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「アジャイルマニフェストを大切にした組織作り」に参加しました
テーマは『IIJ社が目指す「アジャイルになる」ってどういうこと?~アジャイルマニフェストと組織作り~』。参加者は約100名。
組織の変遷
2017年 アジャイルを始めた
2021年 スクラムで運営する組織として独立
楽しく仕事ができるようにしたい。
その姿を目指して行きついたのがアジャイル。
組織・チームがアジャイルになるために
事業計画といえばこうなる。
・事業計画として目標が設定される
・部、課の目標を設定する
・そして「方針策定⇒年間実行計画⇒定期確認⇒計画修正」
そうではなく、こうしていった。
・ビジョン、ゴールを策定する
・仮説検証してフィードバックする
・仮説検証をスクラムで短いサイクルで回す
アジャイルな組織とは
「顧客やトレンドの変化に対して敏感になり、素早く適応できる組織」
「変化し続ける組織」
そのために外部からの情報を得る。外部から情報を渡す。
チームが目指す姿
チームとしてはこうありたい。
1.メンバーがチームに愛着を持つ。
自分ごとで考える。
当事者意識が生まれる。
2.安心してぶつかり合える。他人を理解してリスペクトしあえる。
3.顧客と同じ目線で会話して過大解決できるチーム。
現状と発生した課題
・信頼関係の薄さ
・タコつぼ化
・当事者意識の薄さ
取り組んだこと
■失敗事例(品質向上活動の事例)
ドキュメントを作りましょう、で失敗した話の紹介。
文字だらけのドキュメントは読まないであろう。
だから、絵本を書いて渡せば呼んでもらえる。
という仮説を立ててやってみたが、品質はあがらなかった。
ドキュメントを渡せば品質があがるなんていうことはない。
そう。プロセスやツールよりも個人と対話を!
チームビルディングについて
1~2時間ではなく5日間!
レゴスクラム体験を実施する。
成功体験、失敗体験を伝え合う。
目指すものを明確にする。
チーム名を決める。これ大事。愛着がわく。
時間を惜しまずやる。
お客様にも説明。お客様にも入っていただいてチームビルディングする。
チームビルディングのメニューはお客様と一緒に作る。
メンバーを理解することで会話の質が上がり、チームとして早期の立ち上がりを実感できる。
信頼関係の構築(前提を整えよ!)
目的:
指示命令ではなくゴールに向かって自走するようになる。
対策:
とにかく接点を増やす。
デイリーふりかえりなど、日常に参加する。
自然体になれるように顔を出す。
効果:
相談事が増えた。モヤモヤ、案件の進め方など。
相談しようという流れができてきた。
組織運営するチーム(NOCKnock)
Q)メンバー間の信頼関係を高めるために工夫していることは?
A)ペア・モブワークを取り入れている。
モブワークの例
アーキテクチャ検討
ペアワークの例
プロダクトバックログアイテムに対応する
常時カメラON
監視が目的ではない。
コミュニケーションの質を上げることが狙い。
一番伝えたいメッセージ
アジャイルマニフェストをチームや組織で読み返して欲しい
4つの価値・12の原則