#未完成法案 「統一教会被害者救済法案」は熟議せず、被害者の声を聞いて修正していない 国会の会期延長ナシで強引に可決させる岸田政権⏩これに協力する維新・立憲民主。課題は多く残る。岸田内閣は統一教会に対する「解散命令請求」をせよ!
【 #未完成法案 「統一教会被害者救済法案」は熟議せず、被害者の声を聞いて修正していない 国会の会期延長ナシで強引に可決させる岸田政権⏩これに協力する維新・立憲民主。課題は多く残る。岸田内閣は統一教会に対する「解散命令請求」をせよ!】
国会は自民・公明・立憲民主・維新・国民民主らの賛成多数で、統一教会の被害者に対する救済法案を本日2022年12月10日に成立した。
30年以上も被害を放置してきた統一教会の被害者の方々を救う法案だというのに、この臨時国会を延長せず、なんと衆議院の本会議で採決をされた直後に、参議院の本会議で審議が始まり、すぐに可決した。
これは、前代未聞で、拙速としか言いようがないやり方である。
まだ年末まで数週間あるのに、岸田自公政権も野党第一党第二党の立民・維新も、なぜ会期を延長してもっと「被害者救済に実効性」のあるものにしようとしないのか?
【そもそも、『旧統一教会の対策法案は与党(自・公)側は一刻も早くあげてケリを着けたい』法案でもあった。自民党の統一教会の関係を断ち切ったと見せるために】
これに、維新も立憲民主党も最終的には合意したが、そもそもなぜ、立憲民主党が最初から組んでいたことも解せない。
この「救済法案」には、欠点だらけではないのか。
被害者の声を聞いて修正していないでそのまま採決しているからだ。
これでは、彼女ら被災者を本気で救済できるはずもない。
【最終的な法案修正は、党首会談での政治決着とも報道されていたのだが……】
現実には密室での不透明な協議で、配慮義務に「十分な」という一語を付加しただけの、この上ない微調整による灰色決着となった。
果たして、これで実効性のある予防・被害者救済の法律ができると言えるのだろうか。元2世信者や被害者・弁護団からは「未完成の60点の法案」と評判は芳しくない。
法案化したのは一歩前進ではあろうが、もっと審議を尽くして、もっと実効性ある法律にできたはずであり、残念で仕方がない。
現行の法体系が、統一教会の横暴から被害者を救済する立法を許さない、などということは考えられない。むしろ、新法案は短時間で安直に作られたものという印象を拭えないのだ。
新聞各社も今日あたり社説が出るであろうが、どういう解説をするのか?
これには、注目しなけばならない。
【旧統一教会 被害者救済法案きょう成立へ 土曜日の審議は異例 NHK 2022年12月10日 5時31分】
旧統一教会の問題を受けた被害者救済を図るための新たな法案は、国会会期末の10日、参議院本会議で採決され、可決・成立する見通しです。
旧統一教会の問題を受けて、悪質な寄付を規制し、被害者救済を図るための新たな法案は、国会会期末の10日、参議院の特別委員会で岸田総理大臣も出席して質疑が行われます。
土曜日に国会審議が行われるのは異例のことです。
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Twitterの反応ーー。
ーー以下略ーー
【救済新法の「禁止規定適用範囲」は、消費者契約法上の「取消対象の困惑類型」範囲を出るものではない】
その禁止規定違反に対する制裁は、寄附の取消だけでなく、行政の関与による勧告や,是正命令・法人名公表などもできるようにしてはいるが、けっして「画期的な法案」でも、「ギリギリまでできるところを詰め切った法案」というほどのことでもない。もっと審議を重ね、もっと加害被害の態様を見極めた法の成立が望ましかった。
【被害者は多くの場合、洗脳(マインドコントロール)下で「困惑」せずに高額の寄付をしているという事を考慮すれば】
「自由な意思を抑圧しない」という配慮義務規定を禁止規定として、「困惑類型」と同等の法律効果を持たれることができれば、画期的立法になるだろうが、そのためには、もっと徹底した審議を尽くさなければならない。
政府、岸田政権が、「それが放棄」した。そのことが残念である。
結局は、施行後2年の見直し、シッカリと本気でやるのかを規定するしかない。
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#会期延長