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望まれているつもりになっていたけれど誰からも頼まれていなかったこと

※366日間チャレンジ、211日目。

誰かが、これを私に望んでいるに違いない、と思い込んで行動を起こしてみたものの、よく考えたら実際には、誰からも頼まれていなかった、ということに気づいて愕然とする・・・みたいなことを、体験したことがある人は、きっと私の他にもいると思う。

私の場合は本当に笑ってしまうくらいトンチキだ。
別に頼まれてもいないのに、はりきって世話を焼いてしまい、自分が消耗するくらい頑張りすぎてから、ハタと気づく・・・

「あれ?これ、そういえば、頼まれてなかったね・・・?」

おせっかいとか、世話好きとかいう言葉で済んでいるうちはまだいい。
私は、自分にもし子供がいたら、相当やばい母親になっていただろうと思う。
子供が授からなくて良かったとは全く思わないが、その点は、可哀想な目に合わせることがなく済んだな、と思う。

私の場合、これが、妹の娘たち、すなわち姪っ子たちに矛先が向く。
なるべくそういうトンチンカンなことをやらないように、やらないように・・・とブレーキをかけているつもりなのだが、どうしても、やらかしてしまう。

姪っ子たちは、とっても優しいので、私のそういう行き過ぎたおせっかい、出過ぎた真似について、ピシャリと拒絶してきたりはしない。
やんわりと断ってくれる・・・そうやって、30以上も年下の姪っ子たちに気を使わせてしまう、情けない伯母である。

先日もそれをやってしまった。
私は、姪っ子に嫌われるかもしれない・・・と気を揉んでいたが、逆に向こうは、私に嫌われるかもしれない・・・と気を揉んでいたそうだ。

お互いに同じ取り越し苦労をしていたわけで、さすが血縁と笑ってしまった。

これは、私の母もそういうところがあって、そっくりそのままである。
母の一方的な愛ある思い込みによって、いろいろと迷惑を被ってきた私と妹。
愛情を原動力として、暴走機関車になってしまった悪気のない人を止めるのが至難の業なのは、小さい頃から嫌というほど知っている。

うん、ママは、私のことが大好きで大好きでたまらないんだね、ありがとう、その気持ちはほんとにありがたいよ、でもね、それ・・・

・・・マジで本当に要らないからぁ〜〜〜〜!!!!!

と、何度思ったことか・・・。

なので、本当に、気をつけたい悪いクセなのである・・・。

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