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ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』をアメリカで見た。Back to the Future: The Musical

ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 / Back to the Future: The Musical をアメリカで見ました。

※観劇素人の感想です。
書いた人がミュージカルに対してどの程度のレベルかは、本記事の一番下に書いておきます。

※ネタバレを含むのかもしれません。
観劇素人ゆえ、一般的にどこまでがネタバレとされるのかわからないのですが、デロリアン周りの演出について言及している内容もありますので、ご留意ください。






概要

・大道具のデロリアンがかっこいい
・映画のメインテーマの音楽が使われていてかっこいい
原作ファンなら見に行って損はないのでは
原作ファンではないけどミュージカルが好き、という人にお勧めできるかは不明(自分がそうでないので)。でも、デロリアン周りの演出は素晴らしかったので、日本でも同じ演出になるなら、車が時間旅行するシーンが好きなら行って損はないかも

観る前

・映画は、1だけ視聴済みで、1はけっこう好きな映画。
・英語なので、ちゃんと聞き取れる自信がない。ストーリーが原作から大きく改変されていないといいなあ。
バック・トゥ・ザ・フューチャーのテーマ音楽が好きなので、それが使われたらいいなあ、権利の関係でミュージカルでも使えるのかわからんけど。

感想

デロリアンがかっこよかった

・デロリアン周りの演出がかっこよかった! 舞台上の大道具の使い方には詳しくないのだが、デロリアンは舞台上でけっこう動き回っていた(たぶん、舞台上の床が回転する仕掛けで、それに乗っていたのだと思う)。
・デロリアンの動きに合わせて舞台奥へ投影された映像が動くことで、デロリアンがロサンゼルスの街中を走り回ったり、時間旅行をしたりする状況が迫力満点で表現されていた。
・特に一部のクライマックスシーンでは、舞台奥の映像に加えて舞台手前にも透明の幕が下りてきて、舞台手前にも映像を投影することで迫力が増していた。
・そして、最後の2につながるシーンのデロリアンの映画再現も素晴らしかったですね。そこまで仕込んでるか! という。

映画のテーマ音楽が使われていてよかった

・まず、最初の曲で、テーマ音楽のフレーズが使われていた(と思う)。その時点で、原作ファンに対するアピールというか、「このテーマ音楽も使えるよ! 期待しててね!」というメッセージを感じた。
・あのめちゃくちゃかっこいいテーマ音楽がクライマックスで使われていて、デロリアンの演出と相まって最高だった。

キャストについて

・(観劇素人ゆえ、そもそもキャストと呼ぶのが適切なのかよくわからないが)特段違和感はなかった。父親の過剰なヘタレ演技や、ビフのいじめっ子ぶり(と、腕の筋肉)がよかった。

曲について

・正直、英語で何を言っているのかよくわからない部分も多かった、その点ではやはり、原作を視聴したことのある人向けだろう。日本語で観ると違うのかもだが。
・曲は、全体的によかったと思うが、どれがめっちゃよかったとかは特にない。映画から使われているメインテーマの曲がかっこよすぎるということで。

その他

・ストーリーの大筋の改変はなかったと思う。プルトニウム入手源であるどこかの国の過激派の件はなくなっていたが。
・女性のバックダンサー?にサザエさんみたいな髪型の人がたくさん出てきて面白かった。当時の流行りだったんだろうか。
・中盤~終盤ぐらいで、唐突にスターウォーズのネタがぶっこまれたのは謎だった。日本でもあれをやるんだろうか?
・ビフは、改変された現代ではヘタレになっているので、髪型もヘタレになっている。カーテンコールで登場するときも、ヘタレた髪型なのが、しょうがないけど残念だった。
・貧乏×円安なので、端の方の安い席のチケットを取っていたのだが、開演15分ぐらい前にスタッフの人が、「無料でアップグレードしようか」と話しかけてきて、なぜか真ん中の前の方の席に移動できた。大変ありがたい。


書いた人がミュージカルに対してどの程度のレベルか

・音楽全般は好きだが、ミュージカルは人生でも何回か観たことがある程度。
・キャストの違いとかを楽しむレベルでは全くなく、いい曲だなあとか、大道具がかっこいいなあ、ぐらいの気持ちで観ています。
・好きなミュージカルは『ミス・サイゴン』。サイゴン陥落の音楽が好き。

映画バック・トゥ・ザ・フューチャーの好きなところ

・母に惚れられるというコメディあり、父親と母親のロマンスあり、マーティとドクの友情あり、両親をくっつけられるのか?未来に戻れるのか?というサスペンス(?)要素ありといろんな要素が入っていて、ストーリーが面白いのがいい。
・主人公が全部持っていくのではなく、ロマンス要素は父親に振っているのもよい。

関連サイト

英語版サイト:https://www.backtothefuturemusical.com/

日本語版サイト↓ 日本での公開は2025年4月からのようです。


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