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上七軒

京都に行った時、上七軒に足を運んだことがあった

そして、入ったお茶屋でここでのルールを教えて欲しいと頼んだのだった

京都勤務の時期もあって、一度行ってみようと思っていたのだ

「一見さんお断り」は知らない訳では無かったので、実際に聞いてみるまでは少し緊張したのだった

入ったお茶屋の女将らしき人は、しっかり教えてくれた。

普通は紹介してもらい、中に通してもらう。伝手が無い場合は、最初お茶屋に何度か通う。そして、舞子さんに会いたい場合はお店に頼み、それでも伝手が無い場合は、知り合いの人になってくれる人を紹介してもらう、と

次いで、どうしても言うのなら、舞子さんとお話もできる所があると言ってもらった。折角なので行くことにした

教えてもらった場所に行くと、果たして舞子さん達が接客していた

見た限り、観光客という訳ではなく、企業の人が多く来ているようであった

応対してくれた舞子さんはお箸の袋で折り紙をしてくれた。次いで、日頃は稽古事で忙しく、近くにが舞の発表会があると言っていた

出ているのは、おつまみとカップの焼酎にグラス

お酒のレパートリーはこれだけなのかな?

念願果たせたけど、色々考えた一日であった

ちゃんと調べてからがいいなと思ったのはその時であった

正直、舞子さんは少ないのかな、と思った

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