見出し画像

「自他の橋渡し」の取り組み

この記事はシン・アジャイルのAdvent Caledar 2024、14日目として書いています。

 今年をふりかえり、何をしてきたか、どうだったのかを書いてみます。(大した成果は出ていないことを予め宣言しておきます)

自他の橋渡し

 ほんのわずかでも偶発的な出会いが生まれれば、そこから何かが変わったり生まれたりするはず。その一心で、今年は「自他の橋渡し」をテーマに取り組みました。私自身も学びながら過ごせたことと、少しずつ変化が生まれる様子を体験できたことを嬉しく思っています。

 これまでも組織外のイベントに参加したり紹介したり、参加を促したり引き入れたりしてきました。今年はできるだけ多くのものをと思って取り組んできました。自組織における私のミッションはこれではないので、たぶん、これ以上増やせません。が、周りを巻き込みながら続けていきます。

1.組織外のイベント紹介
83件のイベントを紹介。7~8件/月のペース。
各種イベントや勉強会の紹介。オンライン、リアルを問わず一言添えて。あきらかに何らかの宣伝メインのものや自組織の取り組みと関係が無いものを除き、概要やおすすめポイントなどを紹介してきました。

2.イベントへの参加
32回。下記のものなど2~3回/月のペース。
現地に行けるときは可能な限りオフサイトで参加しました。

RSGT(初)
 初の参加を現地で。OSTも初体験。
デブサミ(10数回目)
 今年も現地で参加。サイン本をいただく。
XP祭り(10数回目)
 初登壇。キャンパスのリアル開催が懐かしい。
 オフサイトで開催して欲しい(望)。
 来年は叶うかも。
Agile Tour(初)
 横浜初の開催で初参加。事前把握が不十分。
 次回も参加したい。もっと関われるはず。
Agile Japan(3回目)
 3年連続の現地参加。サイン本をいただく。
 年明けにサテライトを開催する予定。
 組織内の勉強会もやりたい。

3.イベント参加のレポート
 22件。10月以降はいろいろとありまして、手が回らず一部のイベントレポートはバックログに積んであります。12月で手が空くので後追いで出していく予定です。

4.組織外の場所・人のところに組織内の人を連れていく
 6人。これは大きな進歩。人数の多少ではなく実現できたことが大きい。本業と直結しない取り組みなだけに、タイミングや機運の大切さを感じています。少しずつでも広げたい。

5.組織外の人を組織内に連れてくる(来ていただく)
 3人(3組織)。多いのか少ないのか分かりません。来ていただくとなると組織のルールが障壁になるような気がしていたのですが、実際にやってみたらいろいろと大丈夫なことが分かりました。これはもっと拡大したいしできるはず。これも大きな進歩。ともに参加してコミュニケーションが取れたことが大きい。継続して広げていきたい。
 今回のご縁により、年明けにもうひとつ新しい出会いが生まれます。

 皆忙しい状況でそれぞれの事情を抱えていて興味の対象も様々です。そもそもそれぞれのミッションは別にあり、「共に参加」する機会を増やしたくてもなかなか難しいということを実感しています。それでも、いつかふとしたときに「そういえばあの時…」と気付いてもらえればと、残せるものを残していきたいと思います。

 夜の時間帯、土日のイベントなどは、間違った声のかけ方にならないようにやんわりと紹介しながら折を見て促しています。参加が難しい状況にあるならばと、今年は「自他の橋渡し」の量を増やして質を変えるチャレンジをしてみました。

 これまでの知見だけを頼りに事に当たるのではなく、”外”からの気づきとフィードバックを得て学びながら、この先の進み方を決めていくことが、業界を問わず求められていると感じます。
 予め正解がなく、環境の変化が激しい状況であるからこそ、これまでの成功体験や蓄積してきた知見を認めつつ、継続的に学びを糧としてチャレンジする。たとえ失敗したとしても、そこから新たな学びを得て次へ進む。失敗の本質は学びを得ることにあると信じて。

組織において
自分自身のミッションは定められていても、
人生のミッションは
誰かに与えられたわけではない。
ボーダーラインを超えて新たな明日へ。

The CREEK is here.

いいなと思ったら応援しよう!