10議席となりました。
【比例代表(定員176) 各党の獲得議席数】
各党の比例代表議席数
ーー略ーー
【れ新 比例東海ブロックで“有効票10%”届かず1議席が公明に】
れいわ新選組は、比例代表東海ブロックで、1議席を確保できる票を得ましたが、比例名簿に登載された2人の候補者が、いずれも重複立候補した小選挙区で有効投票の10%を得票できなかったことから、名簿から削除されました。このため、本来れいわ新選組が得るはずだった1議席は、公明党が獲得しました。
れいわ新選組の山本代表は、午前0時半ごろに東京都内で記者会見し「どれくらい議席を獲得できるかは全くわからない。開票が終わるのを朝まで待った上でコメントする場を設けたい」と述べました。
また「今回の野党共闘で政権交代ができなかったのは非常に痛い。今後は消費税を5%に引き下げるという今の条件のままで前進することは無理で、さらに野心的でなければならない。一致するならば他党と一緒に、そうでない場合は自分たちでやる」と述べました。
【立民 選挙前勢力を下回ることが確実な情勢】
立憲民主党は、選挙前の109議席を下回ることが確実な情勢となりました。
立憲民主党の枝野代表は、午前0時前の記者会見で、自民党が単独で衆議院の過半数にあたる議席の獲得が確実な情勢となったことについて「われわれは空中戦で一定の支持を広げたと思うが、自民党は1票1票積み重ねる足腰が強い。ここを鍛えないと政権にたどり着くことはできないと改めて痛感している」と述べました。
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結果は、今朝5時前に確定したが、その前からネットでは、色々なタグがでていた。
Twitterでは主なものを紹介しておこうーー。
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【今後、問題なのは維新だ。自民公明+維新となれば、改憲発議の3分の2に届く】
自民261、維新41、国民11の三党議席数合計は313となり衆院3分の2の310を超えた。
自民党が右旋回すればこの三党で憲法改定に進むことも考え得る状況だ。維新の政治的主張の位置は公明党よりも右寄りで、自民党は連立政権パートナーとして公明だけでなく維新を保持する状況に移行する。
【今回の選挙結果を生んだ要因は、簡単に言えば次の三点なのは明白だ】
①自民党岸田文雄氏が立憲枝野幸男氏よりも主権者から高く評価されたこと。
②立憲民主党の優柔不断な姿勢が主権者の不信を生んだこと。
③政権刷新への期待が高まらず投票率が十分に上昇しなかったこと。
枝野幸男氏は「岸田首相を選ぶか枝野首相を選ぶかの選挙」との主張を示したが、多くの主権者が枝野首相ではなく岸田首相を選択したという結果である。
【立憲民主党の枝野幸男氏は「野党共闘」に対して優柔不断姿勢を変えなかったし、有権者にその人柄が信頼されなかった】
枝野氏は「共闘の対象は国民民主党と連合であって共産、社民、れいわと共闘しない」と述べたり、共産党などにはに非礼な態度もとってきた。
多くの選挙区で共産党などの協力を得て票を獲得する一方で、野党共闘を否定する言動を繰り返し、「野党共闘」に賛同する国民、「野党共闘」に反対する主権者の双方から不信を招いたのではないか。
選挙演説も大声でがなり立てるだけで熟議を尽くして、有権者に寄り添うスタンスが希薄だったと感じた。
つまりは、その人間性である。彼の「人柄的」なことが評価されなかったのだ。
この総選挙結果を受けて抜本的な改革が必要であるのは立憲民主党であると思う。
枝野代表は、辞任すべきだし、執行部を一新し「野党一党としての責任」ある姿勢を示すべきだ。
【野党では、れいわ新選組だけが「大健闘」した。知名度も上がる】
嬉しかったのは、れいわ新選組が、山本太郎氏だけ比例で1人だけ当選と言われていたが、票を伸ばし3人(本来なら4人)で、参議院に2人で合計5人になり、テレビ(NHKなど)に出る要件の5人になったことは大きい。
これから、是非、参議院議員選挙に向けても「国民に寄り添った政治」を、どんどんおこない、進めて欲しい。
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