小説同人誌(文庫本)制作について
今までA5では、同人誌を制作したことがあっても初めて文庫本に手を出しました。小説を書いてると、つい憧れを抱いてしまう文庫本。敷居が高い……つくるのめんどくさそうと正直自分も思ってました。
でも! 声を大にして言いたい!!
敷居は高く無い。それに、手にした時の感動たるや……。みんなに知って欲しいし、ぜひ文庫本を作ってみて欲しいです。(私自身も、電車で小説を読むので、カバーつけていれば、普通にもって歩けるし!)
・文字数、構成を考える→これを考えて実際のページ数のあたりを付けます。それが終わったら、印刷所を探す! 文庫本はどうしてのA5より格段にページ数が多くなってしまい、しかも割高な印刷所が多いので、出来ればリーズナブルで、印刷の評判がいい所でと思いながらリサーチしました。(早割は、自分の遅筆が仇になり利用できないので、普通でも安い所を探す)
最終的に、私はコミック●ールさんを利用させていただきました。
小説ソフト:Word2010 幅105mm/高さ148mm 余白:上14mm/下11mm/内側11mm/外側18mm/閉じしろ0mm 印刷形式:見開きページ 文字数:40文字 17行 フォント:游明朝 ヘッダーフォント:はれのそら明朝
それで一心不乱に書き上げます。その後、「ーー」というダッシュを繋げるために、ダッシュだけMS明朝で置換設定で変換します「-」を200%にして。体裁を整えたら、フォントを埋め込んでPDF変換をし「5-285」という風にページごとのファイル名にして保存して本文は完成です。
そのほかに、イラストをお願いしていた方から「使っていいよ」と言われたキャラシートをグレースケール変換をしてから、Wordに埋め込んでPDF変換もしました。
そして、最後にカバー。今回、キャンペーンで無料でトワイライトPP加工をしていただけたので、それを使わせてもらいました。『MediBang Paint Pro』で自分でカバーを作りました。コミック●ールさんは、用紙やページ数を選択すると自動的にテンプレートをダウンロードできるので、本当に助かりました。
こんな感じで、文庫本みたく裏表紙にあらすじなんかつけてみたり……。偏光加工なので、本当にキラキラして素敵でした。ISDN(国際標準同人誌番号)を取ると、売り物みたいにバーコードを発行できるので、とてもおススメですよ。
そして、1つの依頼で名刺100枚刷ってもらえるので、両面印刷にしてしおりにも使ってもらえるようにキャラ紹介の名刺を作成しました。
10/14(日)名古屋コミティア E-41/10/21(日)JGARDEN な-22aでサークル参加していますので、よければ覗きに来ていただけると嬉しいです。
※他にも、ベルベットPPでカバーを刷ってもらったりと素敵に仕上げてもらいましたよ。