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人間の体は人形じゃない、獣だ。
※366日間チャレンジ、242日目。
普段、コンクリートの塊の中に暮らして、虫もいなけりゃカビも生えていない、無菌状態みたいなところにいると、自分の体が、自分が完全に管理できる人形の様なものに思えてくることがある。
でも、人間は、動物だ。獣だ。
臭うし、脂ぎるし、髪も爪も伸びるし、排泄する。
お天気に気分が左右され、お腹がいっぱいになったら眠たくなり、運動したら汗をかく。
なんか、そういう、当たり前に動物だってこと、つい忘れそうになる。
簡単にコントロールなんてできない、野生動物なのだ、私は。私たちは。
自分が気に入らない場所に生えている毛を執拗に抜いてツルツル肌にしようとし、生えていてほしい場所に毛が生えていないことに
「なんで生えていないんだ」
とストレスを感じ、お腹周りが太くなってきたら
「歳のせいだ、怠惰のせいだ、体質のせいだ、遺伝のせいだ」
とそれを否定的に捉えて自分を責める材料とし、家の中に落ちている毛を見つけては、なんでこんなに毛が抜けるんだとビックリする。
獣なのになー、自分。
なんでこんなに、野生動物である自分の体を、自分でコントロールできるつもりで、あるいはコントロールしなければいけないと思い込んで、自分に鞭打って生きてきたんだろう。
自分の体を、コントロールできると、コントロールしなければいけないと、思い込まされたのは、やっぱり教育だろうか。
学校生活が最初だったんだろうか。
ほんとに、教育とは、洗脳だ。
その、自分でも忘れているくらいに思い込まされた謎設定の呪いを、自分で解かなくてはいけない時代になってきたと思う。
もう、その呪い、手放していいよ。