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いい歳なのに、ワンピースをちょっとだけ語る②「ドレスローザ編」     ~注)ネタバレしてます~

ワンピースの中で私が好きなパートは、「ドレスローザ編」と「ウォーターセブン編」なのだが、中でも「ドレスローザ編」はより完成度が高く、感動も大きいと思った。

===余談です===
ワンピースほど熱烈なファンが多い漫画もあまり無いと思うが、ワンピースが嫌い、または途中リタイアした
人も多いと聞く。理由はだいたい次のような感じである。
・全体としても、1パートも話が長い
 →確かに長いけど、こんな壮大なストーリーと多くの人物を考え出した、 
  尾田っち(尾田栄一郎先生)天才中の天才だと感心するばかり。
・格闘物、スポーツ物に多いアニメが中々進まない現象
 →これはアニメを漫画が追い越さないよう繰り返しが多い、すぐそこなの
  になかなかたどり着かない
  描写が多くなってしまう。私はこれは仕方ないと思っている
・お涙頂戴シーンが多い
 →これは私も同意する。がしかし最近のヒーローアニメに良くあるパター
  ンであり、読者が求めているのだろうとこれも割り切っている。
・登場人物が多過ぎて、集中して見ないと誰が誰だか分からなくなる
 →これも確かにと思うが、7割分かっていればいいじゃんと思うようにして
  いる。

ということで、「俺にはワンピースの良さが分からん!」とか言わずに気楽に見ればいいのにって思っている。もう既にドラゴンボールと並んで世界で100年語り継がれる日本を代表する漫画になってしまっているのだから、
否定してもカッコよくは無いかな。
===

さて、そのドレスローザ編であるが、私の好きな中世イタリア(ローマ帝国)を舞台にしているところがお気に入りポイントの一つ。そしてルフィー以上に主人公の扱いなのが、ブリキのおもちゃの兵隊さんと女性剣闘士レベッカ。そのおもちゃの兵隊は片足で、実はレベッカの父親なのだが、悪魔の実の能力者によっておもちゃにされると同時にレベッカから父親であるという記憶が消されれている。しかも無残に奥さんを殺されている・・・



という設定。敵はワンピース史上最も腹立つ悪役で悪魔の実の能力が覚醒までして強烈に強いドフラミンゴ。おもちゃの兵隊が元の勇者の姿に戻って、レベッカの記憶が戻るところが最も泣けるシーンなのだが、ここは2回目見てもかなり感動した。

さて、ワンピースは最終章に入って、これから展開が速くなるはず。それはそれで色んな謎が解けて(伏線回収)いくだろうから楽しみだが、やっぱり主役をじっくり書き上げた「ドレスローザ編」が最高傑作かなと思う。

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