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事業作りは『チェック』が全てを握る。PDCAを意識するならCを徹底しよう。

みなさんこんにちは。
笹本康貴(ささもとこうき)です。

今回は、事業作りやプロジェクト推進において必要なことをお話しします。

私はこれまで大小限らず様々な事業の立ち上げやプロジェクト立案に携わってきました。ポジションはプロジェクトマネジメント(通称PM)からマーケティング責任者・広報責任者など様々な側面で関与してきました。

この経験を得て事業作りやプロジェクトを推進する上で大事なことがいくつかありますが、今回はそのうちの1つをお話しします。

まず結論からお話しすると、事業作りやプロジェクト推進で大事なことは「チェック作業を徹底すること」です。

そもそも事業やプロジェクト推進する上で「PDCAを回す」ことは当たり前に大事なことであり、昨今ではそもそもPDCAを回すという表現が時代遅れだとも言われています。

今回は分かりやすくPDCAを元にお話しします。まずはじめに基礎的な振り返りです。

P:Plan(計画)
D:Do(実行)
C:Check(確認・評価)
A:Action(改善)

<参考:PDCAサイクルとは? メリット、デメリットやOODAとの違いを解説

今回は、この中でも特に『C:Check(確認・評価)』が大事というお話です。この理由を詳しく見ていきましょう。

失敗の原因:施策がやりっぱなし

まず上手くいかない事業やプロジェクトの典型的な原因は、施策がやりっぱなしということです。

これはベンチャー企業やスモールスタートで行うプロジェクトあるあるですが、大まかな方向性やKGI・KPIを設定し「まずはアクションしよう!」とDo(実行)するケースが多いかと思います。

この流れには私も賛成で、計画だけ緻密に立てていても行動しないとほとんど意味がないので、まずは実行することに一点集中することは大事です。

ただし、その後が「やりっぱなし」のケースが多い企業やプロジェクトチームは基本的に上手くいかず、なぜか「計画が悪かった」という結論付け、「計画を練り直し実行する負のループ」に走ります。

大事なことは「実行してみてどうだったのか?」としっかり確認と評価付けをすることです。ここを疎かにすると、上記のような負のループに陥ったり、やってもやっても成果にならないという結末になります。

改善策:確認・評価を仕組み化する

では、この『C:Check(確認・評価)』を行う上で大事なことは、仕組み化の徹底です。

この仕組み化も方法はいくつかありますが、ポイントが2つあります。

まず1つ目は、実行する前に確認・評価の振り返り方法を検討することです。

具体的には、「どれくらいの頻度で振り返りを行うのか?」「どのような項目で振り返りを行うのか?」を事前に明確にすることが大事です。

あまりよろしくないケースは、実行してから出てきた結果に対して、あーでもない、こーでもないと「意見」だけ出るが、次のアクションに繋がらないことなので要注意です。

なので、事前に実行する前に「評価の仕組み化」が重要になります。

そして2つ目は、意思決定者を事前に決めておくことです。

これはPDCAを高速に回し改善するスピードを高める上でとても大事なことです。よくあるのは、結果に対して様々な方面から意見が出ることは良いですが、結局最終的な責任の所在が不明確であり次のアクションに導く人がいないケースです。

なので、事前に「誰が最終的にケツを持つのか?」を明確にして、その責任者が評価を行うと仕組み化まで行えると良いでしょう。

今回は事業やプロジェクトを推進する上で大事なことをお伝えしました。これから新規事業を行う方や現在のプロジェクトが上手くいってない方の参考になれば幸いです。

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笹本康貴(ささもとこうき)

1992年生まれ 千葉県出身
2016年 法政大学 卒業、新卒としてサイバーエージェントグループ会社に入社。新規営業として大手飲料・食品メーカーにウェブ広告媒体の販売並びに、小売店に対する店舗集客ソリューションの提供に従事。
2019年 マーケティング戦略策定を主軸に独立。
2021年 re株式会社を設立し、現在に至る。

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