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#2

毎日何を書けばいいのか、思ったより書くことがない。
自分の手帳にちょっとした日記をつける気分で書くには大掛かりすぎるし、
かと言って今日のご飯のみを記録するのも味気ない。

このご時世、同人イベントというものが本当に減った。
自分はかれこれ中学生頃からずっと参加しており、
高校生になってからはサークル参加を年間4〜5回する重度の同人オタクだった。
昨年初めに帰省と被って参加しなかったイベントに仮にサークル参加していたとしても、
実に一年半はイベントの空気を吸っていないのだ。
新刊という名前のコピー本の締切に追われることもなく、至って空虚である。
オンラインイベントというものの存在は知っている。
それに参加して新刊を出すことで、少しはこの空虚感やらなんやらが消えることも分かっている。
でも、それが出来ないのだ。どうしても。
あの空気感に戻れないのならば、一万円を払って作ったたった一人のための本を作る意義がない。
在庫の恐怖はとうに捨てた弱小ジャンルのオタクだが、それでもやる気が起きない。
最近ではネットプリントという形でこの気持ちを昇華することも可能らしい。
やらないよりはマシなのだろう。

試験のための勉強を始めた。他の人と比べたら遅いがこれもいつものことである。
結局、マイペースに何かをし続けることにのみ意味があるのかもしれない。

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