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「村民の正しい選択」 私の住んでいる、岩手県・田野畑村長選挙 2度目の挑戦で佐々木やすし氏当選➠これで「正常な村政運営になる」 8年で「復興は進まずブレーキ」、「財政は危機的」にした現職・石原ひろし村政だった

【「村民の正しい選択」 私の住んでいる、岩手県・田野畑村長選挙 2度目の挑戦で佐々木やすし氏当選➠これで「正常な村政運営になる」 8年で「復興は進まずブレーキ」、「財政は危機的」にした現職・石原ひろし村政だった】
 きのう、8/01私の住んでる、岩手県・田野畑村の村長選挙があり、、元村総務課長の新人佐々木靖氏(60)が現職石原弘氏(63)、前副村長の新人早野円氏(63)を破り、初当選した。

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 三つどもえの戦いは「村政刷新を掲げた佐々木氏」が、次点の石原氏に297票差で当選した。有権者数で3人の選挙では大勝利と言える。
 現職に危機感を持っての佐々木氏、早野氏の構図であるが、現職が「漁夫の利」を得るので、マズイと思っていたが、有効投票の約半分の得票は立派な付託を得たと言えるだろう。

【これで、やっと正常な村政運営になる 厳しい財政事情だが佐々木氏に期待する】
 震災後の2度の選挙で僅差で当選した石原村政の8年間は、何かにつけて酷い村政運営であった。
 村民は今回は惑わせれず正しい選択をしたと思う。現職・石原氏の「落選でやっと正常な村政」になる。
 現職石原氏の8年間は簡単にいえば【無為無策】でしかなかった。
「復興はブレーキ」、「転出防止策ナシ」で「少子高齢化率の進行速度」は他の被災沿岸市町村と比較して速いから限界集落は増加している。

【最後は『財政は危機的状況』になり深刻な現実になり崖っぷちにした石原氏】
 例えば、田野畑村の財政力指数(0、12ー)だ。一人当たり起債借金は県内では最下位になっているし、全国でもヤバい最下位に近い。
 これは、異常で滅茶苦茶な財政管理にあるが、財政担当者や副村長、ひいては「議会」や県等の「警告」を聞かず、強引かつ無謀に事業を進めた結果にほかならない。
 具体的には、「道の駅建設事業」はなんと9億5千万円の事業費である。この他、村の第三セクターの「(株)陸中たのはた」のホテル事業での債務負担行為である。
 同社は村が出頭株主になっているが、「債務保証契約」を銀行と締結している。コロナ禍の中、客足が遠のき赤字額を補填しているが、これは国庫補助などはまったくないから「一般財源」からの支出になっている。

【このまま現職が継続すれば、北海道の夕張市のような「財政再建団体」になりかねない状態で危機的だった】
 仮に「財政再建団体」なれば、村民サービスや税負担は増えて、職員給与も激減する。全てが国の管理下になり、鉛筆1本買うのにも伺いをたてなければならない。
 恐らく、心配していた岩手県庁でも、少しはホッとしてるのではないだろうか?
 この8年で現職石原氏は「無為無策」だったから、村政は問題山積みである。
#パワハラで人事権乱用 #ウソつき村長 #議会軽視 #普段から選挙運動  まあ。あまりにも8年間の「不祥事」はここでは書ききれないので割愛する。

【【速報】岩手県田野畑村長選 佐々木氏が初当選 テレビ岩手 2021/08/01 20:19配信https://news.yahoo.co.jp/articles/a7cbfd99855fb7f7c14afa2095e77dab1f4e19c5

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現職と新人2人の三つどもえ戦となった岩手県・田野畑村長選挙は即日開票の結果、新人で元村総務課長の佐々木靖氏(60)が現職の石原弘氏(63)と新人で前副村長の早野円氏(60)を破り、初当選した。投票率は88.87%だった。
【開票結果】
佐々木靖氏(無新) 1125票
石原 弘氏(無現)  828票
早野 円氏(無新)  468票  投票率88.87%
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【この8年間で、むしろ悪化した村政だった】
❶ 大震災をキッカケにして人口流失が続き、若年層の人口が激減して少子高齢化の速度が速まっている。 
❷ 少子高齢化が進み、労働力人口(15歳~65歳)の年齢層が激減しているが、無為無策であったことから、自主財源の税収が激減している。

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❸ 自主財源不足の中で、昨年(2020年事業)での「道の駅たのはた思惟(しい)の風」建設事業などで、なんと、木造一部鉄骨の地下1階、地上2階建て延べ1150平方メートルを約9億5000万円かけて整備した。

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【敷地内には元村長宅、曲がりやなどを移築、改装した、簡易宿泊所として活用できる】
 屋外調理場や車中泊専用の駐車場も整備し、「泊まれる」のようになっている。
 なぜ、ここまで特産品販売する「道の駅」に曲線を使った、コストの高いモノを建てなかればならないのか? 大きな違和感と異常性を感じる。
特産品を販売するのだから、ここまで「凝った」建物など不必要である。
問題は、販売してる産物の方こそが大事であり、田野畑ならではの商品ころが大事であり、かつ、それが適正価格であるか。 が大事な視点である。
建物は立派でも、中身が冴えないのであるから「本末転倒」だと言わざる得ない。
私も何回か行ったが、トイレでこんな声を聴いたーー。
「ここは、建物は立派だけど、田野畑の産物がすくないし、県内の観光地で売ってるものが多くて、価格が高いね」
確かにみれば、この通りであると思った。

役場庁舎建設は直ぐは難しいがーー。
【防災拠点21棟、倒壊・崩壊の危険9棟に田野畑村役場庁舎 毎日新聞 2018/9/4 地方版】
https://mainichi.jp/articles/20180904/ddl/k03/040/187000c

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岩手県と盛岡市は、旧耐震基準で建築され、県の地域防災計画で防災拠点に定められた建築物21棟の耐震診断結果を公表した。震度6強~7程度の大規模地震で「倒壊・崩壊の危険性が高い」とされたのは、田野畑村役場庁舎棟1棟で、「危険性がある」は県庁舎知事局棟など8棟だった。
 県建築住宅課によると、2013年施行の改正耐震改修促進法に基づく公表である。
ーー以下略ーーーーーーーーーーーーーーー
【従って、本来なら 役場を建築が優先されるべきであった】
 公共建造物でしかも、役場庁舎が「震度6強~7程度の大規模地震で「倒壊・崩壊の危険性が高い」とされたのは、田野畑村役場庁舎棟1棟」とされており、特筆されている。
 産直施設にこんな予算を使ってる場合ではない。東日本大震災で、コンクリートの柱にクラックがはいった。
 震災復興事業では、他の市町村は流失した庁舎は当然、建て替えしているが、この災害は何も津波だけではない。地震も対象になる。
 なぜ、補助金等が出る庁舎の復興工事しなかったのか? もう、復興期間は終えているので、庁舎建設は補助制度はなく、財源は全て一般財源でやるしかない。 勿体ない話である。

【このように、どこの市町村も財源が有利な国庫補助金や起債で事業を実施しているのに、まったく合理的でない】
 今では、上記のような財政事情では「庁舎建設は無理」だろう。
とにかく、勿体ない8年の時間であると痛感する。特に、それが「復興期間」とかさなるからなおさらである。
 最初に立候補した時は「復興。復興と言いながら」まったく、やっていないのだ。

【このように、田野畑村は問題山積みである 財政が厳しいから大きな事はやれないだろう】
 ここからは、知恵比べである。役場職員の活力復活も課題だ。如何にしてイノベーションを高めて、アイデアを出し、村を活性化するか?にかかる。
 かつての、早野仙平氏(故人)の時のような、政治力、アイデアを出して、空き家などを活用した「村おこし」をしなけばならない。
 少子高齢化に歯止めをかけるには、首都圏など人を如何にして永住させるか?しか方法はないだろう。また、若い世代のIターン、Uターン、Jターンなどでも、いいだろう。

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 これを、まずは企て実行する必要があるだろう。職員や村民の総力を結集して知恵を絞って、創意と工夫をしなけばならない。
 そうでないと上の図のような人口になっていくのだ。
当選した佐々木氏には、そういう果敢な挑戦を、「あきらめないで」失敗を繰り返しても、そのプロセスで学んだ知見を生かし、是非やりとげてほしい。彼は、財政は詳しいし、担当者などの意見に耳を傾けるだろうから石原氏のような轍を踏む事はないだろう。
 ここは、リーダーシップで職員をまとめ、村民、民間企業などからもアイデアを聞きながら、県とのパイプもあるのだから是非、「誇れる田野畑村」を復活することを期待する。

#田野畑村 #村長選挙 #佐々木やすし当選 #問題山積み #村おこし #アイデア #創意と工夫 #誇れる村に



 
 

 












 

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